歳月。
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移り往く花の色。
生命の終わりと始まりを、
静かに刻む時の音。
彼方へと渡すことばはもう、
なにひとつ形にならなくても。
再生を約束する。
この全地がいだく愛に懸けて。
・・・昨日訪れた、栃木県栃木市「花之江の郷」より、秋の色と鼓動の一片を。
この場所がもつ独特の空気は、
開花するその瞬間まで忍耐強く支え護る大地の強さと優しさを、
そこはかとなく感じさせてくれるのです。
9月11日、あの空前絶後の大災害から今日でちょうど半年。
ひどく長かったような、短かったような、不可思議な思いでこの日を迎えました。
半年前のこのときまで、私は慣れ親しんだ職場に通い、
それを当たり前のことと信じていました。
慌しく買い換えた3月12日以降の通勤定期券がもうすぐ切れるのを見て、
いまだ整理のついていない複雑な思いを抱えている自分に気づきます。
この震災によって、幾多の人々が遭った出来事、
自分の身に起きた出来事、様々な事実と思いを通して、
私は本当にいろいろなことを教えられました。
生きていることにまず感謝をすること、
多少の苦難に即座に怒りや悲しみで反応するのではなく、
生きているの奇跡の前には、どれも大きな問題ではないと悟ること。
そして、見える見えないに関わらず、すべてのものに命が備わっているということ。
命あるすべての存在を、できるだけ大切にし尊重すること。
私はあの日まで、本当の意味での「感謝」「尊重」を
まったく理解していなかったようにさえ感じます。
あと半年の歳月を重ね、1年が過ぎたときに、
私は何を思うのだろう・・・今は漠然と、呼吸をするようにそのことを考えています。 |






