河信基の深読み

タブーを排し、批判精神を高めましょう(商用無断転載厳禁)

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中国の日本離れ ケータイ投稿記事

米国との軍事協力をなし崩し的に進める野田政権に対して、中国が強烈な反応を見せ始めた。
北京での日中韓サミットで胡主席は李韓国大統領と個別会談しながら、野田首相とはなし。
韓国以下の扱いである。

その直後、中国外相は経団連会長との会談をキャンセル。事務次官が代わりに会ったが、メッセージが込められている。
過度の対米依存は日中経済関係に影響するということである。

松下政経塾中心の野田政権は米国中心の古い考えに安住し、肝心な点が見えていない。

中国経済は日本抜きでも韓国で間に合う。
松下はサムソンにすでに負けたが、他の分野でも日韓逆転が起きよう。

他方、日本経済は中国抜きではやっていけない。
新しい現実を踏まえた外交が必要である。

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日米同盟深化は日本を二流国にする ケータイ投稿記事

 日中韓サミット共同宣言では、日本が求めた対北朝鮮批判は含まれなかった。
 無視されたと言っても過言ではないが、十分に予想されたことであった。

 日本の発言力が低下したということである。
 韓国の李明博大統領も無視されたが、こちらは任期がさして残っておらず、国内でも反対意見が強い事情がある。
 野田政権もその点では似たり寄ったりだが、国内世論は対北強硬意見に傾いている。
 それでも中国に無視されたのは、米国に近寄りすぎ、警戒されたのである。
 逆に、尖閣問題では「核心的利益」と釘を刺されている。

 中国は同盟国であり、外交上の「核心的利益」である北朝鮮問題を日本と真面目に論じるつもりはない。
 米国と話し、米国を通して日本に回答するにちがいない。
 米国を日本の目上の同盟者、つまり、親分と見なしているからである。

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金正恩第1書記は常識人

 朝鮮中央テレビ(9日)によると、金正恩第1書記がピョンヤンの万景台遊園地を視察し、道路のひび割れ、雑草が生え放題、ペンキが剥げ落ちていることに、「従業員にはこれが見えないのか。遊園地の状況がこんなにひどいとは思わなかった」「なぜ剥げたペンキを塗らないのか」「草をむしらないのか」と述べ、同行した崔竜海軍総政治局長に遊園地の営業を停止し、将兵を動員して園内を整備するよう指示した。
 「最高指導者としての威厳を強調」と伝えるメディアもあるが、当たり前のことをしようとしただけのことである。普通の国になろうとしていると思えばよかろう。
 
 また、労働党機関紙「労働新聞」が9日、金第1書記が主要幹部らに国土整備に関する基本方針を示した先月27日付の談話全文を掲載した。そこには、「インターネットを通じ、他国の先進的な科学技術のデータに多く接するようにするべきだ」との指示がある。
 これも常識的なことである。
 「外国からの情報流入を警戒し、ネットを利用できるのは党や政府の幹部のほか、研究者や報道関係者などに限定されている」と伝えるメディアがあるが、基本的な間違い。青年学生らが図書館、家庭、ピョンヤン市内のネットカフェで楽しんでいる。
 北朝鮮国内に限定されたイントラネットだが、徐々に開放されている。

 権威主義、秘密主義の先代の時に、極端な現象があったのは事実である。コンビニや商店でお金を出して買い物をしたことがない先代にはそれが当たり前であった。
 しかし、スイスでごく普通の青年として5年以上生活した金正恩氏は市民社会を一市民として体験しており、ソウルや東京の青年と同じ感性や合理性がある。
 それが出てきているだけのことである。
 無論、立場というものがあるから、自ずと弁え、徐々にということである。

 なお、週刊文春に金正日氏の「遺言」全文が掲載されたが、本物である可能性は1%程度だろう。
 韓国の脱北者団体「北韓戦略情報サービスセンター」の李潤傑(イ・ユンゴル)代表が4月中旬にリークしたというが、出所が不明なことに加え、内容もおかしい。
 「遺言はすべて金敬姫が行う」「すべての一族について金敬姫と金正恩が最後まで面倒をみる」「国内と海外のすべての資金管理は金敬姫が行うこと」といったもので、金敬姫をやたら強調し、わざとらしい。
 「核保有で米国との心理対決に勝利せよ」はもっともらしいが、誰でも思いつく創作の域を出ない。
 そもそも遺訓は過去に金総書記が側近とのパーティーなどで述べた話を金己男書記が集めて編纂したものであり、李潤傑氏が考えたようなものではない。

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米国、拉致問題とハーグ条約を交換条件に ケータイ投稿記事

キャンベル国務次官補が7日、拉致問題解決に協力する代わりに、国際結婚が破綻した夫婦の子供の扱いを求めたハーグ条約を日本が締結することを求めた。
どちらも家族には切実な問題であり、当然である。

平沼拉致議連会長が「政治問題にさせるつもりはない」と逃げたのは解せない。
薮蛇と思ったようだが、理不尽に連れ去られる子供や親の心の痛みがわからないようだ。
家族会事務局長が「拉致は国家犯罪」と、いかにも自分だけが深刻で、他はとるに足らないかのように言う傲慢な口ぶりは、筋違いというものである。

アメリカくんだりまでいったところで、身勝手な話に耳を傾けるものはいない。
他を頼らず、北朝鮮に行って自分の力で解決することである。

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金正恩の瑞々しい合理主義(下) ケータイ投稿記事

「6幹部の粛清取り消し」の理由について毎日記事は「慈愛」を挙げるが、単なる情緒ではあるまい。
人工衛星のすべてを内外に公開したことなど、その目的云々前に、北朝鮮では情報公開が革命的に進んでいる。
それは極めて分かりやすい。根底にあるのは五年間のスイス留学時代に吸収した、ソウルや東京の青年と同じ感性、合理主義である。

先軍政治から労働党中心政治への回帰志向もはっきり見てとれる。
粛清政治からの脱皮はその一環であろう。

噂される核実験も合理的な理由が見当たらない以上、当面はないだろう。
予測可能になってきた。日本にはきめ細かい観察と対応が求められよう。

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