「戦争」を考える

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戦後も「還暦」を迎えました。戦争体験が語られる機会は減る一方です。この季節にしか語らないのは片腹痛い気がしますが、少しは真剣に「日本の戦争」を語ってみようと思います。
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イラク駐留の米軍、戦闘期間が太平洋戦争を超える。

誰がこれほどまでに長期化すると予想していたのだろうか?この戦闘でアメリカには何が齎されたのか?
 イラク戦争とイラクでの対テロ戦争期間が11月26日で、米軍が参戦した過去の戦争では第二次世界大戦
(太平洋戦争)を超え、南北戦争に次ぐ長期間の戦争となった。米軍のイラク長期駐留はブッシュ大統領
が再検討しているイラク政策見直しにも影響を与えそうだと各社は伝えている。

 米メディアなどによると、太平洋戦争は1941年12月7日早朝から1945年8月15日昼(いずれも現地時間)
までの1348日で、現地時間で2003年3月20日早朝に始まったイラク戦争とその後の駐留日数は11月26日に
太平洋戦争の期間を超えた。

 AP通信及びその他メディアによると、米国の戦争で最長は1964年8月から8年5カ月のベトナム戦争。
次いで独立戦争(6年9カ月)、アフガニスタンでの対テロ戦争(5年1カ月)、南北戦争(4年)の順。
 太平洋戦争では米兵1600万人が出兵し、約40万6000人が死亡した。イラク戦争とその後の駐留には米兵
150万人が派遣され死者は現在、約2900人となっているが、そのほとんどが2003年5月の大規模戦闘終結後
に死亡している。

 アメリカは、この戦いをいつ終わらせようとしているのだろうか?先般の中間選挙ではブッシュ政権は
「No」を突きつけられた形となり、ラムズフェルドの首を切ることでその怒りの矛先をかわしたつもり
らしいが、国民は納得していまい。

 最早、世界の警察国家などという看板を下ろして、部隊を駐留させたり、武器を買い与えたりする金を
国際平和に、特に貧困に喘ぐ国々に使うことを選択しても良いのではないだろうか?

 【国際援助国家】という輝かしいレッテルを貼られることを誇りとして欲しいと私は切に願っている。

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敗戦の記事が無い

イメージ 1

 夏休み中かもしれないが、皆さんのブログに「戦争」言及の記事が見当たらなかったのが残念だ。
 敗戦から61年を迎え、もはや戦争世代は一握りしか生存していない。勿論、学校での教え方も内容も通り一遍等である。

 私は「加害国として反省しろ」とか「原子爆弾の非人道性を訴えよう」というつもりは無い。

 この国にもどんな形にしろ「他国との戦争があった」という事をもっと知っていて欲しい。
 そして、相手にも自分達にも多大な被害と大きな悲劇をもたらしたという事だけは忘れて欲しくない。

「今が平和だからいいじゃん」。これも決して間違っていない。ただし、その平和の礎は何だったのだろうかと思いを巡らせて欲しい。そして、同じ過ちを犯さないよう確りと政治を見据える必要があると感じる。

 アジア諸国の戦勝記念日(日本からの解放を意味する)に、日本の総理大臣が立場を明確にせずに批判のある「靖国神社」に参拝した。戦没者やその遺族にとっては、国の長が参拝し頭を垂れるのは当然かもしれないが、諸外国や靖国合祀を反対している人にとっては屈辱であろう。

 「靖国問題」は奥が深く、ここで軽々に述べることは出来ないが、垂れ流されるニュースの一つとして目前をただ流れていって欲しくない。

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敗戦記念日と玉音放送

 戦後も60年を越えてしまった。戦没者を悼むと共に現在の危険な兆候に目を光らせなければならない。

 敢えて私は「終戦記念日」とは言わず「敗戦記念日」と呼んでいる。史実だけ言えば、日本においては盧溝橋事件以来の対中戦争及びそれに付随しておこった東南アジア各地域での戦争、太平洋戦争(当時は大東亜戦争と呼称)の終結した8月15日を総称するのだと思う。

 私が「敗戦」に拘るのは、この呼び名を、負け惜しみ、または、数々の言い換えて戦争の本質から国民の目を逸らさせた大本営発表と同じ様に感じられることから嫌い、このように呼んでいる。

 1945年8月15日正午より、前日に公布された「大東亜戦争終結ノ詔書」(終戦の詔書)を、昭和天皇が朗読したものがラジオ放送され(いわゆる玉音放送)、国民及び陸海軍にポツダム宣言の受諾と軍の降伏の決定が伝えられた。
 詔の発布及び玉音放送はかならずしも法制上の必要があって行われたものではないらしいが、天皇が初めて肉声をラジオで公開し、敗戦と降伏を発表したという意味で、このラジオ放送は国民にとって敗戦の象徴ともいうべき存在となり、大きな衝撃を与えた。この日を持って、アメリカとの戦争が事実上終了した(ソビエトとは9月4日まで戦闘が続く)。

 勘違いし易いのだが、と言うよりは殆どの日本人が思い込まされていることだが、休戦文書は
 ・「日本軍の無条件降伏を規定している」ものであり
 ・『日本の政府や国家の降伏は規定してはおらず』、また占領対象も「指定する諸地点」とされている  領土全体を占領するとは規定されてはいません。

 占領軍が「日本の無条件降伏」という表現を好んで用いた事と、更に日本政府が完全に占領軍の統制下に置かれたこともあり、「日本は無条件降伏したのだ」という認識が日本内外に広まったようです。この認識は現在でも続いていると言わざるを得ないでしょう。

 勝者のみが多くを語るのではなく、敗者でも殊に非戦闘員である国民はより多くの戦争体験を語り伝えていくべきだと思っています。勝者にも敗者にも多数の犠牲者が出るのが戦争です。愚かな人類は未だに武器を放棄しようとしません。愚かな日本人もまた軍隊をと..ならないように政事に目を向けましょう

    以下に玉音放送の本文を記載しておきます   

 朕深ク世界ノ大勢ト帝國ノ現状トニ鑑ミ非常ノ措置ヲ以テ時局ヲ收拾セムト欲シ
 茲ニ忠良ナル爾臣民ニ告ク

 朕ハ帝國政府ヲシテ米英支蘇四國ニ對シ其ノ共同宣言ヲ受諾スル旨通告セシメタリ

 抑ゝ帝國臣民ノ康寧ヲ圖リ萬邦共榮ノ樂ヲ偕ニスルハ皇祖皇宗ノ遺範ニシテ朕ノ拳々措カサル所曩ニ
 米英二國ニ宣戰セル所以モ亦實ニ帝國ノ自存ト東亞ノ安定トヲ庶幾スルニ出テ他國ノ主權ヲ排シ
 領土ヲ侵スカ如キハ固ヨリ朕カ志ニアラス

 然ルニ交戰已ニ四歳ヲ閲シ
 朕カ陸海將兵ノ勇戰朕カ百僚有司ノ勵精朕カ一億衆庶ノ奉公各ゝ最善ヲ盡セルニ拘ラス
 戰局必スシモ好轉セス世界ノ大勢亦我ニ利アラス
 加之敵ハ新ニ殘虐ナル爆彈ヲ使用シテ頻ニ無辜ヲ殺傷シ慘害ノ及フ所眞ニ測ルヘカラサルニ至ル
 而モ尚交戰ヲ繼續セムカ終ニ我カ民族ノ滅亡ヲ招來スルノミナラス
 延テ人類ノ文明ヲモ破却スヘシ斯ノ如クムハ朕何ヲ以テカ億兆ノ赤子ヲ保シ
 皇祖皇宗ノ神靈ニ謝セムヤ是レ朕カ帝國政府ヲシテ共同宣言ニ應セシムルニ至レル所以ナリ

 朕ハ帝國ト共ニ終始東亞ノ解放ニ協力セル諸盟邦ニ對シ遺憾ノ意ヲ表セサルヲ得ス
 帝國臣民ニシテ戰陣ニ死シ職域ニ殉シ非命ニ斃レタル者及其ノ遺族ニ想ヲ致セハ五内爲ニ裂ク且
 戰傷ヲ負ヒ災禍ヲ蒙リ家業ヲ失ヒタル者ノ厚生ニ至リテハ朕ノ深ク軫念スル所ナリ
 惟フニ今後帝國ノ受クヘキ苦難ハ固ヨリ尋常ニアラス
 爾臣民ノ衷情モ朕善ク之ヲ知ル然レトモ朕ハ時運ノ趨ク所

 堪ヘ難キヲ堪ヘ忍ヒ難キヲ忍ヒ以テ萬世ノ爲ニ太平ヲ開カムト欲ス

 朕ハ茲ニ國體ヲ護持シ得テ忠良ナル爾臣民ノ赤誠ニ信倚シ常ニ爾臣民ト共ニ在リ
 若シ夫レ情ノ激スル所濫ニ事端ヲ滋クシ或ハ同胞排擠互ニ時局ヲ亂リ爲ニ大道ヲ誤リ
 信義ヲ世界ニ失フカ如キハ朕最モ之ヲ戒ム宜シク擧國一家子孫相傳ヘ確ク神州ノ不滅ヲ信シ
 任重クシテ道遠キヲ念ヒ總力ヲ將來ノ建設ニ傾ケ道義ヲ篤クシ志操ヲ鞏クシ誓テ國體ノ精華ヲ發揚シ
 世界ノ進運ニ後レサラムコトヲ期スヘシ爾臣民其レ克ク朕カ意ヲ體セヨ

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長引く「イラク派兵」について考える。そして日本という国は一体・・・

テロ行為は憎むべきもだ。しかし、繰り返される報復攻撃は本当に平和の為の戦いなのだろうか?
 実行している組織の人間以外は全員と言って良いと思うが、【テロ行為自体は憎むべきもの】であり、
【イラクは未だ戦闘状態のままだ】と認識しているだろうと思っている。

 そして、世界中の大多数の人達が【この地域への派兵には納得していない】はずだとも思っています。

 これ以上、不幸な犠牲者(民間人も戦闘員もジャーナリストも)を出さない為にも、繰り返される報復攻撃は本当に平和のために成っているのか、派兵以外の方法がないのか、私達は、もう一度考え直す必要があるのではないでしょうか?
 国連の安保理で、何故、「派兵の反対票」がアメリカやイギリスの拒否権で覆ってしまうのでしょう。誰かが「この戦争を続けなければ成らない理由を持っている」からだとしか考えられません。結局は利益誘導のために、「仮の平和活動」としてイラク派兵が続けられているのでは無いでしょうか?

 日本がアメリカの真の友人であると思い、アメリカも日本を同等に思っているのであれば、私達の国家のするべき事はアメリカの後押しではなく、アメリカに対して「派兵するべきでは無い」と説得する事が最も正しい選択では無かったのはないでしょうか?

 ところが日本は、湾岸危機の時と同じパターンで、アメリカが何かを言ってくれば、慌ててそれを鎮めるためだけの対処をする事で汲々となり、議論も何も無くアメリカに追随してしまう。

 真の独立国家としての「日本」は、地図上にしか存在していないのだと思えてならない。

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アジア諸国(特に中国、韓国)との関係を考える

 戦争の話題に「季節や旬は無い」という信念で、何か感じる事があった時には主張し続けたい。
 今の日本は、最も仲良くすべきアジア諸国との間でギクシャクしている感じは否めない。

 私達に必要な事は、
  ○戦争における被害と加害の実態があったことを認めること
  ○戦時おいて、アジア諸国における日本軍の侵した日本の罪についての歴史認識をもっと持つこと
 が必要だと思えてならない。

 傷を与えた事を忘れ、自分の痛みだけを訴えても誰も聞いてはくれないという事を知るべきだと思う。
 その時初めて、広島・長崎の原爆被害や非戦闘員居住区への大規模空襲(例えば、東京大空襲など)が 如何に非人道的行為であったかを理解して貰える時では無いだろうかと考えている。

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