シルクロード01
春樹クンの本
村上春樹の「辺境・近境」という紀行記を読んでみたら、目的地の中にモンゴル・ノモンハンがあった。
春樹クンは子どものころからノモンハンに関心があったそうで、雑誌の依頼でじっさいにそこへ行ってきたときの体験記である。
ここで描かれた列車の旅や中国に関する驚きは、わたしの中国の旅とも共通点があるので、おもしろく読んだ。
改革開放が始まってから変化の激しい中国では、いったいいつごろの旅だったのかということは重要なポイントだけど、春樹クンの旅は北朝鮮の金日成主席が倒れた年だというから、1994年のことである。
これはわたしが毎年のように中国に足をはこぶようになってから2年目のことなので、彼とわたしが同じ年に中国を旅したこともあったわけだ。
まだ改革開放がようやく軌道に乗ったころだから、春樹クンの驚きはわたしの驚きでもある。
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