「くもり ときどきミートボール」
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日曜日の夜のこと。 おじいちゃんが おかしな話をしてくれたのです。 あんな すごい話、はじめてききました。 「海のむこう、おおきなでこぼこ山のそのまたむこう、 熱い砂漠を3つほどこえた またまたむこう、ちっちゃな もうひとつの海のむこう・・・・・・ ・・・・・・そんなところに、カミカミゴックンという ちっちゃな町があったんじゃ。 見た目は、そこいらの ちっちゃな町とかわりなかった。 ただ、カミカミゴックンの町には、食べものをうっている店が一軒もなかった。 カミカミゴックンのかわっていたところは 天気だったんじゃ。 一日に3回、朝ご飯と 昼ご飯と 夕ご飯の時、ふってきた。 そう、みんなの食べものは 全部、空からふってきたんじゃ。 雪もふらなかった。風だけが吹くという事もなかった。 雨かとおもえば、それはスープやジュースだった。 雪かとおもえば、マッシュド・ポテトやグリーンピースだった。 ときどき吹く強い風は、ハンバーガーの嵐だった。 外出する時は、お皿やコップや グラスやフォークや スプーンやナイフや ナプキンをもった。 そうやって、どんな天気になってもいいようにしとったんじゃ。 食べきれないときは、まあ、たいていはそうなんだが、 家に持って帰って 冷蔵庫にしまい、おやつにした。 そんな風に おいしい生活が続いとったんだが、ある日、天気がへんなことになった。 一日中、チーズばかりふった。それも、においのすごくつよいのが。 そして、次の日は、ブロッコリーだけがふった。それも、全部 ゆですぎのが。 そして、次の日は、芽キャベツとピーナッツバターとマヨネーズ。 食べものがどんどんでかくなり、量もどんどんふえた。 みんなこわくなってきた。しょっちゅう、強い嵐も吹くようになった。 ひどい事がおき始めた。 町の衛生局は、とうとうあきらめた。 手におえなくなったんじゃ。 みんな、生きていけるか、心配になってきた。 家の外にもほとんど出られないし、家はでっかいミートボールでつぶされそうだし、 店はしまっているし、学校は閉鎖だし。 それで、カミカミゴックンの町をすてようってことになった。 生きのびるためには、そうするしかなかったんじゃよ。 ・・・・・・必要なものだけをつんで、パンのいかだで新天地をめざした。 海の上に一週間はいたかな。そのうちようやく、ちいさな町について、 ようこそ いらっしゃいました、とむかえられたんじゃ。 パンはびっくりするほど、まだ かたかったから、それを使って、とりあえず住む家をたてた。 一番大変だったのは、スーパーマーケットに食べものを買いにいくことじゃった。 そんなこと、したことなかったんだから。 空からは、雨と雪しかふってこなかった。 ハンバーガーが頭にぶつかることもなかった。 カミカミゴックンがどうなったか、見にいこうというものはいなかったよ。 みんな、こわかったんじゃな。」 わたしとヘンリーは、おじいちゃんの話が終わるまで おきていました。 おじいちゃんが おやすみのキスをしてくれたのを、ちゃんとおぼえていますから。 以前、アテナさんブログで見かけて気になっていた絵本。 きっと、絵のタッチがあまり明るい感じがしないので 自分から、手に取ることはなかったでしょう。。。 手に取ってみたら、このお話と 絵の不思議に引き込まれ・・・ 即 購入! 『アメリカで100万部以上売れたロングセラー絵本』という帯も 納得! 他にも紹介されている方も多いですよね^^♪ 絵本に関してのTBは大歓迎ですので、お待ちしていまーす☆ 子どもが自分で読むよりも 読み聞かせにピッタリなのでは・・・ 小学校でも、楽しめるでしょうね♪♪♪
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やっとこれました。いつもいつもご紹介ありがとうございます。そうなんですか、100万部も売れたんですか!?すごいですね。でも奇想天外なお話なので、納得です。
2007/4/3(火) 午前 7:00 [ アテナ ]
いえいえ、こちらこそいつもブログを楽しく拝見させて頂いてます^^☆ホント、変わったお話&絵だからこそインパクトありますよね〜!
2007/4/3(火) 午前 8:32