ウルトラマン#11「宇宙から来た暴れん坊」(1966年)
ホシノは科特隊に分析を依頼する。科学センターの山本博士は分析結果を報道公開した。未知の元素でできた鉱物であり、「生きている石」と形容するのが精一杯だった。漠然とした発表に記者魂に火がついたのが、本物の青島幸男記者。論より証拠で青島記者は花嫁さんを作り出す。但し、当然ながらお呼びでないオチが待っている。とりあえず、人間の意志をかなえる石であることを実証した。鬼田も報道陣に紛れ込み、マイクを記者室に仕込んで去った。会見が終わり、博士だけでなく護衛のアラシも記者室を離れ、後片付けの助手だけが残った。この隙に、鬼田はマイク越しに石を操る。液体にしてケースを抜け出し、ロケットに変形させ、科学センターの外で待機する鬼田の車に飛び込ませて逃走した。山本博士は石が悪用されることを非常に危惧していた。 しかし、石を強奪した鬼田は、海沿いのホテルに潜伏しつつ、壮大でばかばかしいことを実行していた。石を等身大怪物ギャンゴに変形させた。呼び出したベルボーイや他の客が慌てふためく姿を見て高笑いするばかりだ。調子に乗った鬼田は、巨大なギャンゴを生み出す。この石は、大作の「何とかしろ」で何とかできるGR1や三郎の「頑張れ」で頑張れる17みたいに空気が読めるわけではない。鬼田が放り上げた石は忠実に鬼田の頭上2mで巨大なギャンゴに変形、鬼田を下敷きにし、ホテルを突き破って姿を見せた。科特隊はさっそく現場に出動、気絶している鬼田を発見する。 石の変身は、念じた者が忘却することによってリセットされる。しかし、鬼田が気絶したままなので変身は持続される。ギャンゴを消滅させるには、鬼田の意識を回復させた上でギャンゴを忘却させるしかない。ハヤタは収容先の病院に山本博士を呼び、ビートルでギャンゴのもとへ向かった。 巨大化したはいいが、ギャンゴには何の目的もない。ただ歩くのに邪魔なビルを壊す程度で途方に暮れていた。防衛隊の熱線砲を浴びてもケロッとしていたが、不運にも右耳を焼き切られて凶暴化、熱線砲車を叩き壊す。ハヤタはビートルで銃砲撃、例によって全弾命中なれどいかんせん火力が。頭部への集中砲火でギャンゴはしゃがみ込むが、不意に立ち上がってビートルを海に叩き込んだ。ハヤタは水中でウルトラマンに変身、だがしかし、悪意がないギャンゴが相手でまっとうな戦いにならない。飛ぼうとして飛べずに地団太を踏むギャンゴに指で挑発するマン。タロウ好きなら十二分に楽しめるドタバタを続けるうちに、時間切れを告げるカラータイマーが鳴る。ギャンゴがビルの屋上をむしり取り、投げつけようと頭上に構えた直後、ギャンゴは消滅した。鬼田が意識を取り戻したからだった。屋上が地上に落下して、決着の時を告げた。回収された石は、ウルトラマンに宇宙へ捨ててもらうようにとハヤタが持ち去った。
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地球はイデ隊員の星/連載第16回:放送第11話『宇宙から来た暴れん坊』
ある日、空から落ちてきた七色に光る石。その石は人の願いどおりケーキやおもちゃ、なんにでも姿を変える不思議な力を持っていた。聞きつけた悪い男が石を奪い、怪獣ギャンゴを出現させてしまったことから大騒ぎに……。第11話はロッド・サーリングやフレドリック・ブラウンの短編を読むように、ポテトチップスかなんか食べながら気軽に楽しみたいユーモア・ファンタジーです。怪獣が出るといっても、世をすねた男の願望で石が姿を変えただけなので、実際の...
2010/11/19(金) 午前 11:38 [ INTRO ]
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