西の街から....

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ノートル・ダム広場 Place du Parvis

 この広場に来ると、いつもノートル・ダム大聖堂の正面に立って壮大なファサードを見てしまいます。ここもオースマンの都市計画のよって広場の大きさが4倍にもなったために、昔のように周囲にびっしりと建物がひしめいて、撤去された建物の名が広場の石畳にいくつか刻まれています。今ではそそり立つ感じを和らげた疑惑感のない広場になっています。

 中世に教会の前で聖史劇が上演されていた頃は、ポーチはパラディを表していました。教会前の広場を指すパルヴィ Parvis という言葉は、その事に由来しています。中世の詩人リュトブフ作「テオフィルの奇蹟」(1260年ごろ)は、実際にこの場所で初演されたのでした。そのような歴史のあるこの広場では、今でも宗教行事などのセレモニーに使用されています。

 この広場の中央には小さなブロンズの板がはめ込まれており、これがフランスの国道の起点となっています。広場の左側にパリ市立病院があります。中世は救済院でノートルダム広場のセーヌ川に面したところにありました。

パリ市立病院 L'Hotel Dieu

 市立病院の前身でもある救済院は7世紀に建てられました。この建物はビュシュリー通りに沿った小広場に市立病院の別館が建てられました。この建物の円天井地下は隠れ場所としても有名でしたが、直接に川に面していたために病院用資材の搬入に使われていました。市立病院の2棟の建物は17世紀にドゥーブル橋でつながれ、病院がここを通る人たちに通行税を徴収していました。

 その後、摂政時代に「貧者の税」と呼ばれる税がこの病院のために制定され、第2帝政時代に広場の北側に、現在の市立病院が建設されました。広場の右手のセーヌ川に沿って建っていました古い市立病院の建物は、1880年ごろに小広場に姿を変えて、今ではそこには騎士ローランとオリヴィエを従えたシャルルマーニュ大公の像が立っています。

 何年か前にこの病院に4日間、入院した事があります。外側はとても古風ですが、建物の中はとても近代的でした。建物は広場の横にありますが病院なので、用もなく入っていくのにはためらいを感じるかもしれませんが、普通な感じで入っていけば、入口の守衛さんも何も言いませんので中に入って、この病院のホールと中庭を観賞してみてください。

☆ ミシュランのガイドブックを参考にしました。

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「この広場の中央」の「小さなブロンズの板がフランスの国道の起点」であること、「市立病院の前身でもある救済院は7世紀に建てられ」たこと、そしてそれは、「外側はとても古風ですが、建物の中はとても近代的」であることを知りました。ありがとうございました。

2007/5/22(火) 午前 8:58 mine 返信する

こういう建物にはフランスの国旗が映えますね〜。miyokoさんはフランスで入院したことがあるんですね。異国で病気になると不安になりそうですね。

2007/5/22(火) 午後 9:44 har*h*rubo*u 返信する

ひいいい(@0@;””!!コレが病院ですか!!??何てステキな建物なのでしょう!!ウミが通っている日本の病院のような物とは大違いです(><)!!しかも7世紀に作られたとはまた歴史詰まっておりますね(・▽・)b

2007/5/22(火) 午後 10:43 [ コスモス ] 返信する

こんなに素敵な庭がある病院だったら入院しても退屈せずにすみそうですね♪

2007/5/22(火) 午後 11:21 ぬあ〜じゅ 返信する

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病院には見えない・・・この写真だけなら博物館といっても通用しそうですね(笑)

2007/5/23(水) 午前 0:18 オスカー 返信する

Mineさん、いろいろと知っていただきありがとうございます。

2007/5/23(水) 午前 5:47 Miyoko 返信する

はるはるさん、不安はありますが、直さなくてはいけないのでどの方が先決ですね。この日は祭日だったので公共の施設には旗が立っているのです。

2007/5/23(水) 午前 5:48 Miyoko 返信する

ウミさん、7世紀頃の救済院はこの建物の向かう側辺りにあったのです。うろ覚えですが、確かこの救済院が火災にあって?そのためにこちらの方に19世紀頃に建てなおしたのではないかと思います。日本の病院は外側から近代的過ぎるのです。

2007/5/23(水) 午前 5:53 Miyoko 返信する

ぬあ〜じゅさん、それが4日間しかいなかったのですが、退屈しました。退院した日に友達とお寿司を食べに行きました。次回、パリに来られたときは是非、ここも見学してみてください。

2007/5/23(水) 午前 5:56 Miyoko 返信する

オスカーさん、ここは確かに市立病院なんですよ。お庭だけでしたら見学できますので機会がありましたら行ってみてください。フランスでは今年の1月から公共の建物の中での喫煙は禁止されていますのでこのお庭に来ると医師や看護婦さんたちがここでタバコを吸っているようです。

2007/5/23(水) 午前 6:01 Miyoko 返信する

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ここ病院なんですね。ホテルだと思ってました(笑)。この建物はよく覚えてますよ。

2007/5/23(水) 午後 8:08 [ stranger_215 ] 返信する

strangerさん、入口に「Hotel」と書いてありますが、ホテルではありません。フランスの場合、「館」の事も「ホテル」といいます。ここは病院ですので、パリで、病気になったとき、ここで診察していただいてください。

2007/5/24(木) 午前 0:58 Miyoko 返信する

知らなかった。Hotelと表示されていてもホテルではないのですね。勉強になりました。病院も庭園も彫刻も目に入るもの全てが美術品といっても過言ではないですね。

2007/5/24(木) 午後 11:52 [ ひまありくん ] 返信する

ひまありくん、ガイドブックにホテルと書いてあってもホテルではありません。例えば「ホテル・マティニオン」と書いてあってもこれはホテルではなくフランスの首相官邸のことです。ホテルは「館」や「邸宅」という意味と思って良いと思います。

2007/5/25(金) 午前 1:06 Miyoko 返信する

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なんとうらやましいことでしょう!どこへ行っても絵になるところにお住まいなのですから。観光気分にさせてくれる写真とかいせつに感謝を込めながら傑作を!ありがとう!

2007/5/26(土) 午前 7:06 [ ] 返信する

akira_gunmaさん、これだけ綺麗な街が残っているのは戦争で街が破壊されなかったからでしょうね。パリも随分と近代的になりましたよ。

2007/5/26(土) 午後 1:48 Miyoko 返信する

フランスにもちゃんと国道の起点表示があるんですね。
私の会社では毎年、日本の国道の起点で日本橋(東京)の清掃活動があるんです。
もちろん好きな方だけ〜
パリの起点なら周りも美しくて清掃のし甲斐があるだろうけど、日本橋は首都高の下なんで風情もありませんよね。

2007/8/20(月) 午後 10:52 risa 返信する

Lisaさん、
たまたまパリの起点がノートル・ダム・広場にあっただけで、これが街のど真ん中だと見栄えがしませんね。
昔と言うか一世紀以上前までは、今、アルマニーの像のあるところにパリの私立病院があったようです。
日本橋は誰でもが知っている橋で、名前だけでも残して欲しいですね。
お掃除活動、ご苦労様です。
Lisaさんのような方が居られるから日本橋の名前を皆が知るようになるのだと思っていますよ。
これが汚いままだと誰も見向きはしませんよ。

2007/8/21(火) 午前 1:29 Miyoko 返信する

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