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放射能と「国家の選択」小出裕章氏

汚染 小出裕章氏 今中哲二氏 チェルノブイリ日本大学生物資源科学部 小澤祥司氏 そもそも総研
 
 
 
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皆様、いつも御訪問ありがとう御座います
今日は雨でぐっと過ごし易いですね!
 
今までの暑さが嘘のようです。
さてそんな涼しい日を迎えてはいますが同じ空の向こうには福島があります。
 
 
福島の現実・・・
なかなか見えてきませんが、旧ソ連時代と比較して今の日本政府の対応は
どうなのか?
という事を誰もが考えていただける番組がありました。
 
僕は未見だったのですが、ブログでお世話になっているたろさんの記事を転載
させて頂きました。
 
僕も小出先生と同じ考えを抱いてますが(恐縮ですが)次期政権担当者には是非
福島住民の命、せめて将来ある子供達だけでも避難させる方法を与野党交え考
えて頂きたいと、思います。
 
この、国家の選択という意味をもう一度真摯に受け止め皆様にもぜひ考えて頂き
たいと思います。
 
 
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2011年8月18日(木)、テレビ朝日モーニングバード「そもそも総研」に小出裕章氏がVTR出演されました。
テーマは、「そもそも政府は放射能を甘く見てるんじゃないの?」・・政府の対応についてですが、小出氏の他に、京都大学原子炉実験所の今中哲二氏がチェルノブイリについて、 日本大学生物資源科学部の小澤祥司氏が福島の除染の現状と今後について語られています。
 
==以下、小出氏インタビュー部分の書き起こしです=====
 
*「3.11 放射能汚染 政府の対応は?」

玉川「この原発事故、それから放射能汚染に関して、政府の対応はどうだったとみられていますか?」
小出「彼らはこんな事故が起きるとは露ほどにも思っていなかった。だから、どのような対応がとれるか本気で考えたこともないし、(事故が)起きてしまった状態ですばやく動くこともできないし、なんとか事故が小さくあって欲しいと強くたぶん願ったということで、一つ一つの作業が後手後手になったということだと思います。」
玉川「先生はメルトダウンの可能性として考えた時に、その先にまぁ原子炉の爆発ということも考えられたと以前伺いましたけれども・・」
小出「そうです。 3月12日の段階でそれを疑いました。」
玉川「ということはですね、炉心溶融の可能性を政府の中の専門家もわかっていたのだとすれば、最悪の場合として、原子炉の爆発もたぶん頭の中にはあったはずですよね?」
小出「ええ、専門家の頭の中にはあったと思います。」
玉川「ということは、爆発すればですね、その 3kmとか20kmとかで済まない被害になりますねよね?」
小出「そうです。」
玉川「頭の中にあるんだとすれば、なぜ 極端な話を言えば、福島県全員の避難とかそういうふうなところまでいかなかったのか ということが私には理解できないんですけれども?」
小出「私にも理解できません。防災ということの原則というのは、悪いシナリオ悪いシナリオを描いて住民を守る、そして事態がそれほど悪くなかったのであれば、良かったなと思う・・そういうのが防災の原則だと私は思うのですけれども。少なくとも今回の事故の場合はそうではなかったのですね。楽観的な見通し楽観的な見通しを取って、対策をなるべく少なくしたいというもとでやってきてしまったのです。」
 
*激白 「国の対応のせいで被ばくは拡大した」

玉川「避難させないことによって、しなくてもいい被ばくをした人が福島の中にいっぱいいるということになるんじゃないですか?」
小出「もちろんです。ですから日本の国というのは、チェルノブイリの事故が起きた以降にひょっとして事故が起きるかもしれないし、起きた場合にはどういう放射能がどのように広がっていくのか、時々刻々と計算して、住民の被ばく量を評価して、事故の対策をとるとということを原則にしていました。そのためにSPEEDIと呼ばれている計算コードを作ろうとして、たぶん100億円を超えるお金をそれに費やしたと思いますし、20年を超える時間を費やしてやってきていたのですね。
ですから、今回の事故が起きてからも、SPEEDIを開発してきた人たちは、多分もう徹夜に近い状態でその計算を繰り返して、どちら側に放射能が流れていっているということをやっていたのだと私は思います。
ところがそのことを日本の政府はすべて秘密にしてしまったのですね。
半月ほど経ってその計算結果を出してきましたけれども、その計算結果を見る限りでは、南西方向と北西方向に放射能の雲が流れて、流れた時にヨウ素という放射能をですね、吸いこんでしまって、子どもを含めて大変な被ばくを実はしていたと後でわかったわけです。
本当はそれが初めにわかれば、ヨード剤というものをせめて子どもに飲ませて子どもの甲状腺の被ばくというのを少なくするということをできたはずなのですが、残念ながら日本の政府というのはむしろ隠してしまって、子どもたちの被ばくを放置してしまったということになりました。」
 
*疑問 「国が健康や命より優先したものとは?」

玉川「少なくとも健康が目的であって、そのために基準を作ったのですね?」

小出「そうです。そうです。」

玉川「ところが、今、基準を上げたっていうところは、健康よりも別のものを優先しているとしか感じられないんですけれども。」

小出「もちろん そうです。」

玉川「これは何ですか?」

小出「それを認める以外に国家の崩壊を止められないからです。
これまで日本の国が作ってきた法律を本当に厳密に守ろうとするなら、福島県全域に匹敵するぐらいの土地を放射線管理区域にして、人々をそこから追い出さなければいけない、無人にしなければいけない。
目で見たら何でもありません。平和な自然のように見えるかもしれないけれども、放射線が目で見えないために、そこで暮らす危険を抱え込んでしまう。そのために放棄しなければいけない・・それはもう信じることができないほどの広大な面積だということなんですね。
それは・・日本の国家から見れば、たぶん受け入れられない。だからもうこうなってしまえば、住民を被ばくさせるしかないという、そういう選択を国家がしたんだと私は思います。」
 
 

 
京都大学原子炉実験所の今中哲二氏
 
チェルノブイリ事故の時に問題になったのは先ず人々の避難をどうするか
チェルノブイリ発電所のとなりにプリピャチ市という原発労働者の町があるんですけれども
まずそこを避難させると言うのが事故当日の夜に決まって、キエフからバス1200台を動員して
次の日の午後にあっという間に避難させるというのをやっています。
 
ソ連のチェルノブイリ30キロ圏というのはいまだに居住不可になっているんですか?
いまでも立ち入り禁止です。
チェルノブイリで除染というのはやったんですか?
最初はやりました。
30キロ圏の村々をやろうとしたんだけれども、とてもじゃないけどやりきれないということで諦めました途中から。
やりきれない理由と言うのは何だったんですか?
やはり除染してもそんなに落ちない、レベルは。
畑や森やっても広大な面積ですからとてもじゃないけどやりきれないと。
 
 
 
日本大学生物資源科学部の小澤祥司氏
 
福島原発のあるところですけど その周辺のデータがでていましたけれども、
そこで毎時高いところで80マイクロシーベルト、年間700ミリシーベルト
 
今の20ミリに対して700ミリ、これは住める線量なんですか?
いや、とても住めないと思います。
 
除染というのはできるのかできないのかどうなんですか?
2つにわけて考えたいと思うんですけども
ある程度市街地であれば除染が有効な場合はあると思います。
道路とか建物とか公園とか道端の側溝だとかを徹底的に洗い流すあるいは土を削って除去する。
そういうことをやればある程度線量が下がるという事はわかっています。
ただし問題があって、その取った物をどこへ持っていくか、これはまだ解決してないんですね。
それと高圧洗浄なんかでダーって流しても結局それは下流の法に流れていくので下流の方で汚染の問題がどこかで起こる。
もうひとつ今回の警戒区域や計画的避難区域と言うのはほとんど森林に囲まれたようなところなんですね。
7割くらいが森林です。
今、除染の話が出ていますけども、主に農地ですけども向こうの農地というのは全部森林に囲まれているんです。
そうすると農地だけ除染しても周りからまた(放射性物質が)流れ込んでくる。
あるいは飛散してくるわけですね。
向こうの水田というのは山に降った水を使ってますから
そうすると森林と農地をセットにして除染しないと意味無いということになるんです。
要するに地域全体を除染する。
それはもう土を削って森林であれば木を切って草を全部刈り払ってその上で腐葉土から表土を全部削る
(山も全部)そうしないと本当の除染にはならない。
 

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書き起こし、感謝です☆
SPEEDIに100億円、20年!
「だからもうこうなってしまえば、住民を被ばくさせるしかないという、そういう選択を国家がしたんだと私は思います。」
まだソ連の法が人道的ではありませんか、すぐバスで避難させた、なきながら猫も抱いて避難する女性を広河さんが撮影しています。消防士たちは国家の命令で恐ろしいことになりましたがチェルノブイリは終息しました。
なんという無責任さでしょう。まったく軍国主義の時代と変わりません。
登録ありがとうございます!

山梨に行って南アルプスにほっとしましたが素晴らしい自然、人間を汚されて取り返しがつきません。
唯一原発差し止め判決下した元裁判官の講演会に参加しました。
TB&登録させてください。

2011/8/23(火) 午前 9:20 hitomi

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棟方志功展にいかれたんですか!
それは僕も観たかったです
コメントがずれてますけど、今ちらっと見ましたので(汗)

小出先生にはもっと活躍して欲しいですね
危険なものを除去しようとするのは凄く当たり前の事ですし原発
依存社会は将来ある子供達にとって不安を残しますし・・・
元裁判官氏の講演会の参加ご苦労さまです

2011/8/26(金) 午前 6:05 大室寅之祐

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原発差し止め判決を下した元裁判官井戸謙一氏の講演

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