メインアンプ(1)
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6CA7/EL34はオランダ、フィリップス社が開発した近代5極管、日本では松下電器がフィリップスより
ライセンスを取得し製造販売していました。
今でもNOS球が手に入りやすいのと、中国・ロシア・欧州等で再生産品が製造され、供給に不安はありま
せん。
私は外観も含めて好きな球です。
外国製(オールド)で人気があるのは、ムラード、テレフンケン、テスラ等ですが、入手が難しくなってきま
した。
国産球は欧州球に比べて音が淡泊でであるとか、表現に乏しいとかの印象があるようですがどうでしょう?
テスラ(オールド)を買って比べてみました。
国産球もすばらしいですね、決して負けていません!!
作りを見比べてみると・・・
例えばテスラ球をよく観察するとカソードからヒーターが飛び出しているものがあります。
その飛び出し方も球によってさまざま、国産球はきっちり揃っています。
これが音質に影響するとは思わないけど・・・・
特性も国産球は断然揃っています。
かなり厳しい生産管理のもとで作られたのでしょう。そんな球の音が悪いはずがありませんね!
信頼性も断然高いです。
アルテック用のメインアンプは、6CA7/EL34ppとサンバレーキット屋のSV−4を交互に使っています。
もう一台300Bシングルがありますが、現在はタンノイLGM専用です。
この6CA7/EL34ppアンプはダイナコmkⅢのトランスを使い、手作り真空管アンプ工房バルブワールド
で2006年8月にリニューアルしてもらったものです。
回路はトランス入力位相反転のダブルpp、入力トランス(600Ω)があることで入力インピーダンスの制約
を受けますが、シンプルな回路、三結・無帰還で動作も安定しています。
ダイナコmkⅢのトランスは後期のものを除いてアクロサウンド製です。
今では貴重であり大変すばらしいトランスです。
長い間保管していたダイナコmkⅢを、オーディオ再開に伴い物置の奥から取り出してきました。
スライダックがあれば良かったのですが・・・、多分大丈夫だろうとラジカセのスピーカーをつなぎ電源ON、
真空管のヒーターが灯りスピーカーからかすかな音が・・・・
大丈夫みたい!〜〜しばらく様子を見ているとシャーシーの中からプチプチと妙な音が・・・・
なにかなと様子を見ていると、突然白煙がモクモクとアンプからあがってくるではないですか〜。 ええ〜エッ〜・・・・なんだこれ!!あわてて電源コードを引き抜きました。
心臓バクバク状態でしたね。
しばらくして白煙もおさまり裏蓋を開け確認すると、電解コンデンサーがパンクしたみたいです。
電解コンデンサーの裏側のゴムの部分が破れ液が噴き出していました。
お先真っ暗!!しかし捨てるのも勿体ない。
元々このダイナコmkⅢの出力管KT88/6550は一本不良になっていましたので、手持ちの6CA7/
EL34を使用しリニューアルを考えたのです。
ネットでオーディオ関係を検索していると、オーダーメイドアンプ工房があるのを発見。手作りアンプ工房
バルブワールドです。
そこで、当時宝塚にありましたバルブワールドに相談をしたのです。(現在は三重県の青山へ移転され
ています)
当時の工房は店主の山中氏が回路の設計、シャーシー加工、塗装、組み立てから木枠作成まで全て
一人で作業されておりました。工房を訪れ作業を見せてもらって驚きましたね〜。
ホント一人で何もかもです。
完成の知らせが来るまでかなり時間がかかりましたが、待っているのも楽しみのうち、出来上がったアンプ
は仕上げも音も大変すばらしいものでした。
今もアルテックを優雅に鳴らしてくれます。
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