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MCR125は、一リットルの燃料で40キロメートル以上走る
アラビア泣かせな奴であり、プリウスにこの点、プッチンで勝っている。
目新しいハイテクはないがこの燃費は本当に素晴らしい。
悦に入り続けている俺だが、先日、超ライバルであるトヨタの
プリウスに、俺は、乗った。運転した。ついに。
プリウスの最大の売りである、電気を使ってのモーレツ燃費は、
4スト単気筒125でかわしたのだが、ある一点で完全に、負けを感じた。
プリウス、ものすげえ、静かなのだ。
これは、本格的にものすごい。
とにかく、こいつは、アクセルを踏んでソロソロと走り出しても
エンジンがかからない!
電気のみで走りだす。
きこえるのは、タイヤが舗装の上を転がる音、のみ。
これはプリウスのものすごい技だとわかった。
静かな奴、プリウス。トヨタ。うれしくなってくるほどだ。
MCR125,負けだ。
ま、しかし、やられてばかりはおられない。
プリウスの電気とコンピューターに対抗するべく、
俺は、工夫をした。
俺達は、位置エネルギーと、片手運転で勝負する。
プリウスにはコンピュータがあるが、
MCR125には、俺がある。
最近の俺の超運転は、こうである。
「従来の赤信号にくわえ、下り坂でも、エンジンを、きる」
俺の通勤路というのは、結構アップダウンがあり、
これを利用した。
職場から自宅まで18,6キロ、
その内、俺は、4キロのプリウス走行に成功したのだ。
5速で走行中、下り坂の上で俺はクラッチを思い切り握る。
すかさず右手でキーをひねりエンジンストップ、
完全にエンジンが止まったら、さらにオンの状態にひねり直す。
この状態で、MCR125をころがし続ける。
この時、MCR125の静かさは、完全に、プリウスをレクサスを
しのぐ、ぶっちぎる。
マジで、マジで静かだ。
タイヤの空気パンパン、チェーンのメンテ完璧のMCR125は、
キョーレツに転がっていく。
坂が終わり、時速が30キロに落ちた時、左手のクラッチを
つなぐ。
一瞬で押しがけエンジンスタート。
何事もなかったかのように、元の普通のオートバイに戻り、
加速。
ついに、ついに編み出した感動の燃費走法といえよう。
というか、そう言い聞かせている。自分に。
今まで俺は、丁寧にもニュートラルに入れ、この手を
ギャグでたまにやっていた。
しかし、この方法はモーレツに危なく、とてもじゃないが、
いつもは使えなかった。
ニュートラルをやめ、左手でクラッチを必死で握り続ければ
よかったのだ。
なんで今まで気がつかなかったのだろう。
俺は、また、悦に入りきっていた。
俺が、プリウスのコンピュータになった瞬間だった。
18,6キロの内、4キロ分はガソリン0リットルで走りきる男、俺。
環境大臣に因縁をつけ、カラむ権利を持ってるのは、
ほぼ、俺だろう。
下りを転がしている時、やはりレッツ4とかにも軽く抜かされるが、
さすがに、さすがにくやしくない。
エンジンがかかっていないと、さすがに、くやしくない事が、
判明した。
このようにして俺は、エコロジーテロで一人、楽しく、浮世を遊んでいる。
(アホやなあ…)
行程中、4回くらいそう感じる事がある
しかし、これが平成20年なのだ。
次の給油での燃費測定が、ちょっと楽しみだ。
ま実際はそのときは、復活したマッサージチェア寄付金の支払い
のタイミングともなるので、俺はまた怒り狂っているのだろうが
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