|
CBR150Rの調子が、良過ぎる。
エンジンが上まで気持ち良く回り、大変気色いい。
新しく買った冬服を着、寒いから冷たい風にもぐりこむように伏せて走るとなんだかスピードが自然に出てしまうのだ。
昨日などはクルマでもハンドルをとられそうな強い横風が吹いていたがCBR150Rは平気だ。
トレーラーの発生させる強いスリップストリームを抜けた瞬間、轟音とともに吹き付ける冬の横風が、心を高ぶらせる。
(やっぱこれやろ)
そんな思いでさらにアクセルしようとするが、右手の握り代は大してもう残っていない。
結局このCBR150Rという単車はこれなのだ。
フルカウルだが楽なポジションでツーリングもいける…、とかではなく、細身の車体と回すのが楽しいエンジンを使い、スピードを落とさずクルマの間を抜けて全開で前へ出るという“だけの”用途の単車なのだ。
五台で競っていたスクーター兄貴達ゴボウ抜きの今朝は特にそれを感じた。
テクではない。
マジェもスカブも通れなかったのだ
日本でのCBR150Rは、「おっさんそら卑怯いうもんやで…」な単車である。
実際本当、救い難い
|