松尾文化研究所

ブログを開設します。このブログにおいて現在活動中の文学、化学を題材とした随筆「文学散歩」「化学散歩」について、作品が出来次第掲載

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新東京散歩2012-2 神楽坂、ちょっといい食事処−昼食篇

神楽坂、ちょっといい食事処−昼食篇
 
 神楽坂に会社の事務所を移して1年半余りが経過した。これまでに、横丁の
 
食事処、蕎麦処やパスタ処を食事処として紹介してきたが、今回は私が気に
 
入っている食事処を紹介したい。いい店の条件は、シンプルに食事に満足感
 
があり、店の雰囲気がいいことであり、総合して幸せな気分になれることで
 
ある。
 
イメージ 3
 
 まずは、「串亭」。神楽坂の大通りを飯田橋駅から登ってきた頂上付近の
 
地下にある店。上の写真の横を通って地下への階段を下りていく。下りてす
 
ぐ左に入口があり、扉を開けて入ると、左奥に数人座れるテーブルの部屋、
 
右に行くと12人ほど座れる横に長いL字型のカウンターがある。私は独りで
 
行くことが多いが、会社仲間と行くこともあり、カウンターにしか座ったこ
 
とがない。カウンター入口に若い女性がいつも笑顔で迎えてくれる。目の前
 
でシェフが魚や肉、あるいはアスパラガスなどに衣を付け、油で揚げて出し
 
ている。メニューを下に示すように4種類あるが、一番左は「ひつまぶし」で
 
ここのオリジナルではなく、昨年11月に開店した姉妹店のメニューである。
 
焼いたアナゴをご飯にまぶして食べ、最後にお茶づけで食べるのがなかなか
 
乙な味でいい。ここのオリジナルは、3種類。魚中心の串揚げ(日によって異
 
なる)とアスパラガスの揚げ物を添えた品がメインの「究極の串揚げ御膳」、
 
鶏のから揚げでカニのあんかけが自慢の「唐揚げ御膳」、そして柔らかなロ
 
ースカツ中心の「ロースかつ御膳」である。付け合わせは共通で日によって
 
異なり、何が出てくるかもひとつの楽しみである。それに味噌汁とご飯が付
 
く。魚は青森からの産地直送。豚肉も三浦半島の岬の養豚場と契約している
 
とのこと。この日は上の写真にあるように海老とアスパラガス(これは定番)
 
鰻と舞茸を揚げたものであった。揚げたてで実に香ばしく、付け合わせのポ
 
テトサラダ、漬物、牛蒡と人参の煮物が串揚げをサポートしている感があっ
 
た。シェフは若くて感じがよく、またすっきり感の笑顔が素敵な女性がいつ
 
も明るく気遣ってくれ、会話にも花が咲く。
イメージ 2
 
大体週に一度のペースで行っているが、昨年10月に昼食は止めるという宣言
 
があり、文句を言ったところ、他の客も同じように抗議をしたのだろう、都
 
内に数件のチェーン店を持つ社長が続けることに決断を下してくれて、続い
 
ている。そのせいか11月以降、かなり客数が増え、時々入れないことがあ
 
る。客層は若者から年寄りまで、男女大体同じ比率であり、安定した人気を
 
誇っていると言える。また、夜はお任せの串揚げメニューであり、10種類以
 
上あるとのこと。一度行ってみたいと思っている。
イメージ 4
 
 次いで、毘沙門天の横を左に入って少し行くと、写真の店構えの場所があ
 
る。ここの2階にカレーライスが美味い「Parador de KAGURA」がある。二
 
人の若い男性がやっている。カウンターとテーブル席に分かれていて、カウ
 
ンターは夜バーとなり、カクテルなどが楽しめるらしい。カレーライスは、
 
まずは本場イタリアのサラダを思わせる本格的な味がいい。そして、カレー
 
ライスは煮込んだカレーに加えて鶏肉をきちんとフライパンで焼いたものを
 
混ぜ合わせ、実にコクのあるいい味を出している。そして、最後に美味いコ
 
ーヒーが出てくるのが嬉しい。水も薄い透明グラスにミネラルウオーターを
 
注いだものが実に清潔感があってこれまたいい。これで締めて650円という安
 
さ。「最初の設定が安すぎました」と男性が言うので、「これから上げる予定は
 
あるの?」と聞くと「いや上げるつもりはありません」ときっぱり。実に真面
 
目であり、清潔感溢れる店の感じと相俟って満足度が高い。
 
 その建物の1階は写真の看板の店「シンガポール キッチン」。ここもカウ
 
ンターとテーブル席だが、ややだだっ広い感じがする。シンガポール独特の
 
ランチはいい味を出していて、美味い。雰囲気も素人っぽい小柄の若い女性
 
の気遣いが満足感を与えてくれる。
 
蕎麦処として紹介した「ゆかり」もいい店だ。ここでは、「漬丼とセイ
 
ロ」が最高。新鮮なマグロにショウガとワサビの利いた丼はいつ行っても
 
同じ味で幸福感を味わえる。セイロは神楽坂では最も好きな味と歯ごたえ
 
だと思っている。店には常に琴の音が流れており、真新しいカウンターと
 
椅子席が清潔感を漂わせている。女性も実に愛想がよくいい感じである。
 
 また、親子丼の店として、以前に紹介した「あべの」に加えて「鳥半」を紹介
 
したい。「あべの」は秋田の地鶏を使った柔らかい鶏肉とふわっとした玉子
 
焼きが実にマッチしていていい。付け合わせの豆腐もその味を引き立ててい
 
る。店はカウンターとテーブル席だが、綺麗であり、シェフと女性の態度も
 
好感が持てた。夜も一度訪れたことがあるが、鶏尽くしのメニューを肴に、
 
いい酒に酔いしれた。
イメージ 1
 
 「鳥半」は、本多横丁を下りきって、四つ角を左に暫く行くと右側にある
 
店。「あべの」に比べるとボリューム感のある鶏肉と卵焼きがこれまたバラ
 
ンスがとれていて満足感を覚えた。店はカウンターと奥にテーブル席がある
 
ようだが、カウンター席しか座ったことがない。落ち着いた雰囲気を中年の
 
女性がしっとりとした応対で更に深めてくれているのがいい。
 
 他にも、食事に満足する店や、雰囲気は悪くない店は数々あるが、両方揃っ
 
た店はそうそうないことが分かった。次回は夜の部でのちょっといい店を紹
 
介したいと思っている。 

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食は文化なり・・・と思う。人生の楽しみのかなりの部分を覆っているだろう。食べ物の記事には、ついつい読まされてしまうものだ。
しかし、いつも思うのだが、このブログ記事はいつも盛り沢山なのだ。
1回のブログに、串揚げのお店なら、その1軒を紹介するだけで、読み手は満足する・・・と思う。読者自身の経験も思い出す余裕ができるからだ。これもあれもとなると、食傷気味になるものだ。
見たまえ、TVの番組は朝から昼過ぎまで、時には夜にも、料理を作って見せるものばかりじゃーないか。有名人(?)が食べ歩きで、いい店を紹介し、秘伝の術を映像で流すので、視聴者は直ぐに反応して、行列を作るらしい。ネットでは人気投票のやらせもあったらしい。近所では奇妙な行列と呼んだらしい。
飽食の傾向は”文化的”から遠ざかる。できれば、こていな店が良く、その店の人情味もスパイスされていると、行ってみたくなるだろう。”女性”の描写にも、工夫が欲しいところではあるが、無理か? 削除

2012/1/16(月) 午後 1:39 [ Y.I. ]

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