風のように生きる

しなやかに 爽やかに 淀みなく 風のように

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 初夏のようなまぶしい光の中、満開の桜の木の下を、やわらかな薄紅色を仰ぎ見ながら歩いていると、マスクにサングラスの重装備で歩いていることを忘れるほど、幸せな気持でいっぱいになってしまいます。

公園の入り口の花壇に一本だけ、鮮やかな緑の葉がすっくと伸びてきれいだなと思って見ていたのに、翌日はしっかりとした茎の先に花芽までつけている姿にはびっくりしてしまいました。
春の自然界は、まるでトトロの世界のようですね。

ところで、すてきなご縁で、翻訳させていただきました『ドリームブック夢辞典改訂増補新版』ですが、この本の中で、ベティさんが繰り返し強調していることが3つあります。

第1に、わたくしたちの内奥に宿る英知とは、生命力、神、エネルギー、愛の力であり、夢は、その英知からのメッセージであること。

第2に、夢を分析すると、ほんとうの自分が分かり、人生をもっとすばらしいものにできる。
また、夢を見ている時は、心(自我)が邪魔をしないので、英知のみなもとからの印象を受けやすい。だから、夢が重要なのだということ。

第3に、自分が、自分の教師になりなさいということです。

さて、この、ベティさんのいう内奥に宿る英知とは、アダムスキー氏のいうところの宇宙の英知と同じものです。

当然ながら、お二人の述べていることは、いろいろな点で違いがあります。

また、ベティさんは、いかにも女性的な、きめ細やかな感性をお持ちだったようで、
柔らかく、誰にでも分かる言葉で、何度も念を押すように表現を変えながら、現実の生活の中で直観的に感じたことを中心に述べています。

一方アダムスキーは、特殊な体験の持ち主でしたが、科学者であり、哲学者でした。
ですから、生命の科学にしても、テレパシーにしても、宇宙哲学にしても、理論にほころびがありません。
もちろん、お二人に、共通している大切なポイントがあります。
それは、自我はほんとうの自分ではない。自己こそ、真の自分であるという点です。


そこでまず、内奥に宿る英知、生命力、神、魂について考えてみたいと思ます。

人も動植物も、命のみなもとを絶たれると、あっという間に、ただの物質に変わっていきます。
これを死とわたくしたちは呼んでいます。
この命のみなもととは、生命力であり、エネルギーです。万物に注がれている、目には見えないエネルギーです。

この不思議な、目に見えないエネルギーについて、人間ははるか昔から関心をいだいてきました。そして、わたくしたちの内奥に宿る英知、神、生命エネルギー、愛のエネルギー、魂など、さまざまな形で言い表されてきました。

古代ギリシャの哲学者・プラトンの霊魂不滅説は有名ですし、キリスト教、仏教など、魂については、多くの宗教の中で言及されています。
一方、疑似科学、オカルトだとして、懐疑的な見方のあることも事実です。
魂の存在の有無、死ぬと人間はどうなるのかということは、人類永遠のテーマといえるでしょう。

 さて、魂とは別の存在である心も、まぎれもなく自分のものです。
自分のものである心が、自分の邪魔をするとは、いったいどういうことでしょう。そもそも心とは一体何でしょう。

わたくしたちは、心こそ、ほんとうの自分であると勘違いしやすいのですが、ほんとうの自分は心ではありません。
心とは、感覚器官から受ける情報をもとに、感情をつくりだす媒体のようなものです。
心とは自我(エゴ)であり、ほんとうの自分とは自己(魂・生命力)です。

そして、心は、外界の情報をキャッチする感官の影響を常に受けています。

心をちょっと観察してみると、絶えず、さまざまな思いでいっぱいであるのに気づきます。

もちろん、ベティ氏も言及しているように、前日のできことが影響を与えて、何かのかたちで夢に現れるときもありますし、予知夢を見ることもあるでしょう。

しかし、眠っている時は、心も眠って雑念も消え、比較的静かな状態ですから、ベティさんのいう、夢を見ている時は心が眠っているので、心の邪魔をされず、印象をうけやすいという主張は納得がいくものです。

 夢の分析ももちろんのことですが、
究極的には、心、つまり自我をコントロールすることこそが、
万物からのフィーリングを受け、また、ほんとうの自分を知るための、ほんとうのカギといえるでしょう。

 そして、ドリームブックで、ベティ氏が繰り返し述べていることがあります。
それは、自己責任をとりなさいということです。

たしかに、同じ考えを持つ仲間と過ごす時間は楽しいものです。共鳴作用や相乗効果もあります。
反面、一人でやってみようという気持ちがいつの間にか薄れてくることがあります。
仲間と一緒のほうが、楽で安心だからです。

また、真理を知っているという優越感が、うっかり心に忍び込むと、自分たちが特別な存在のように感じてくる危険もあるでしょう。
そうなると、価値観の違う人に対して排他的になることもあるのです。

このように、人間的にも、魂の面でも成長したいと願っていたはずなのに、いつのまにか、大きく道をそれてしまう危険があることも事実でしょう。
そして、精神世界とはいえ、ビジネスが成り立つ世界であることも、例外ではありません。

また、神秘主義や心霊的な世界に近づくなと、アダムスキーもはっきりと警告しています。


 むかし、久保田八郎氏主宰の、GAPという アダムスキーを通して地球人に伝えられた哲学を学ぶ場がありました。
残念ながら、久保田先生が他界なさったときに、ご遺志により解散になりましたが、わたくしも、ずいぶん長期間一会員としてお世話になりました。


もっとも会員といっても、隔月発行の月刊誌を買うことで、自動的に会員になるというものでした。
会則らしいものも、会費もありませんでした。

しかし、毎月一度行われる例会は、いつも、たいへん内容の濃いものでした。
毎回、連続5時間近くに及びましたが、それでも会費は千数百円という驚くべきものでした。

今でこそアファメーションという言葉が流行っていますけれども、
GAPでは、たしか、そうです、かれこれもう二十数年ほど前のことになるでしょうか、、、、
ミラクルワードと呼びながら、イメージ法なども合わせて、すでに実生活で応用するように学んでいたのです。

今こうして振り返ってみますと、当時にしては画期的なことだったのだと思います。

ですから、最近の精神世界のセミナーの高額な料金を目にするたびに、当時、いかに久保田先生が純粋な思いで、学びの場を提供してくださっていたかを、いまさらながらに強く感じ、たいへんありがたく思い出されます。

 当時からのお知り合いの方の中には、今も講演会、勉強会など、地道に活躍なさっている方が複数いらっしゃいます。

聞くところによりますと、皆さん良心的な金額 ないしは ほとんどボランティアで活動されているようで、ほんとうにうれしいかぎりで、心から応援しています。

 会を主催するというのは、実にたいへんなことです。
コンサートや発表会の体験が何度もありますので、裏の準備の大変さは身にしみてよく分かっています。
会場費や印刷代などもかかりますから、会費はあって当然です。

 しかし、わたくしは、とほうもなく高い料金を徴収する講座や団体は、本物でないと判断するようにしています。
それは、精神的な分野で人を導こうとするとき、基本に奉仕の精神がなければ、決して人を導くことなどできない そう確信しているからです。

 もちろん、良質なセミナーに参加して、刺激を得て、また明日から頑張ろうとパワーアップすることはとってもすばらしいことですね。

しかし、そんなときも、ごく当たり前のことではありますが、どんな本を読んでも、どんなセミナーに出ても、
そうです、たとえ、どんなにあなたの大好きなタイプのカリスマが主催者であってもですよ、絶対にのめりこまないようにしたいものです。

まずは、自分の力で、自分を成長させるという強い意志が、どうしても必要だと思うのです。
なぜなら、一人でしっかり立つことができなければ、ほんとうの成長はないとしみじみ思うからです。

「夢を分析する人は、あなた自身であることをいつも忘れてはいけません。
最終的にシンボルの意味を決めるのはあなたです。
熱心に他人の解釈を求めるほど、お人よしではいけません。
それでは、あなたの能力を捨て、内なる資質を信じないことになってしまいます。」
ベティ・ベサーズ著
『ドリーム・ブック夢辞典 改定増補新版』より

このベティさんの言葉を、しっかりと心にきざみたいですね。

それでは、アダムスキー氏からの大切なメッセージを最後に引用させていただきます。

 『生命の科学』
Science Of Life 
ジョージ・アダムスキー 著 より

    重要なメッセージ
『生命の科学』からよい効果を得るために、メモ帳とペンを用意してください。
そして、『生命の科学』の1行、あるいは1ページを読むごとに、感受した印象を書きとめてください。
一度にたくさん学ぼうとしてはいけません。
1ページを読み終えるたびに、あなたの受けた印象を書き出すようにすると、よい効果が得られるでしょう。

講座をすべて学び終えたなら、再び学び直しなさい。

すると、受ける印象が新しく変わっていることに気づくでしょう。
そして、新しく受けたフィーリングは、はじめに受けたフィーリングと混和されます。
これが、さらにあなた自身を成長させるためのプロセスなのです。

『生命の科学』は、何度も繰り返し学びなさい。
学ぶたびに、感受する印象を書き取りなさい。そのたびに、新しい印象を受けるでしょう。

これは『生命の科学』を学ぶことによって、高いレベルへと、徐々に成長していることを示すものです。
以上に述べた方法によって、あなたは自分を指導する師となるのです。

常に印象を書き留めることを忘れてはいけません。
その記録を時々読み返し、はじめの印象が次の印象と、どのように混和されたかをよく観察しなさい。
生命の科学から、新しい印象を受けることがまったくなくなるまで、これを続けなさい。

しかし『生命の科学』は、宇宙的な感知力を発達させるためのものです。
学びに終わりはありません。
ですから、学び続けている間は、復習するたびに、新しい印象を感受するでしょう。

この方法を続けると、やがてあなたの印象を書きとめた、あなたの本ができます。
成長し続けるために、あなたが書き続けた記録と、同じプロセスに従いなさい。

この方法によって、あなたの生命のある限り、いかなるそれ以上の助けも必要とせずに、あなたは進歩することができます。

あなたは「真の自分」を、あなたの師とするのです。

この方法を応用するのであれば、生命のあらゆる分野を学ぶことに、決して終わりはありません。」

                                 ジョージ・アダムスキー
参考文献
『21世紀・生命の科学  
新アダムスキー全集 3 進化した惑星人から地球人に伝えられた12のレクチャー 』
ジョージ・アダムスキー著 久保田八郎翻訳     中央アート出版社 


2005.3.18〜M.Anahara (C) 本サイトに記載されている全ての内容の無断転載を禁じます

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