松下宏の見たクルマ、乗ったクルマ、会った人

東奔西走を続ける自動車評論家・松下宏が見た、触れた、乗ったクルマと、出会った人たちのほか、見た映画について随時書いていきます。

全体表示

[ リスト ]

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

22日は朝からバスでマツダの剣淵試験場へ移動し、雪上試乗会に出席しました。

マツダの剣淵試験場は冬季に閉鎖される剣淵町の町道を借り切って試験場にしているもので、コースの一部はマツダの所有ですが、多くの部分は町道を使っています。剣淵試験場は今年で30周年を迎えるとのことで、2月にはそれを記念したふれあいイベントが予定されているとのことでした。また折に触れ、広島のマツダの社内の売店で剣淵町の産品を販売するフェアを開催するなど、連携がうまくいっているとのことでした。

今回は、冬季の試験が始まる前に早めに試験場を整備していただき、さまざまなコースでさまざまなプログラムの試乗ができるように設定されていました。当初は周辺の一般道を試乗するプランもありましたが、最終的にすべての試乗が試験場内で行われる形になりました。といっても、一般道を元にした試験コースで一部には関係する車両が入ってくる設定の部分もあり、距離的にもそれなりに十分に走れました。

試乗会のメニューは、Gベクタリングコントロール(GVC)の効き味を雪上で試すコース、新型CX-5の2WDとAWDを走る比べるコース、iアクティブAWDと2WD(e-4WD)を乗り比べるコース、さまざまなシチュエーションで試乗し、正しいドラポの確認をする“走る、止まる”のコースが用意されていました。夕方からは降雪が始まりましたが、概ね好条件の試乗ができました。

最も印象的だったのはGVCです。雪上ではその効果が一段と明確に感じられました。試乗車には販売されるクルマに設定のないGVCのオン/オフスイッチが設けられていて、設定されたコースをGVCオンの状態とオフの状態で試すことができました。試した印象は、オフにすると2WDで、オンにすると4WDになったのかと思うくらいの違いが感じられました。

我々もドライの舗装路では試したのでは、GVCの性能が分かりにくいのが実情ですし、GVC付きのクルマを買ったユーザーは、GVCなしの状態が分からないためにますます分かりにくいのですが、雪上で試すとその効果がしっかりあることが分かりました。

GVCはステアリングの操舵量に応じてエンジンの出力を絞るなどして荷重を移動させ、安定した走りを実現するもので、雪上などの条件の悪いシーンではそれがより高い効果を発揮していました。

iアクティブAWDは、常時後輪にもわずかな駆動力を伝達しながら走り、スリップを検知するとドライバーがスリップを感じるよりも先に駆動力配分を変化させ、安定した走りを実現するものです。今回のCX-5では低粘度オイルの採用(CX-3から)やボールベアリングの採用で抵抗を減らし、よりスムーズで燃費の良いシステムにしていました。マツダではスリップロスの少ない4WDの利点を生かし、2WDを超える燃費のAWDを目指しています。

4WDに関しては、センターデフ式でないと本物ではないとか、緊急時の脱出用にロックモードが必要ではといった意見もありますが、マツダではドライバーの意図を先読みするとともに、道路環境の変化を早期に把握することでロック機能を必要としない4WDを実現したとしています。これに関しては必ずしも全面的に同意できない部分もありますが、今回の試乗の範囲では必要なシーンで必要な駆動力が得られ、十分な走破性を発揮していました。

詳しい試乗内容やほかの試乗などについては近いうちにコリズムのホームページで。


剣淵試験場からは1時間半ほどかけてバスで旭川空港まで移動。天候の悪化によって北海道の空港では一部で欠航が始まっていましたが、エアドゥ88便は大幅な出発の遅れがありながらも無事に飛び立ち、10時過ぎには羽田に到着。羽田からは一緒に試乗会に参加していた同業の高山さんに錦糸町まで送ってもらい、11時前に戻ることができました。ただ、朝が7時起きだったので長い一日でした。強い雨の中を事務所に移動する元気はなく、ブログも書かずにダウン。

■松下 宏のCORISM最新試乗レポート










■CORISMピックアップ















この記事に

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

開く トラックバック(0)


.


みんなの更新記事