金尾山は中世の名城・鉢形城の西方にある支城・要害山城(城主・金尾弥兵衛)の跡で、天文元年(1532)に藤田左衛門佐重利が築城したものと言われ、天正18年(1590)6月14日の鉢形城の落城とともに廃城となりましたが、今でも土塁、縦空堀、馬出しなどの遺構が見られます。
また、山麓の伝蔵院は城主の居館跡で、ここから裏山を越えに、城へと往来していたと言われる細道があり、さらに金尾の対岸・波久礼の地には城の穀倉があったことから、この一帯に「殿倉」の地名が残り、「殿倉の渡し」跡もよく知られています。
山頂下の二の曲輪には、永禄3年(1560)以降、支城の完成を機に城主が城の守護神として祠堂を建立したのが初めと言われる愛宕神社があります。(現地案内板より抜粋)
金尾要害山城実測図〜『比企の中世・再発見』より
金尾つつじ山公園の登山道として綺麗に整備された道
二の郭虎口
二の郭〜中央に鎮座するのが愛宕神社
二の郭より主郭を見上げる
主郭にはお城を意識?した造りの展望台があります。
展望台からの絶景〜鉢形城方面を
三の郭〜後方中央が土橋
三の郭竪堀
南の郭
南郭の先は街道の峠(金尾峠)を取り込んだ掘切跡。道路を挟んだ向こう側が
出郭ですが長瀞CC内にあたるために散策は遠慮しておきました。
石積も所々に残っています。これは南郭のもの。
麓の伝蔵寺は金尾弥兵衛の根古屋跡と言われています。
一応標示板もあります。 麓から金尾山を望む。
総評 ★★★☆☆ 旦さま私見 ★3つ)
標高231mの金尾山に築かれた鉢形城の支城です。
訪れた日に地元ボランティアの方々が木を伐採していましたが、ここは金尾つつじ
山公園として季節には全山1万株のつつじが咲き誇る名所として親しまれ、整備さ
れています。城跡の遺構を守りつつの整備だと嬉しいのですが、どうなのかな?
このお城の特徴は鉢形と秩父を結ぶ峠を堀切として取り込んでいる事。現在堀切
(峠)は道路として拡張されていますが …この堀切跡峠に5台分くらいの駐車スペ
ースがありますが、つつじの季節は間違いなく満車でしょう。
標高はそれなりにありますが、峠からの登山道なのでさほど時間がかからず主郭
まで行けますヨ 嬉しいのは木々が伐採されているので鬱蒼とした木立の中を登
らず済むこと まず二の郭に到着し、本郭を見てから尾根を下り、三の郭〜南の
郭のコース。本郭は狭いスペースですが展望台からの眺めは最高で、花園城、その
隣の花園御岳城なども良く見えて狼煙台ルートコースのひとつだった事が実感出来
ます。
南郭、三の郭はちゃんと削平されてなく気持ち斜めってます。二の郭もかな…
体力消耗度が少ないので、二つ目の山城にとょうど良い金尾要害山城です
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