Fin de siècle

ファン・ド・シエクル 繁栄と退廃

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      Porträt des Pianisten Joseph Pembauer, 1890 Gustav Klimt

珍しい作品だと思って記事に。
クリムトの数少ない男性の肖像画はピアニスト ヨゼフ(ヨーゼフ)・ペンバウアー。

クリムトの写真的リアリズムというらしいが、人物がよくわかる。写真もきっとこうだろうと。

もっとも気になったのは額縁。この額縁にこそ興味がある。千足伸行という人の作品解説があり、それを参考にさせてもらう。

まずは背景。
真紅の背景には制作年の1890を金彩でラテン数字を書き込んでいる。(これは僕もわかる)

左のキターラ・・・。
なんだろう。調べたらギリシャ語でキタラー、右手に持った堅いプレクトラムでつまびく古代の弦楽器。楽人がつかっていたというから、音楽を象徴して背景に描いたのだろう。wikiで調べたところ、「キタラーを持つアポローン」の彫刻写真が掲載されていた。

その額縁。右上にキターラをもつ古代人。これが音楽神アポロン。神話に基づいている。そのアポロンがたつ円柱が、まるでピアノの鍵盤のようだと書いてあったが、まさに。

左側の二つの輪のついた三脚は芸術に優れた栄誉のしるしらしく、神託に用いるものらしい。

クリムトは陶器画の壷絵から写したもの。

残念ながら、左の魚、頭部などのことは触れていなかった。壷絵にあったのだろうか。

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はじめましてこんにちは。
クリムトは好きですが、たくさんの作品を見たことはありません。
これは。。。。とても意外で魅力的。
額縁がとても素敵。古代の物のようですね。

2009/7/17(金) 午前 10:04 [ - ] 返信する

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ご訪問ありがとうございます。
ぷるんさんのblogもイラストなどで楽しそうです。このクリムトの作品は額縁にもクリムトらしい余白の部分として仕上げているのが面白いですよね。

2009/7/17(金) 午後 10:33 [ Fin de si?cle ] 返信する

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ようやくお互いにTBとかできるようになりました!
なんだか、僕のブログの機能は悪すぎで、簡単に画像アップができません。トホホ・・・。

千足伸行さんを参考にしたのは僕もです。いろんな著作のほか、芸系の雑誌や別冊にもこの人の解説が多いようです。日本でのクリムト研究の第一人者なんでしょうか。あのRyouさんのグループで人気ある3人がいるじゃないですか。あの3人の方も千足さんの解説を用いてましたが、Fin de si〓cleクンはどの本を参考にしましたか?

2009/7/17(金) 午後 11:13 [ inoue ] 返信する

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