アコースティック・ライブを終えて
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5月19日、土曜日。
今日はアコースティック・ライブ本番の日だ。
わかっているのだから、早くから準備をしておけばいいんのに、いつも土壇場であたふたと練習をかさねる、バンドの悪い癖はそのまま、本番集合の直前まで、ライブハウスの向かいにある練習スタジオで、最終の練習の仕上げをやる予定なのだ。
けれども、前日の神田でのスタジオの後に飲んだ酒がなんとなく残っていた。
スタジオを終えて、金曜の夜の人出の多い中、何店か探した末に見つけた店に入り席に座るなり、若干2名のギターとベースのメンバーは、ガンガン飲むのだ。 つい、つられて飲んでしまったのか、お酒が良くなかったのか、なんとなく胸のあたりの不快感を抱えたまま、電車で2時間あまりかかる国分寺をめざしたのだ。
お酒のせいか、正露丸は飲んできたのだが下痢で途中下車のアクシデントも、なんとか時間ギリギリで国分寺に到着。
いつもの広くてきれいなスタジオと比べると、あまりにせまいスタジオにとまどいながら、2-3回、ステージでの曲順通りに、気になるところをチェックしながら演奏する。
あっ、というまに3時のライブハウス集合時間になり、はす向かいのライブハウスに入って、「あれ、久しぶりの懐かしい人がいる」なんてやってたら、もうすぐにリハーサルだ。
ボーカルがステージでちゃんと聞こえるかだけチェックしてこれもすぐ終了。
この時点で4時前、あとは、8時過ぎの出番まで、あまりに長い。
しかも、5時からはお酒飲み放題だ。そうこうしているうちにステージははじまっていった。
出演者は1組目、なんと学生時代にクラブは違うけど顔はよく知っている人がVo&GのY-TRAP。Charの曲を、相変わらずのギターカッティングで聞かせてくれた。
2番目は、渋いギターの名手箕輪亮二さん、ひとりでブルージーなギターと歌を聞かせてくれた。
3組目は、主催者のおふろがかりの2人。ギターの福士君らしい、凝ったコード進行のアレンジで、すごく上手くなったまっこさんの歌で、童謡のアレンジは秀逸だった。
4組目は、いずみひろたかさん。加山雄三さんのサイン入りギターで、明るいオリジナルをひとりで、新曲も交えて聞かせてくれた。
休憩をはさみ5組目は、Hi-woods、ここも全曲オリジナルで、とちゅうベースとギターが入れ替わるという器用な人たち。Voの高木兄弟がしっとりと歌い上げていたが、なんとメンバー同士の結婚のサプライズ発表、というおまけまでついたステージだった。6組目は、ポジャマスのギターの尾関裕士さん。一回り痩せて小さくなっていたおーさんが、ギルドらしいいい音で、なつかしいポールサイモンやエルビス・コステロを演奏していた。
で僕らが7組目
8組目が最後に渡辺光二さん。ていねいに歌いあげていたのが印象的だった。
ステージの熱演が続く中、飲み放題という言葉に弱い僕やメンバーは、これは前から予想ができたので、心配してはいたのだが、やはりだいぶお酒を飲みすぎてしまった。
僕はステージ上で喉がカラカラになってしまったが、これはちょっと反省点だ。
では簡単に僕らが演奏した曲の説明を、
1曲目はメドレーでWarm And Tender LoveーWill You Still Love Me Tomorrow、
Warm And Tender Loveは、なんとメンバー全員のアカペラ。ドラムやキーボードも加えてのアカペラは、バンド初の試み。原曲は古いソウルなのだが、デイブ・メイソンが「黄金の蝶(MARIPOSA DE ORO)」で見事なアカペラアレンジを聞かせてくれていたのだが、かなり重ね録りをしているので、それを5部にアレンジしてみたのだが、さすがに5人でのアカペラは決まれば重厚だが、かなり難しい。
そのままデイブ・メイソン「黄金の蝶」のアルバムと同じに、Will You Still Love Me Tomorrowへと続く、 これも原曲はキャロルキングの素敵なロッカバラード。
2曲目は、オーリアンズからDance With Me。軽快なアコースティックギターと、ベースがうねる、何度か演奏はしているのだが、細かいところもかなり難易度の高い曲。
3曲目は、映画の主題歌になっていた僕が大好きな曲でエリック・クラプトンのBlue Eyes Blue。これは原曲は、しっとりとしたストリングス中心の曲で、なんとかバンドスタイルに落とし込んだ。
4曲目は、これもエリッククラプトンのunpluggedスタイルでやっているBellbottom Blues。
5曲目は、オーリアンズのLove Takes Time軽快なピアノが跳ねる印象的な曲。
演奏が終わっての感想としては、反省点は多々あるけど、楽しく演奏できたのは良かった。
アコースティックは、いつものエレキとは違う、繊細さがあり、難しさがあり、おもしろさがあるなぁ。
中央線の工事のなか、わざわざ来てくれたお客さん、どうもありがとう。
主催のおふろがかりのおふたり、お疲れ様でした。
バンドのみんな、大変な練習、お疲れ様。
またがんばろう。
写真:T-TRAP-おふろがかりー尾関裕士
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