建物探訪 in 新潟(新潟市民芸術文化会館)
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GWの里帰りを利用して新潟での建物探訪。 地理的には新潟市の中心部を流れる信濃川の畔に並んで建つ新潟市民芸術文化会館を訪問。 設計は公共建築の多くを手掛ける長谷川逸子・建築計画工房です。 設計者である長谷川さんの建築に対する考え方は、建築が設計者の一方的な作品とならずに、市民との対話やワークショップを行いながら”使う側の論理”も吸い上げ設計に反映しているというところです。 新潟市民芸術文化会館は平面的には卵形の形をした全面ガラス張りの建物です。 ガラスは寒冷地での省エネにも配慮した2重ガラス構造で、場所によってはパンチングメタルの遮光スクリーンを内蔵し、空気層による断熱化と夏期の日射遮蔽にも配慮されています。 このガラスはワンユニットのガラスピースを皿ボルトで直接支持部材に取り付ける” DPG工法"が採用されています。こういうメカニカルなものは個人的にとても好きです。 以前探訪した金沢駅のもてなしドームにも同じ工法が採用されています。 こうしてガラスとDPG工法によるサッシ枠のない構造ですっきりとした建物ファサードを形成しています。 建物内部のロビーです。 ロビー全体はシンプルで繊細なデザインです。 外側のガラスに面したカフェスペースもあり、信濃川や市内を一望しながらのゆっくりとした時間を過ごす事ができます。 周辺ランドスケープも含めた特徴として、新潟市民芸術文化会館が緑の中に浮かぶ一つの島となっていることです。 写真では判りにくいですが、これが屋上庭園です。新潟市内を360度で一望できてとても気持ちが良いです。 冬は寒くて歩く気にはなりませんが、春から夏にかけては花と芝生によって気持ちのよい庭園となっています。 最上階には展望台兼喫茶スペースもあり、誰でも自由に出入りする事ができます。 オマケです。 新潟市民芸術文化会館の周辺には市民の憩いの場が設けられています。 周辺敷地の1階部分は車の駐車スペースとなっており、2階部分は信濃川河川敷と連続した公園となっています。 公園の芝生に空いたこのガラスの穴。なんでしょう? 公園内での一つのアクセントにもなっていますが、実は、下の駐車場への採光窓になっています。 ガラスは濡れると滑るので、表面には滑り止め加工がされています。 構造:鉄骨鉄筋コンクリート造
竣工:1998年 【参考リンク】 ・長谷川逸子・建築計画工房 ・私の建築手法(長谷川逸子) 【受賞履歴】 ・(社)公共建築協会 第9回公共建築賞 ・日本芸術院 日本芸術院賞 ・(社)建築業協会 第42回BCS賞 ・(社)全日本建設技術協会 全日本建設技術協会賞 |
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文次郎・染織紀行展(新潟)
ご近所の染工房仲間が新潟で展覧会を開いています。 江戸更紗の「染の里 二葉苑」「更紗の旅」文次郎・染織紀行展」という展覧会を開かれています。都内での開催なら自分も見に行きたいのですが、なんせ新潟…。展示内容はかなり見応えある物になってるようなので、お近くの方は
2005/7/2(土) 午前 11:40 [ 模様師 ]

先日管理人さんのブログにもありましたが、素晴らしい建物ですね^^。
2005/5/9(月) 午前 7:48
makkienさんこんにちは。もしや勘違いされていませんか(^^?管理人さんのhttp://blogs.yahoo.co.jp/m3838m2000/2443659.html の事でしょうか?これは石川にある「金沢21世紀美術館」でして、今回私が行ったのは「新潟市民芸術文化会館」です。。。金沢21世紀美術館には私も行きましたhttp://blogs.yahoo.co.jp/m_s_k_z/540961.html がまた行きたい場所ですね(^^)
2005/5/9(月) 午後 0:38
本当ですね。よく確認しないで。。。。ごめんなさい。 場所も全然違うし・・忘れてください・・・。 よく拝見させていただき、大変勉強になりました!!
2005/5/9(月) 午後 1:42
makkienさんこんばんは。全然気にしなくてOKですよ(^^)よくよく見ると、金沢21世紀美術館(まるびぃ)も新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)も円形状で全面ガラス張りですから似てますね。写真だけではスケール感が伝わりにくいですが、建物規模からするとりゅーとぴあの方が大きいですね。両方共曲線平面ですが、まるびぃは真円平面で見た目は空飛ぶ円盤のようです。りゅーとぴあは卵形平面で、実物を見ると設計者の長谷川さんのコンセプトどおり、浮島のようなイメージですね。共に見応え十分な建築物です(^^)
2005/5/10(火) 午前 0:22
新潟にも見事なシンボル建築ができたのですね。サッシ枠のない構造ってすっきりしていておしゃれなイメージで、私も好きです。 新潟は車で直江津あたりまでは行くのですがその先が長いので、、、(汗)
2005/5/10(火) 午後 3:09
管理人さんこんばんは。福井から直江津まででも十分遠いですね。新潟市までは更に100km以上はありますからね(^^)新潟は縦に長くて縦断しようと高速走ってもまだ新潟、まだ新潟ですから(^^;
2005/5/10(火) 午後 9:27
M_S_K_Zさん こんにちは。 建築ご専門の視点からのご説明がとても面白いです。(私の仕事は土木の方ですが) 屋上であることを忘れそうなくらい大きな屋上庭園ですね〜。
2005/5/25(水) 午前 1:56 [ syu*ra*74 ]
syunran74さんこんばんは。屋上庭園からの眺めは爽快でした。記事の一番上に新潟市民芸術文化会館の全景写真も載せてますが、あの上全部が芝生と花の庭園です。設計者長谷川さんの屋根緑化による建物への遮熱対策、ヒートアイランド防止、景観への配慮などの意図が伺えますね。とはいえ、維持費掛かるだろうな〜とか、冬期の長い新潟では実質一般開放出来る期間短いだろうな〜などと「負の思考」をしてしまう私でした(^^;
2005/5/25(水) 午後 11:39
新潟市の冬はずーっと灰色の空の日が続く(11月後半〜3月)ので、折角の全面ガラスがもったいないですね。でも春〜夏〜秋はいいね。
2005/6/22(水) 午後 1:18 [ tot*2*43 ]
toto2243さんこんばんは。そういう天気って日本海側特有ですよね〜。私新潟出身なのでよくわかります(^^)きっとあの空中庭園は一年の半分近くは活用されないでしょうね^^;
2005/6/22(水) 午後 9:47
訪問いただきありがとうございました。 細部デザインも撮影されていましたね。私も細部も楽しいと思いました。 このように巨大な建築でも細部まで設計者の意図が伝わっていることは感動します。
2006/6/10(土) 午前 7:22
mabe_officeさんこんにちは。自分で足を運ぶ建築探訪は、写真だけでは分らない細かなディテールを見る楽しさがありますよね。設計者の思考と想いが感じ取れます^^。
2006/6/11(日) 午後 4:00