日記
旧約聖書・創世記創世記の授業を受けた際、課題として制作し、昨日提出したもの(・・・を、若干バージョンアップ)。
(画像中のコメントの文字が小さくて読みにくいと思います。その際には、画像をクリックして拡大したものをご覧ください。)
1979年に事故を起こした、米国のスリーマイル原発の写真と、バベルの塔の絵(いつもの様に
ギュスターヴ・ドレ画)をコラージュ。
原発のみならず、生物のクローンや遺伝子組み換えの技術など、人類は科学技術の幾つかの面に
おいて、踏み込んではならない相当危うい領域へ入って行ってしまっているのではないか・・・という
思いも以って、作ってみました。
映画監督の黒澤明氏は、コロンビアの作家ガブリエル・ガルシア=マルケス氏(『百年の孤独』の
作者)と対談した際、マルケス氏の「核の平和利用なら良いのでは?」という問いに対し、
「 核は、コントロールすることが出来ないんですよ。人間はそんなに立派なものじゃない。
人間は、すべてのものをコントロール出来ると考えてはいけない。
人間が核をコントロールできると考えるのは、人間の思い上がり、傲慢だ。」
と答えたのだそうです。
黒澤氏の映画『夢』には、発電所の原子炉が6つ爆発し、富士山が噴火、そして市民が逃げ惑うという
くだりが描かれている箇所があります。
上記の黒澤明氏の回答は、その映画のシークエンスと併せて、正に慧眼であったという他ありません。
私たちは、神の創造のわざの前に、もっと謙虚にならなければならないのです。人間には、被造物と
しての「分」(または「分際」とも)があると思います。
そして、私たちの分を越えたものを制御しようとすることは、傲慢以外のなにものでもないのです。
電力は、原子炉を使わなければ起こすことが出来ないわけでは、決してありません。火力、水力、
クリーン・エネルギーなどなど、他に幾らでも手段があります。
他に幾らでも手段があるのに、私たち人間の手に余る方法を敢えて用いるというのは、実に実に、
浅薄で愚かなことであると言わざるを得ません。
(尚、余談になりますが、私の実父は電力会社(但しTEPCOではない)のエンジニアでした。)
さてさて、この提出物も、例の如く、担当講師のN先生ご嘉納となるか、如何に!? |
