Monologo di Mammo

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大田道灌 蓑を借るの図に題す

 先日、恒例の詩吟の発表会があった。発表会といっても、小規模なもので、
町内会の集会所に20人あまりのお客様をお呼びしてのものである。もう
少し大人数を呼びたいところだが、先生の友人が賛助出演し、舞を舞うので、
そのスペースを十分に取らなければならないので、ほんの一部の人にしか声
を掛けられなかった。

 私の吟は、「大田道灌 蓑を借るの図に題す」である。詩の作者は不詳。

 弧鞍 雨を衝いて 茅茨を叩く
 少女 為に遺る花一枝
 少女言わず 花語らず
 英雄の心緒乱れて 糸の如し

 語釈
  弧鞍(こあん): 単騎(1人で狩に出かけていた)
  茅茨(ぼうし): あばら家
  遺る(おくる): 贈る

 大田道灌は、室町中期の武将で、江戸城の築城者、そして歌人として有名。
若い時に1人で狩に出かけ、にわか雨にあった。一軒のあばら家に立ち寄り、
蓑を請うたところ、出てきた少女は何も語らずに、山吹の花を一枝差し出した
だけだった。立腹した彼は、帰城後、少女が「七重八重花は咲けども山吹の 
実の一つだになきぞ悲しき」の古歌(天明親王)に託して、蓑が無いことを
諷したことを知り、自らの無学を恥じて心は糸のようにもつれた。これが
きっかけで、その後、道灌は歌道を志すことになった。

 テーマは夏には決まっていて、約4ヶ月間、繰り返し繰り返し練習した。
練習は、家の中でやると、家内や近所の人に迷惑が掛かるので、専ら散歩中に
行う。以前は声量が乏しく、先生から「四畳半の吟」とからかわれていたが、
最近は練習のせいか、少しずつ声も出るようなって来て、『八畳間の吟」に
格上げになった。

 腹から思い切り声を出すことは、「歩くこと」、「よく咀嚼すること」と
共に脳の老化防止になるという。これからも、自らの健康の為に思い切り声を
出して行きたい。

 

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4畳半から8畳に!素晴らしいです〜〜!練習の心遣いも感動ですね。ポチ!!
詩吟て、普通にしゃべっている声と全然違うところから出てくるんですよね。音階も繊細だし。ぱぁ〜っと歌っちゃった方がやさしいのになあと思いながら、いつもおじさまの発表を聞いているわたしです。すみませんm(__)m分けわかんなくて。
太田道灌の「山吹」の話は童話で読んで知ってますよ。
少女のレベルの高い比喩に、子供ながら恐れを抱いたのを今でも覚えています(笑)こんな表現絶対無理〜〜!という意味ですけど。

2008/12/19(金) 午前 0:31 les fleurs <<コメントに返信する

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フルールさん、ポチ有難うございます。おじ様も詩吟をされているのですか。
私の場合、努力していたら、自分でも信じられないくらい声が出てきました。それが実感できるのは、カラオケで歌った時です。
山吹の話の信憑性については、私はやや疑問を感じています。当時の百姓屋の娘が、そんな歌を知っていたというのはちょっと信じ難いです。

2008/12/19(金) 午後 0:48 mam*o0*1* <<コメントに返信する

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「無知ほど恐いものはない」とか言いますが、はやり人様と関わりを持ちつつ生活するにあたっては、なんらかの向学心があった方が良いですね。私も自分の知らなさ加減からよく誤解をしてしまいます。外人だから余計です。
この詩の作者は不詳とありますが、素晴らしい方だったのでしょうね。(大田道灌作ではないのですね?)
腹から声を出すことは健康にも良いのですか?では詩吟はMammoさんの健康に貢献しているわけですね。今度は12畳目差してお励み下さい☆

2008/12/21(日) 午後 3:57 [ junkokaji ] <<コメントに返信する

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淳子さん、イタリアは文化も習慣も全く異なるので、淳子さんのご苦労が解ります。でも優しい心持が好まれるのは万国共通だと思います。
「英雄」などの漢詩の内容からして、道灌の作では無さそうです。
思い切り声を出すのは確かに健康に良いと思います。普段はそんな機会がありません。今後は、12、いえ20畳を目指していきます。

2008/12/22(月) 午後 0:47 mam*o0*1* <<コメントに返信する

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