遥かなる水の音/村山 由佳
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「何かを強く願うとき、ただ『望む』のでは不十分だ。『信じる』のでなければね。」 Hopeではなく、Blieve。 本文より 久々に読んだ村山さんの本。 「やっぱり私、村山さんの本、好きだわ〜(´∀`*)」と思いながら こちらも「続きが読みたい〜o(>□< )o」って、読み耽りました。 何かに夢中になると生活に支障を来す勢いのマコトです(^^;←キケン パリで死んだ青年、久遠 周(あまね) その最期を共に過ごしたフランス人の同居人、ジャン=クロード・パルスヴァル 周を唯一の家族とする姉、久遠 緋沙子 高校時代からの友人、奥村 浩介と早川 結衣 通訳兼ドライバー兼ツアーガイド、サイード・アリ 周の「僕が死んだらその灰をサハラにまいてほしい」という遺言を叶える為に フランス、スペイン、モロッコ― 一行は様々な思いを抱えたまま、周が生前辿った行程通りにサハラを目指す旅に出る それぞれの登場人物が順番に語り部になって、話が進みます。 周の死。紅茶の缶に入った周の遺灰。 周の存在が通奏低音みたいに話全体を物悲しくしているような、 優しく大きく包んでいるような…なんとも不思議でした。 なぜ、簡単な空路ではなく、時間のかかる陸路からサハラを目指したのか なぜ、サハラに遺灰をまいてほしいのか 周の生前、語られなかったことが 話が進むにつれて、思いがけないところから徐々にわかってくるのですが、 そのあたり、巧みだなぁ〜と思いました。やられちまいました。(´∀`*) 旅の行程の描写がとってもリアルで 私も自宅にいながらにして、フランスからサハラ砂漠まで行っちゃった気分です(笑) 全く知らない国の人、その考え方、捉え方。自分と異なる文化を持つ人、 その人たちのもつ宗教、歴史、産業、風景、街、匂い… 本当は自分で実際に行くのが一番いいのでしょうが、 疑似体験でも、想像だけでも読書で触れられて、出合えてよい刺激でした。 唯一リアルに分かったのは、我が家でも大活躍しているタジン鍋くらいです(^^; 作中に、パリでツアーコンダクターをしている緋沙子の仕事の場面があるのですが この時に登場した観光客2人が、何年も前に読んだ村山さんの「すべての雲は銀の…」という 作品に登場している人物だ!と気づいてちょっと嬉しくなりました。 普段はそんなこと頭の片隅にもないのに、 「あっ!これってあの時の!!Σ(゚∀゚)」ってすぐ思い出したので、我ながら そんな、なんの役にも立たないところだけ冴えてる記憶力に呆れましたorz どうしてあれほど傲慢に、続いていく明日を信じられたんだろう。 時間なんかたっぷりあると思っていた。 互いの間に流れる時を、それこそ湯水のように無駄遣いしていた。 最近、私が思い知らされていることの1つです。orz 時間が経つのが早すぎて… 復路は描かれていませんが、 往路よりもきっと4人とガイドのサイードさんの気持ちはあたたかなんじゃ ないかなぁと思いました。 サハラ砂漠で観る星はキレイだろうなぁ〜。 あ、「サハラ」が「砂漠」という意味らしいので 日本人は「サハラ砂漠」と言ってるつもりが 「砂漠砂漠」と言ってることになるんでしょうか?(^^; まだまだ気持ちは、遠い異国に飛んでいます。 |





難しい表現が多いと頭の中で整理が出来にくく、読んでて嫌になってくるんですけど、
リアルな描写で書かれてるとこちらもリアルな妄想が出来ますよね〜(笑)
時間を有効に・・・なんてことはよく聞きますが、
口で言うのは簡単ですけどこれはとても難しいですよね。。。
何をもって有意義な時間というのか・・・
>「サハラ」が「砂漠」という意味〜
初めて知りました^^;
2012/1/20(金) 午後 9:19
>リボルバーさん
本当に。「それどんな匂い??」「どんな味?」「どんな色?」って想像をかきたてられて楽しめました。また描写が巧いんです!
あちらでは、「ゴビ砂漠」は「ゴビサハラ」になっちゃうんでしょうか?…しつこい(^^;
2012/1/20(金) 午後 10:03