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ユチョンの嫉妬




外は雨・・

いつものようにユチョンの部屋に行くと
彼は窓辺に座ってちらっとだけ視線をこっちに送ると


そのままそっとそらしてから静かに窓の外を見た。
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私は彼のそばにゆっくりと近寄ると彼の前髪にそうっと指を伸ばす・・


「どうしたの・・こんなに濡れてる・・外にいたの・・?」


「・・・」


「ユチョン・・?」


それからゆっくりと視線を私の方にずらすと彼は口元をそっと緩める・・


「ねぇ・・・今日何してたか言って・・?」


「え・・・」



答えられない私にユチョンはとっさに腕をつかみ 私の指をゆっくりと唇に運んだ。


「・・・・誰といたの・・・」


視線を外さないままただ唇だけが 少しずつ私を責めるかのように滑って行く

「あれは・・仕事先の人だよ・・」


「・・ふぅん・・・」


「ホントだよ・・?」


「・・あんな風に・・笑うんだ・・。」


「・・え?」


「俺以外の人の前で・・

あんな風に笑う・・?」


「ユチョン・・・」

とっさに私を強く抱きよせるその両手・・

しなやかについた筋肉が思っていたよりもずっと力強く私を抱きしめる。



ユチョンのその唇は静に私の首筋に落とされ

その右手は静にシャツの下を滑って行く・・


「あ・・ユチョン・・」


「・・もう許さないから・・」



嫉妬の香りがする熱いユチョンの唇・・

首筋から頬をつたい・・


そして私の唇に重なる・・


両手を掴れ・・そのままベットに倒されると

彼は私の目をじっと見据えた。





「たった・・あれだけのことでも


嫉妬で狂いそうなんだ・・





俺・・○○に狂ってるよな・・」

「ユチョン・・」



「絶対に誰にも触れさせない・・」



彼の右手が優しく頬をなでる・・



「その笑顔さえも・・誰にも渡したくない・・」



「ユチョン・・」


私の髪の間を滑り落ちる 彼のしなやかな指・・

唇をなぞり 口内に滑り落ちていく・・



「許さないから・・」



全てをあなたに捕らわれて・・・私は身動きが取れない・・



「俺だけのものだよ・・・」



耳元で吐息とともに囁かれるあなたの低い声・・・

そのまま肩にキスをすると緩やかに降りて行く唇・・


全身に落とされるあなたのキスは・・・




熱く・・優しく・・



そして時に強く・・



私の中にまるで自分を刻んでいくかのように・・


また今日も奥深くに・・自分の居場所を求める・・






「サランヘ・・・○○・・」



その言葉・・・・まるでそれは私への呪文・・



どこにも行くな・・


俺のものだよ・・



そう・・私はずっとあなたのもの・・




 ユチョン・・・あなただけのもの・・。



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