Yukky's ワールドウォッチングα

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人気の菓子チェーン〜香港36

 お菓子といえば,スーパーやコンビニなどどこでも売られているが,香港には菓子の専門店チェーンがある。袋詰めでなく量り売りが基本で,現代的な菓子や菓子とはいいがたい干し肉までも売っている。食事以外に食べるものは何でも売られているような摩訶不思議なショップだ。日本のコンビニでもおやつ用のミニ菓子が販売されているが,こちらは専門ショップである。香港のあちこちにあるので,小腹がすいたときに自分用としても使えるし,土産用としても使える。面白いのは箱入りの日本の菓子を売っていることだ。箱入りの菓子というのは,よく観光地で見かける会社や家用の箱入りバラマキ菓子の類である。といっても日本のものとはどことなく違う。箱も中身も日本語表示なのだが,菓子チェーンが自ら作ったような箱入り菓子だ。ちゃんと日本の地名が入って堂々と売られているが,地名の文字の大きいのが何とも露骨である。香港では日本製の菓子が人気であることはうなづけた。
 菓子チェーンの最大手は『優の良品』である。ひらがなの「の」は香港ではごく普通に使われている日本語の表記なので,香港での表記も「優の良品」である。香港のいたるところ(空港や駅,大きな通り沿い,雑居ビルなどまで)に出店し(最近は近隣国にも出店している),中国本土からの観光客の土産としても重宝がられている。続いて二番手は『零食物語』という一風変わったネーミングのチェーンである。以上の二つが菓子屋チェーンの双璧だろう。『零食物語』は小規模な店が多く,『優の良品』ほど品揃えはないが,こじんまりしている分,ショッピング街の空きスペースに収まっていることが多い。 菓子のパッケージには日本語がやたら並び,素通りするだけでも日本語が目に飛び込んでくる。香港では北海道がとくに人気のため,「北海道」「雪」「牧場」などをモチーフにした菓子が人気らしい。ほとんど日本で売られている菓子を持ってきて並べてあるような気がするが,ライセンス生産であろうから,香港や近郊の中国本土で生産しているらしい。『優の良品』は量り売り,『零食物語』はパッケージ売りと,売り方に多少の差異はみられる。どちらの店も1度は寄って買ってみると面白い。香港で街を歩いていると必ず目にする店だ。

↓『優の良品』
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↓『零食物語』
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 日本にも菓子専門の小売チェーンはあるが,残念ながら量り売りはしていない。また干し肉など菓子以外のものは売っていない,などサービスの面で香港の菓子チェーンにはとても及ばない。

 アジア以外はβバージョンをご覧ください!
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皇后碑広場に集まる人々〜香港35

 香港島中環(チュンワン)駅の東側に小さな空き地がある。空き地といってもきれいに整備され,ミニ公園風になっている。道路を挟んだ南側の広場と併せて,ここは「皇后像広場」とよばれる。すぐ目の前(南側)に香港の裁判所が建ち,さらに北東の方向を見上げると,ここは中国の一部だということがわかるビルを目のあたりにする。そのビルの壁面には「中国人民解放軍駐香港部隊大厦」と書かれ,中国本土の軍隊が駐留している。威厳を放つビルで,まるで「香港は中国の特別行政区で,自由経済は保障するが,それ以外は中国共産党が口を出すよ。」と言っているかのようだ。しかし,このビルも香港の観光には一役かっている。というのも,このビルは,毎日午後8時から13分間,ビクトリアハーバーで行われる『シンフォニー・オブ・ライツ』の香港島側にある,レーザー光線を放つ20のビルの一つなのである。人民解放軍が観光に加担するのは不思議であるが,香港は観光でも大いに繁栄しているので,香港が繁栄すれば中国も繁栄し,中国共産党や人民解放軍も潤うという構図だから当然と言えよう。

↓皇后像広場
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↓広場の中心
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↓香港の裁判所
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↓中国人民解放軍駐香港部隊ビル
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 ところでこの広場,ふだんはわりと空いているのだが,日曜になるとどこからともなくフィリピン人の女性が集まってくる。実はフィリピンは,海外で働き,その稼ぎを本国へ送る人が500万人もいる国だ。つまり,在外フィリピン人の収入が,フィリピン国家を支えているといっても過言ではない。香港では富裕層を中心にメイドを雇うが,そのほとんどが今やフィリピン人である。故郷を思い,孤独感をしばし忘れ,仲間意識を共有するために,日曜日になると,香港中から彼女らがここに集合し,お互い故郷のことや近況を話し合ったり,ラジカセで音楽を流して聞いたりしながら,ひと時を過ごすのである。他にもこのような集合場所は香港内にあるということだが,ここが最もポピュラーらしい。フィリピン人メイドがいるから,香港では子どもがいても女性がバリバリ働けるのだともいえる。日本では東京・アキバにメイドがたくさん出没するが,彼女たちは普段富裕層の家でメイドをしているわけではない。フィリピン人のメイドの方がはるかに勤勉で,よく働くので,アキバのメイドと一緒にされては,フィリピン人のメイドが甚だ迷惑だろう。

↓広場の前の歩道には日本の観光庁が富山をアピールするポスターを貼っていた
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快適性抜群のチャンギ国際空港

 シンガポールのチャンギ国際空港は世界の航空業界から名だたる賞をいくつも受けている世界最上級空港のひとつである。ターミナルは3つあり(ゲート数は合計92,ちなみに日本の玄関成田はターミナル2つで66),それぞれのターミナルはそれほど離れているわけではないが,SKYTRAINという新交通システムで結ばれ,乗り継ぎはいたってし易い。格安航空会社(LCC)向けのバジェット・ターミナルもあるのだがまもなく廃止され,ターミナル4の建設に取り掛かるということだ(ターミナル4がLCC向けとなるらしい)。飲食・物販の店舗が成田よりもはるかに多く,それぞれに上品さが感じられる。店舗を見て,飲食をしていると,2時間程度の待ち時間だけではとても足りない。空港内には,熱帯樹や植物が多く配置され,熱帯の空港らしい雰囲気となっている。空港内の大部分は天井が高く,広々した設計になっている。さらに,乗り継ぎ客が多いため,もちろん24時間オープン空港である(成田は24時間空港ではない)。乗り降りしたい,寄りたい,と思わせる演出のある空港には間違いない。

↓チャンギ国際空港第1ターミナル
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↓近隣国はもちろん欧米からも人が集まってくる
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↓フライトインフォメーション
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↓イスがオシャレ
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↓カフェなどもゆったり感がある
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↓香港のワトソンズも入っている
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↓フードコートでは,ニョニャ料理や中華が中心
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↓ジュットスターアジアのハブ空港でもある
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ウブドの市場(後編)〜バリ島14

 ウブド市場の中で建物に入っているのは主に衣類,民芸品などを売る店で,どこも間口が狭く,小規模だ。長い間展示されていて誇りっぽいものもなくはないが,品数はわりと豊富なので,市場外の専門店よりは掘り出し物はありそうだ。一方,テント張りの店舗は民芸品も多いが,食べ物も多い。食べ物は熱帯のフルーツやバリの菓子、などである。お供え用のチャナン?もいたるところで売られている。他のアジアの市場のように,飲食屋台がないのは,スペースがないからだと思われる。市場全体がごちゃごちゃしていて,意外と狭い。東西は150m,南北は60mほどしかない広さの場所である。そこに200〜300店舗くらいは入っているだろうか。観光客の多い市場だけに,木彫り系の民芸品やバティックなどの布を売る店は多い。ときどき日本語で,「ローレックス500円」と声を掛けてくるおじさんもいる。無視しながら,「そんなわけないだろう」と自然とつぶやいてしまう。午前9時ごろに歩いたが,売る人は多いのに,客はまばらで,その多くは欧米系の人たちである。南部のクタ周辺からのウブド日帰りツアーでは,市場に寄ることはあるが,時間帯はもっと後である。ウブド滞在の日本人はここに何時くらいに来るのかはわからないが,日本人の姿を市場を去るまで見かけなかった。時間帯が異なるのか,やはり訪れる日本人が少ないのか。

↓市場の東側の通り
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↓建物には衣類,絵画,民芸品などの店が入っている
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↓民芸品の数々…郊外で買った方が安いと思う
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↓食材の宝庫でもある
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↓衣類の色彩は派手目
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↓バリの菓子売りのおばさん
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↓チャナンも売られている
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↓中央通りは外国人が多い
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 市場に接してすぐ東隣にバリ・ヒンズー教の小さな寺院があり,祈りをささげる女性が絶えず出入していた。バリにはとくに寺院が多い。とくにウブドは町がこじんまりしていることもあって,寺院の大小はあれど,50m歩くと1つはあるような気がする。ギリシャのミコノス島みたいに島全体で400もの教会があるのと似ていて,たいへん寺院の密度が高い町である。

↓寺院で祈る人々
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↓中央通りから東通りにかけて,270度をパノラマ撮影(写真を2回クリックで拡大)
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ウブドの市場(前編)〜バリ島13

 ウブドのサレン・アグン宮殿の南側にそれはある。朝5時ごろから夕方まで開かれるが,人で混雑するのはやはり朝方である。2階建ての建物が2棟あり,その間の広場にもテント張りの店が軒を連ねる。この市場に定価はない。すべて交渉性だ。遠慮して言い値で買うことはナンセンスだが,恥も外聞もなく,相手の言い値の3分の1でも交渉成立は十分にある。我が家では言い値の8分の1で買えたものもある。ガイドブック等ではこの市場は少し高めだと書いてあるものもあるが,要は交渉しだいだ。交渉がうまくいけば,逆にもっとも安い部類の市場となり得るのだ。すべては交渉術である。同じようなものを売っている店はたくさんあるので,交渉が難航したらそこで買うことはせずに立ち去ればよい。立ち去る素振りを見せるだけでさらに下げてくることは間違いない。交渉性は面倒に思うかもしれないが,慣れてくると癖になる。

↓サレン・アグン宮殿前から見たウブド市場(北側の建物)
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↓市場内(露店)
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↓値段交渉する欧米人
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 この市場で商いを行っているのはほとんどが女性である。アジアの市場はだいたいが女性の職場である。ベトナムしかり,タイしかりである。ここの特徴はかなりしつこいことだ。立ち去ろうとすると,背後から大声で値を下げてくる。中国のように立ち去ろうとすると行く手を阻むようなことはけっしてないが,何としても売ろうとする根性はあるので,意外と言い値の3分の1〜半分では買うことはできる。中国では12000円の偽物ブランドが800円にまで下がったことがある。これはそもそも最初の言い値がインチキである。ここは観光客とはいえムチャクチャ高い値でふっかけてはこないが,稀にとんでもない値段もある。モンキー・フォレスト通りやハノマン通りにある専門店をまわって相場をある程度把握してから訪れるのが妥当である。専門店とて交渉性だが,物自体は良いし,値段に関しては良心的なので,正しい相場がわかると思う。

↓商いは女性が主役
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↓チャナンに欠かせない花が多いのは市場の中央部
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↓地元男性も買い物中
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↓バラマキ・自分用の土産物にはまったく困らない
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