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〜沖縄戦の実態が如実に提示されている〜
ワシントンの国防総省に保管されている沖縄戦関係の写真から一千数百点を入手、著者は沖縄へ持ち
帰った。それを体系立てて整理し、本書『これが沖縄戦だ』に結実した。地元の「琉球新報」に129
回連載したものに沖縄戦年表などの資料を加えてまとめたものである。
簡潔に目次からアウトラインをたどれば、次のようになる。
米軍、慶良間を攻略→米軍、本島に上陸→米軍と守備軍の陣容→米軍、本島攻略へ→米軍の侵攻→本部
半島と伊江島の闘い→首里攻防→那覇・小禄の闘い→北部と離島→摩文仁へ→戦闘が終わって→降伏→
宮古・八重山
どのページを見ても圧倒的な米軍の攻勢と痛手を受ける沖縄住民の悲惨さが対比される。犠牲を強い
られたのは沖縄一般住民であることは特に記憶にとどめねばならないことであるが、説明は簡潔簡略に
して、写真に多くを語らせる構成になっている。
ちなみに、表紙の写真に写っている少女は自分だと名乗り出た新聞記事「夏草の祈り・あの時子ども
だった」(昭和60年8月12日)がある。
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