|
用事があって 少し遅くなってしまったと思いながら、池袋の地下街の魚屋さんに夕方 7時過ぎに行った。
いつもより お客さんが大勢いるような気がする。
店員さん達も 声を張り上げて なるべく 今店頭に出ているものは 捌いてしまいたいと一生懸命に売り切ろうとしている。
お寿司のパック詰めなども、20%引きのシールの上に 30%引きのシールが貼られると、すっと手が伸びて、籠に 入れられる。
私は 何か めぼしいものがないかと、観て歩いて居て、タイの頭 半額 と言うのを見つけた。
鯛は 頭でっかちで 全体の三分の一が 頭だそうだから、これは買い。
一尾分の頭が150円でした。
正中線から 半分にしてあって、これで 2人前の 鯛の兜煮が出来る。
家には 使いかけの大根もあるし、これに決めた。
何より安いのが 魅力。
それで出来あがったのが 写真の夕食です。
鯛のお頭は、最初に 熱湯を掛けまわして、めくれそうになった鱗を綺麗にはがして洗います。
生姜をたっぷり入れて あり合わせの 大根 椎茸 も入れて 醤油みりん酒など 適当に混ぜて,沸騰したところに、材料を入れて 再沸騰したら 最弱火にして、コトコト 煮ること 30分。
部屋中に 美味しいにおいが 立ち込めます。
白菜の漬物 時雨大根の柚子巻き(甘酢漬け)胡瓜の糠漬け
油揚げ 葱 椎茸のおみそ汁。
御飯は アサリの佃煮を頂いたので、それに人参を加えて 炊き込みご飯にしました。
お米は山形県のつや姫。
つやつや光って 美味しいお米です。
鯛の兜煮は、赤坂あたりの 高級料亭で 政治家が 密談をするときに食べる場面を映画で見た事がある。
一番最初に 目玉を 箸でつまんで、口に頬張る場面。
どす黒い野望を腹に一物持っている悪徳政治家だったような。
食べ終わった後に出てくる 鯛の鯛の骨です。(2枚目の写真)
エラの近くにある、胸鰭が ついている所です。
美空ひばりは この鯛の鯛を サランラップに包み 日付けを書いて 冷凍庫に保存していたそうです。
鯛は おめでたい時や 嬉しい時に 食べるから 日付けを見て その時 その場面を 時々思い出すのよ・・・と話していたそうです。
「美空ひばりとしては 大好きな歌を歌えて 幸せだったけれど 加藤和子としては、辛いことも沢山あって、泣けてしまうこともしょっちゅうだったから。」
昭和の歌姫に思いをはせたり・・・・・
しながら みつの料亭 貸切 お一人様の夕食でした。
御馳走様!
|