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2008年12月3日

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●武豊騎手と池江泰郎調教師

昨日 NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」で武豊騎手の苦悩?を特集していました。
結局何を伝えたかったのかよく分からない特集でしたが,物事はそう簡単にいくものではないということは強く感じました。
負けてそこからどうするかがより大切だということをこの番組の製作者は伝えたかったのかなと。

で,それに感化されて,フランスではなかなか騎乗機会に恵まれなかったことに注目して,普段から感じていたことを整理しておきます。
周知のように毎年重賞を二桁勝つ同騎手が今年は3勝どまり。
現在は故障中で有馬記念での復帰を目指していますが,仮に勝てても4勝。
近年のワーストの勝利数で今年を終わるのは間違いなさそう。

今年重賞には54回騎乗していますが,なぜ勝てなくなったのかを厩舎の面で分析してみたい。
※全てジャンプ競走を除く

まず54回騎乗した中で2回以上騎乗機会を貰った厩舎の羅列
角居   9
石坂   5
松田国  5
橋田   4
高橋成  4
松元   2
音無   2
池江寿  2
橋口   2
佐々木  2
この中で勝てたのは角居,石坂,橋口厩舎の各1勝で計3勝。

次に今年実際に重賞を3勝以上した栗東の厩舎の羅列
橋口   6
昆    6★
藤原英  5★
角居   4◎
松田博  4★
長浜   4★
池江寿  3
音無   3
矢作   3★
石坂   3◎

◎は武豊騎手を贔屓してくれる厩舎
★は武豊騎手をほとんどまたは全く乗せない厩舎

★が多い厩舎が多いのが分かります。
どちらの印もつけなかった橋口厩舎の主力は上村,小牧騎手に変わっています。
また贔屓してくれている松田国厩舎は今年1勝どまり。
高橋成厩舎は0勝です。

武豊騎手が勝てないからその厩舎も勝てないのか,厩舎に力がないから武豊騎手が勝てないのかはあえて述べません。
松田博厩舎と疎遠になっているのは有名な話。

ただ,一つ言えることは藤原英,昆厩舎のように最初から武豊騎手に依存することのなかった若手厩舎が台頭してきているのは事実としてあるということです。
矢作厩舎を含めてもこれらの厩舎は武豊騎手も知らないし,サンデーサイレンスで這い上がってきた厩舎でもないということ。

武豊騎手といえば池江郎厩舎とのタッグが有名でしたが,今年は1度しか騎乗していない。
その池江郎厩舎をよく調べてみるとこんなデータがある。
平地重賞は通算55勝。
00年5月の目黒記念で初めてサンデーサイレンス産駒(ステイゴールド)で重賞を勝った。
ここから快進撃が始まり,06年12月にディープインパクトで有馬記念を勝つまでサンデーサイレンスで27勝をあげた。
そのうち武豊騎手であげた勝利も16を数える。
まさにメインスポンサーでした。

その池江厩舎も07年からは急速に勝てなくなり,この2年で僅かに1勝止まり。
これを単なる偶然や巡り合わせで片付けるには無理があるような感じをうけます。
なぜならその絶好調の期間にサンデーサイレンス以外で勝てたのは僅か1勝(ブライアンズタイム産駒ノーリーズンによる皐月賞制覇)だからです。

サンデーサイレンスと共に繁栄しサンデーサイレンスがいなくなり衰えていった。
それと共に今では武豊騎手との不仲説まで出てさらに勝てないという悪循環。

フランスにおいて武豊騎手は各厩舎に自ら「乗せてください」と頭を下げて回ったそうですが,栗東でも頭を下げる相手を藤原英,昆,矢作厩舎に変える必要性があるのではないでしょうか。

四位騎手なんてウオッカを下ろされてむしろ安心しているのかもしれない。
昆厩舎に武豊騎手は縁がないからね。




  

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