ジェニファー・マークス 「サマータイム」
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数少ない自分の宝物
ジェニファー・マークスの
「サマータイム」
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私が20代前半、世はバブル最盛期
お金はいくらでも稼げると思っていた時代の事であります。
仕事は大変順調でしたが、プライベートではいまいち波に乗れず、
というよりも、当時人生最大のスランプに陥っていた時の事でございます。
ひとりブラブラと旧軽井沢をブラついておりました。
当時の旧軽井沢は人ごみをかきわけタレントショップをハシゴするという、
今の閑散とした旧軽井沢からはまったく想像できない古き良き時代でありました。
人ごみの中、大した目的も無く「ベネトン」や「レイトンハウス」など、当時のF1チームに
華を咲かせていたブランドショップでテキトーに服を物色していたのですが、
いかんせん心身的スランプのため、気持ちが晴れずにモヤモヤしていたのでした。
そんな時に少し人ごみから離れた画廊に吸い寄せられるように入っていったのです。
そこで突然目に飛び込んできた衝撃の一枚の作品
それがこちら
(※シルクスクリーンという版画の一種、この作品は275枚作成されている。
自分は208枚目。サイズは額込みで横100cm×高さ120cm程度、結構大きい)
なにがどう凄かったのか未だに説明は上手く出来ませんが、
自分の心を鷲掴みにした事だけは良く覚えています。
自分があこがれる南国の景色がなんとも言えなかった...。
画廊の社長さんが
「この絵が好きだと思うなら、すぐにお買い求めになったほうがいいですよ」
今思えば普通のセールストークだったのだろうが、その時は
「天使のささやき」に聞こえたのです。(笑)
簡単に作者ジェニファー・マークスがどんな人なのか、
この絵がどのくらいの価値をもっているのか説明いただきました。
世がバブル真っ只中だっただけに社長さんは
「投機目的にも最高!」
と、言った事も良く覚えています。
結果的に翌年あたりには2倍近く値上がりしたものの、
今現在では購入価格の3割ダウンくらいで売買されているようで、
投機目的としては失敗なのかもしれません。
しかし、
この「サマータイム」を自分の部屋に飾って以来、
嘘のように人生が好転し始めたのです。
たまたま人生の転機のタイミングに購入しただけなのかもしれないけど、
自分としてはこの「サマータイム」が、自分に幸運をもたらしてくれたようにしか思えません。
と、
いろんな想いが詰まったこの「サマータイム」
一生の宝物として大事にしていきたいと思っています。 |






