音響・映像・電気設備が好き

「ヒゲドライバー」「suguruka」というピコピコ・ミュージシャンが好きです。
Twitterで、S-5C-FBをストリップしたあと、心線をカッタでしごくのは何でですか?と聞かれました。
答えは「そうしないとダメなケーブルもある」なのですが、そういえば最近お目にかかってない(新規敷設の場合はまずない)なぁと思い、次に巡り合ったらここで紹介しようと思っていた矢先、巡り合えました(笑)

という事で、表題の通り、「昔のS-5CーFBは絶縁体がきれいに剥離しない」のです。

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こちら、どちらもS-5C-FBです。上が会社に転がっていたもの、下が現場で切ってきたものです。

5C-FBとの違いは編組の密度の量です。Sが頭につく方が編組の密度が薄いです。また、FBが出始めの頃の図面で5C-FVや5C-FEなんかの表記を目にした事があると思いますが、そちらはアルミラップが絶縁体(発泡ポリエチレン)に巻き付いていないタイプです。



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下のS-5C-FBは30年選手なので編組が黒ずんでいますが、絶縁体(発泡ポリエチレン)は変色していません。
さて、ここまでストリップすると・・・


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新品のS-5C-FB。

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30年前のS-5C-FB。経年劣化ではなく、元々こうなる。

はい、一目瞭然ですね。このように、昔のS-5C-FBは絶縁体(発泡ポリエチレン)がきれいに剥離しません。
※これは経年劣化ではなく、出始めの頃の製品だとなるようです。
ここからBNCを圧着するにせよ、心線が中心コンタクトになるF型のF接栓を取り付けるにせよ、心線に残ったポリエチレンのカスを除去する必要があります。



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除去方法は簡単で、カッタでしごき、ポリエチレンをこそぎ落とすだけです。


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落ちました。これで加工が出来ます。


冒頭の話は、このやり方を現在のS-5C-FBでも行っているのだと思います。会社によっては端末処理方法として標準なのかもしれませんね。
ちなみに、筆者は現在のS-5C-FBならばまずしません。ただ、気を付けなければならないのは、敷設されているS-5C-FBにBNCやF接栓を付け替える時です。今回取り上げたケーブルの様に、絶縁体(発泡ポリエチレン)がきれいに剥離しないものに当たる可能性があります。ですので、知識としてこの話は知っておいた方が良いと思います。
※筆者は施工業の前に映像保守業務に携わっていたので、そこで「絶縁体が剥離しにくいもの」に対するBNC圧着方法を習いました。

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仕事柄、D-sub端子とは縁が切れません。勤務先では固定ビスをインチ(#4-40)ピッチに統一されています。
D-sub15ピン(DE-15)やDVI端子などは世界的に見てもインチが主流で、国内海外問わず「ビスのピッチが合わない」なんて事はまずありません。が、問題になるのはD-sub9ピン(DE-9)や25ピン(DB-25)です。良く聞く話として、なんか硬かったけど留められたよ、まったく入らなかったよ、と言うのがあります。

今まで気にもしませんでしたが、ここらで調べることにしました。


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代表的なD-sub留めビスであるM2.6と#4-40

D-sub25ピンのマルチチャンネルオーディオ端子を利用している方は常識かと思いますが、なんと国内外問わず、ミリとインチが混在しています。
その証拠に、D-sub25ピンのマルチチャンネルケーブルの製品はミリピッチネジ、インチピッチネジの2通り販売されています。

仕事でも大変お世話になっている、株式会社廣杉計器のD-sub用スペーサですが、こちらを見る限り、D-sub留めネジは、M2.6、M3、#4-40とあるようです。

参考リンク:株式会社廣杉計器 D-SUBコネクター取付スペーサー
http://hirosugi.co.jp/technical/subjective-basis/d-sub_144.html


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という事で、M2.6、M3、#4-40のスペックをまとめました。

簡潔にまとめると、

M2.6=径2.6mm、ピッチ0.45mm
M3=径3.0mm、ピッチ0.5mm
#4-40=径2.8mm、ピッチ0.635mm

との事です。
ここから、互換性を考えてみます。


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上:M2.6のメネジに#4-40は入らない
下:M3のメネジに#4-40は2山入る

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上:M2.6のメネジにM3は入らない
下:#4-40のメネジにM3は入らない

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上:M3のメネジにM2.6は素通り
下:#4-40のメネジにM2.6は1山入る

以上の結果から、#4-40のメネジをD-subレセプタクル側に採用した方が、M2.6も何とか留まる、との結論を得ました。
不思議なのですが、スペック上では「#4-40のメネジにM2.6は1山入る」はずなのですが、試してみると2山(2回転)ほど入るのです。力を入れてしまうと更に入り込むのですが、これが冒頭に書いた「なんか硬かったけど留められたよ」かと思います。逆に、D-subレセプタクル側がM2.6の場合は#4-40は「まったく入らなかったよ」となります。

と言うわけで、#4-40を採用するにはわけがあるようです。この記事が誰かの参考になれば幸いです。

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高価ですが、やっとイーサコンの決定版が出た!という待望のフルメタルシェルのイーサコンレセプタクルです。
Cat.5e対応モデルは部品がバラバラ、Cat.6対応モデルはCat.5e対応モデルと互換性無し・・・この先どうなるのかと思った矢先、従来のCat.5e対応モデルと互換性を持ったCat.6A対応モデルが発売!(これは批難されるのでは・・・)


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Neutrik NE8FDX-P6 Cat.6A対応etherCONレセプタクル
最大のメリットは前面取付の場合はパネルの厚みに制限のあった従来のCat.5e対応モデルとは違い、前面取付の場合のパネル厚みを問わなくなった点です。※但し、背面取り付けは不可になりました。


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そして、背面取り付けを廃した代わりに、ロック解除レバーが非常に小さくなりました。
今後、XLRもこのタイプになるのでしょうかね??


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背面写真。素朴な作りですが、大変高価です。


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今回の目玉、Cat.5e対応モデルと互換性を持っていることです。

余談ですが、Cat.5eイーサコンはXシリーズが元になっていましたが、Cat.6AイーサコンはXXシリーズがベースになりました。まだ触れる機会がありませんが、いずれここに載せられると良いですね・・・。

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