グランテックを再生するにあたり、塗装をやり直すことは決めていた。
塗装をする前に錆や汚れを磨いて落とさなければならない。
会社の人に錆おとしのやり方を聞いたら「サンドペーパーじゃすぐ目詰まりするからスコッチブライトで磨くとと良いよ」とアドバイスをもらう。
荒いのから細かいのまで手のひらより少し小さいくらいのスコッチブライトをゲットしてフレームを磨いてみる。スコッチブライトのことを教わるまではサンドペーパーを使っていて、錆はとれないわ ペーパーはすぐだめになるわで「大変だこりゃー」と思っていたが、スコッチブライトでやったら1時間くらいで終わった。
スコッチブライトの構造は茹でる前のインスタントラーメンみたいになっていて、麺にあたる部分に粉末スープの代わりに研磨粒子が絡んでいる。
麺の間はすかすかの空間だから研磨した塗装の粉がすり抜けて行く為、目つまりしないというわけだ。
この錆落としがレストアの時に億劫に思っていた作業だったが、良い道具を使ったおかげで意外に手軽に終了し、ホッとした。
後日、塗装をお願いする浜松の丸山コーポレーション http://www.marco.co.jp/ までクルマを走らせる。
丸山コーポレーションさんには10年くらい前に仕事でお世話になっていて、そのころ良くお会いしていたYさんSさんTさんが温かく迎えてくれた。
当時私はバイクのステッカーを丸山さんに納入していて、丸山コーポレーションさんはバイクの部品を塗装した後、ステッカーを貼っていた。
週に1〜2回は行っていたと思う。
皆さんが教えてくれたが、当時現場を仕切っていた社員のOさんが”塗装業に対する長年の貢献で秋の叙勲を受けるという!! すごいなー。
昔話で1時間以上盛り上がってしまった。
その後、皆さんがスコッチブライトで磨いたグランテックのフレームを見てくれる。
「溶接がバイクのと比べるとキレイだねー」とのこと。
ブリヂストンさん良い仕事してますねーということね。
オートバイの溶接跡はボコボコしてるからね。
こんなプロ中のプロの丸山さんだから塗装のことは何も心配せず、塗ってほしい色を見本から選んだだけ。
そして皆さんの見送りを受け温かい気持ちのまま浜松を後にした。
浜松は15年くらい住んでいたけどこんな良い人たちが住んでいて、思い出がいっぱい詰まった自分にとってはとても大事な場所だ。
今は浜松から出てしまったけど時々遊びに行っている。
次回は塗装の終わったグランテックの組み付けについて書いてみようと思う。
|