7月11日 吉翠亭・夏の美食会
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来る10月3日にハウステンボスの誇る日本料理・吉翠亭の第3回美食の会が開催されます。秋の味覚の美食の会。とっても楽しみです。
という事で、かな〜り遅くなりましたが、7月11日の第2回美食の会の内容を簡単ではありますが、ご紹介したいと思います。
食前酒。アルコール入りとノンアルコールのものが用意されていました。 この日のメニューは。。。♪
※一部メニューに入れ替わりがあったようです。カラスミと沢蟹が入れ替わっていますね。
夏の美食会 御献立 前菜 前菜です。前菜は味わいはもちろん、見た目も楽しみ。料理長が一枚一枚書かれたものが。
「青山元不動」 これは禅語のようですね。「青山元不動、白雲自去来」と続く言葉で、梅雨明けあたりに茶室に掛けられる事も多いとか。解釈はいろいろとあるようですが、「白い雲は自由自在に行ったり来たり千変万化するけれども、山は泰然として動かず」といった、右往左往することなく泰然とあれ、というようにも読み取れます。
ちなみに白雲は自由闊達、物事に囚われない執着しない心といった解釈がされる場合もあれば、煩悩として解釈される場合もあるようですね。いろいろな解釈がなされるところが、まさしく禅語なのでしょう。
前菜 : 鱧寿司 鱧の子煮凍り 穴子蓴菜 自家製唐墨 うるか 鰻博多押し 新丸十檸檬煮
穴子蓴菜(じゅんさい)
うるか
「うるか」とはアユの腸を意味したり、鮎の内臓や身を塩漬けにして長期間熟成させた鮎の塩辛のことも「うるか」を意味することも。これは鮎の白子を使った「白うるか」でしょうか。なかなかお目にかかれないもののように思います。
自家製唐墨 鰻博多押し
「博多」は、博多帯をイメージするようで、博多帯の図柄の美しいストライプ模様にした料理などに使われるようです。
鱧寿司(はもすし)
鱧の子煮凍り 新丸十檸檬煮
丸十はさつま芋の事。薩摩藩島津氏の家紋が丸に十字であることから、和食の世界ではさつま芋を丸十と言ったりするようですね。
いずれも美味しく、じっくり味わいながらお酒も進みます。
祝盃
美食の会は飲み物込み。日本酒は梅ヶ枝酒造のものが用意されていました。「純米吟醸」と「吟のかほり 大吟醸」。
白ワイン ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ 2007
椀物 椀物 : 牡丹鱧 落花生豆富 小陸蓮根 金魚人参 末広柚子
鱧(はも)の骨切りも見事な牡丹鱧。香良く、実にいい味わいのお椀です。鰹出汁に昆布出汁、鱧の骨をあぶって出汁をとったものが使われているようで、奥深い旨みが口中に広がります。
ちなみに陸蓮根はおかれんこん、もしくは おくら と読み、オクラの事ですね。私は知りませんでしたが、オクラは英語(ガーナの言葉が語源だとか)なんですね。フランス語ではガンボと言い、日本語名はアメリカネリ(黄蜀葵)、って私は聞いた事がないのですが。。
造り 造り : あこう鯛 車海老 文銭蛸 季節のあしらえ
蛸は皮を剥いた蛸を薄切りにして塩湯にさっと通し、氷水に落としてあるのでしょうか。美しい白色。湯引きした吸盤も添えてあります。真っ白なタコの筋肉部分だけをあっさりと食べる調理法のようで、切り口が文銭(古銭)に見えるところから文銭蛸というのだとか。普通の茹蛸とは一線を画す上品な味わいです。
海老も鯛も美味しく、鯛の皮も肝も素敵な肴。あしらえの美しさ盛りつけの美しさも日本料理の楽しみですね。
海老の頭も活かされます。
焼き物 前回と同じく”魅せる”演出です。
焼き物 : 鮎塩焼き 芥子蓮根 山桃鬼灯盛り(やまももほおずき盛り)
沢蟹 新生姜の天麩羅 花山椒の佃煮
盆石盛りという盛り付けの技法を凝らした一皿。
盆石は黒い盆の上に小さな自然石を置き山々を表し、白砂をまいて流れや波を描くことで、雄大な海や川を表す。。。自然の様々な表情を盆上に描く、日本古来の縮景芸術の一つだとか。
日本料理でも情景を意識した盛り付けは時折見かけますが、本格的な盆石盛りはめったに用いられない技法だとか。 涼やかなガラスのお皿に描き出された一幅の情景。
清流に鮎が泳ぎ、沢蟹が遊び、親子の蛙が愛らしい。。。しばし手をつけるのを躊躇う素敵な一皿です。
強肴 強肴 : 水貝(鮑 花丸胡瓜 マスカット トマト アスパラ) 共酢
鮑が共酢でとっても美味しく。。。共酢は鮑の肝にマヨネーズ等を合わせたもののようで、これだけでもイケル!という代物。
赤ワインは ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2007
蓋物 蓋物 : 加茂茄子鴨焼き水玉仕立て 鴨治部煮 白髪葱 伏見唐辛子 針柚子
実にいい味わいです。
こちらは梅ヶ枝酒造のリキュール たっぷり甘夏
なかなか評判の良いリキュールでした。買って(DEJIMAで販売されていました)帰られた方も多いのでは?
こちらはノンアルコールカクテルで柚子トニック。柚子酢とトニックウォーターを使った爽やかな一杯。
この日は以上ご紹介した、日本酒2種、白ワイン、赤ワイン、リキュールの他にもチューハイが柚子、白桃、葡萄の3種。ノンアルコールドリンクとして、ウーロン茶にオレンジジュース。ノンアルコールカクテルは柚子トニックの他に、吉翠アイスティー(グレープフルーツシロップ・アイスティー・ソーダ)、ウォーターコリンズ(スイカシロップ・グレープフルーツジュース)、ブルー・ヴァケーション(マンゴーシロップ・パイナップルジュース・ブルーシロップ)、グレープフルーツ・ウーロン(グレープフルーツジュースシロップ・ウーロン茶)と多彩なものが用意されており、のんべも飲まない方も大いに楽しめるラインナップだったかと。
御食事 梅鱧茶漬け
香の物
水菓子 水菓子 : 冷やし飴 水羊羹 マンゴ 白桃のババロア アングレーズソース 桜桃 ミント
ちなみに左手の白桃のババロアに添えてあるのがアングレーズソース。アングレーズとは「英国の〜」といった意味合いの言葉のようですが、アングレーズソースはカスタードクリームに似たもので、基本的なレシピ(いろいろなバリエーションがあるようですが)はアングレーズソースが卵黄、グラニュー糖、牛乳、バニラビーンズで、カスタードクリームはこれに薄力粉とバターが加わるようです。アングレーズソースはデザート用のソースですが、その卵黄を増やして、生クリームを加えて空気を含ませながら凍らせるとバニラアイスクリームになるようですね。吉翠亭のデザートにおいて、時折アングレーズソースは使われています。白桃のババロアと良くあってなかなかのもの。
右手の竹筒の中には水羊羹と冷やし飴。和の味わいで、私は吉翠亭の冷やし飴がお気に入りです。
うまいこと美味しさをお伝えできなかったかとも思いますが、とても素敵な料理、飲み物、素晴らしい時間でした。
第3回もとっても楽しみです。秋は美味しい味覚がたっぷりありますものね。いったいどんなメニューになるのか楽しみで仕方がありません。
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夏の美食会 も素晴らしかったのですね。
私お食事も美味しそうですが薩摩切り子がとっても気になりました。
お料理に合った食器、いつも感心しています。
まったりさん10月も参加されましたらまた報告をお願いします。凸
2010/9/21(火) 午後 0:25 [ pinkey ]
pinkeyさん、忘れた頃にしか投稿しないブログをいつもありがとうございます。
確かに薩摩切子は素敵ですよね。お酒の味わいもアップする感じです。
10月3日も予約済みで、よほどのアクシデントが無い限りご報告できるかと思います。
他にも先日のカミーユのディナーや、アンカーズラウンジのデザートブッフェ、8月に行った神戸アランシャペルのランチ(内容はディナー)もご紹介したいと思っていますし、出来れば半水慮も。。。と思っているのですが、なかなか思うように行かず。。。気長にお待ちいただければ幸いです。それにしても食いしん坊な内容に偏ってきた感があり、少々複雑な気分だったりします。
コメント&凸♪ありがとうございました!
2010/9/21(火) 午後 3:11 [ mat**rinon*e ]