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南里康晴選手絶賛応援中!

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南里が故障から復帰 フィギュア男子 バンクーバー五輪あきらめない

フィギュアスケートの2008年世界選手権男子代表の南里康晴(23)=ふくや=が10月2―4日に福岡市博多区のパピオアイスアリーナで行われる中四国・九州選手権に出場する。南里にとって、今大会が今季初戦。3月に左股(こ)関節の手術を受け、本格的な練習を始めるまでに5カ月かかった。大けがを乗り越えて迎えたバンクーバー五輪へのチャレンジ。夢へのラストチャンスと覚悟するシーズンが始まる。

 ●10月2日に今季初戦 3月に左股関節を手術

 見つめるのはバンクーバーのリンクだけだ。「万全の状態でまたあのリンクに立ちたい」。痛みを抱えたまま滑った今年2月の四大陸選手権。同じ会場で開催される五輪を見据え、南里は切実な思いを口にした。

 昨季終盤、左股(こ)関節痛に悩まされた。手術を受けることが解決への近道。メスを入れれば長期間競技から離れることは避けられず、来年2月に迫った五輪への戦いに間に合わない懸念があったが、勝負のできる体に戻すために決断した。「トリノ五輪が終わったときから、何が何でもバンクーバーまでやろうと思った。痛みを抱えたまま五輪イヤーを迎えるのは嫌だった」

 ●練習は8月から

 1カ月間の入院生活を経て、氷の上に立ったのは今年6月。本格的にレッスンを再開したのは8月だった。指導する河野由美コーチは、復活への過程を歩む南里に変化を見て取り、今の状態をこう話す。「これまでのプライドを捨て、貪欲(どんよく)になった。絶好調だった昨年ほどとはいかないが、例年並みの仕上がりにはなってきた」

 フリーの演目は昨季と同じロドリーゴの「アランフェス協奏曲」。3回転半−3回転トーループのコンビネーションジャンプが目玉だが、南里は「4回転を入れたプログラムにしたい。昨年の状態に戻る以上のものを取り入れないと」とさらなる高みを目指す。

 今季は中四国・九州選手権とグランプリシリーズのスケートアメリカに出場し、代表選考に大きくかかわる12月の全日本選手権(東京)に挑む。五輪出場枠は「3」。高橋大輔、織田信成、小塚崇彦らと争う。「まずは氷の上に戻ってきたということを見せたい」。地元での復帰戦で、バンクーバーへの第一歩を踏み出す。 (伊藤瀬里加)

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 ●福岡を拠点に活動

 ◆南里康晴(なんり・やすはる)1985年10月6日生まれの23歳。福岡市出身。幼稚園でフィギュアスケートを体験し、小学2年から本格的に競技を始める。福岡県飯塚市の飯塚アイスパレスで河野由美コーチの指導を受けて大きく成長した。沖学園高−中村学園大。同大1年時に世界ジュニア選手権6位。昨年の全日本選手権で4位となって世界選手権に出場、フリーで自己ベストの179・88点をマークして19位となった。現在は「ふくや」に所属し、福岡を拠点に活動する。165センチ、57キロ。

=2009/09/30付 西日本スポーツ=

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