おきなわ Bra. 〜 沖縄病専門診療所

日々の疲れを癒してくれるのは〜長風呂、風呂上りのビール、子供の成長、そして沖縄の風景かな…

全体表示

[ リスト ]

「城岳公園」界隈を歩く 那覇市

イメージ 1

沖縄には、地理的要因から、中国文化の影響を受けた風水思想が色濃く残っています。
街のあちこちに、まるで植木鉢のように日常的に点在するシーサー。
辻々の石敢當。
旧民家のヒンプン。
街の通りのちょっとしたスペースにある拝所。

郊外に出れば、ちょっとした「杜」(もり)があれば、多分そこが拝所です。本土で見られるような「社」(やしろ)はありません。
沖縄の「偶像崇拝」の観念は、石敢當やシーサーのような卑近な例はありますが、本土のように神社仏閣を建造するような風習は余りないようです。
本土で神社仏閣が建造された歴史は、「怨念を鎮める」と云う思想が根強かったことに基づいていますが、逆に言えば、沖縄ではこうした「怨念」は行為の規範にはなっていないと云うことです。

沖縄で共通してあるのは、「自然に対する畏敬の念」とでも言いましょうか。
「万物には霊が宿る」と云う「アニミズム」の思想に近いと言いましょうか。
人類は厳酷な自然環境の下、科学の力でそれを克服して文化的生活を見出してきました。
しかし、沖縄の人々は、科学の力で自然を克服するのではなく、自然と共存することで平穏な生活を営もうとしているようです。

だから商店の看板は、強力接着で剥がれないようにするより、壁面に直接書き込む方を選んだのです。
「let it be」
「起きたことはどうしようもない」
「無いものは仕方ない」
何と素朴で謙虚な生き方でしょう。
そこには、謀略も欺瞞も、悪意も何も存在しない…ような気がします。
現実はそんなに甘いものではないのでしょうけど…。
 

那覇高校の南に「城岳公園」という小高い丘があり、その南側から散策で登りました。
公園の入り口にある古い散髪屋さんを通り過ぎた時です。
建物の後ろから大きな亀甲墓が突然現れたのには驚きました。
それが「風水」の思想なのですが、人が墓を守っているのではなく、墓が人を守っているのです。
正に「畏敬の念」無しでは生活できない現実があります。



(既出)

HP「沖縄の話をしよう!」へ (http://2nd.geocities.jp/lmeg_mamo0821/

閉じる コメント(2)

Yahoo!アバター

沖縄のお墓って、ぜんぜん内地のお墓と違って、怖い感じはないですね。
清明祭にみんなでお墓の前でごちそうを食べて、なんだか先祖に守られてる感じ。

2009/6/22(月) 午前 4:27 如月ハニー

顔アイコン

夜道を独りで歩いていて出くわしたら、
ちょっと怖いです。
でも、だいたい住居と隣合わせだったりして生活臭はありますよね。

2009/6/23(火) 午後 9:30 [ mr.kimchy ]

コメント投稿
名前パスワードブログ
投稿

閉じる トラックバック(0)

トラックバックされた記事

トラックバックされている記事がありません。

トラックバック先の記事

  • トラックバック先の記事がありません。


.

mr.kimchy
人気度

ヘルプ

Yahoo Image

1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
  今日 全体
訪問者 2 18131
ブログリンク 0 7
コメント 0 207
トラックバック 0 7

ケータイで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

URLをケータイに送信
(Yahoo! JAPAN IDでのログインが必要です)

開設日: 2009/5/24(日)


プライバシーポリシー -  利用規約 -  ガイドライン -  順守事項 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2012 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.