ユニバーサルインターナショナル(洋楽)移籍第一弾で、杏里初のセルフ・カヴァー・ベスト・アルバム
「ANRI AGAIN 〜Best Of Myself 」が12/2発売された。
杏里は80〜90年代のJ−POPを代表する女性シンガー/ソングライターで、僕はほとんど全てのアルバムを
持っている。
2000年代後半はさすがに、齢もとってかつてのような激しいダンスブルなステージは望めないが、近年は
ホテルでのディナーショーなどを行っている。
「tears of anri」(1,2)ではカバーアルバム、昨年はデビュー30周年を記念したシングルを発売している。
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【収録曲】
1) 悲しみがとまらない
2) 思いきりアメリカン
3) オリビアを聴きながら
4) Summer Candles
5) ドルフィン・リング
6) 気ままにReflection
7) Cat’s Eye
8) Fly By Day
9) コットン気分
10) Dance With Nostalgia
11) Affection
12) 砂浜
ファン、スタッフ、杏里自身が思い入れの強い選りすぐりの12曲が洋楽テイストを織り交ぜたニュー・アレン
ジで再び生まれ変わった。
杏里といえば夏、夏の終わりと共に訪れる恋の終わり、女の子の失恋を歌った名曲も多い。
杏里サウンドを長らく支え続けてきたプロデューサー/ミュージシャン/アレンジャーの小倉泰治が杏里バンド
を率いて参加。その他多くのクリエーターが参加している。
今回のアルバムでは小倉泰治参加の「ドルフィン・リング」と「Affection」がいい。
「Affection」
愛が終わり すべてをなくし 誰かのやさしさを 求めさまよう♪
潮風に包まれた あの時も 唄うことすら忘れた♪
昔の私ならば 素直になれたはずよ 黄色いイニシャル♪
色あせたアドレス あの夏の別れを 思い出す♪
「Dance With Nostalgia 」
一人で夜の街さまようの Memory midnight♪
別れたはずのあなたへのCall Missing you♪
新しいあの娘の事 噂で聞いてたわ♪
変わらないのね あなた いつの日にも♪
I still love you 好きだったこの店で踊る♪
この2曲は他のような大きなヒット曲ではないが、杏里のひと夏の恋の終わりの女の子の想いを歌っていて
僕は好きだ。杏里自身も山本寛斎の甥で当時、アパレル会社社長だった岸田 健 氏との結婚と離婚、あの
世界的なギタリスト リー・リトナーとの婚約、その後の破棄と多くの恋と失恋を経験している。
そういった人生での恋の経験を踏まえ、より人間としても歌手としても成長している。
“Cat's Eye”“オリビアを聴きながら”“悲しみがとまらない”などの人気ナンバー12曲を、ボサノヴァ/
ハウス/エレクトロ/レゲエ……といったテイストを盛り込んだアレンジで、より大人の歌として再生してい
る。往年ほど伸びやかな歌声とダンサブルなノリはないが、歌の上手さとアレンジの良さでカバーしている。
僕はもちろんこのアルバムを買って聴いたが、「Summer Candles」「ドルフィン・リング」などの杏里の
バラードはいつ聴いても最高だ。
また「砂浜」は、杏里がデビュー間もない頃の曲で、ちょうど彼女の姉が亡くなって数日後にレコーディング
した曲ですごく鼻声で歌ってて、セルフカバーの時には是非歌いたいと思ってたそうです。
今回はアルバムの歌詞カードのジャケットがイイ。↓特にこの一枚がお気に入りです。