へーび爺やん

 子供の頃村にへーび爺やんと呼ばれている爺やんがいました 蛇をよく捕っていたのでしょうね 蛇も今より多かったような気がします 2里ほど先の街の人達に需要があったようで 煎って粉にしたものを 薬屋さんで売っていたとかだそうです また蛇の生き血を求める人達もいたようで どういう人達なんだろう もしかしたら当時不治の病であった結核の人たちかななんて思っていましたが それを確認するものが有りました たまたま古い新聞の切り抜きを整理していたところ 15年前の田嶋陽子先生の書かれた記事の切り抜きがありました ”母は脊椎カリエスで寝たきりになります(中略)当時 結核の特効薬はなく 母にへびの血を飲ませたりお灸 をすえたり ありとあらゆる民間療法を試みます 近所で評判のいい父 いい夫でした” 

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