高校受験
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明日はいよいよ知的障がいのある息子の高校受験です。
地域の一番近い高校を受けます。 この地域から受験できる支援枠のある学校は1校しかなく、しかも1校につき3名しか受け入れられないために障がい児達が集まってきて、通常の高校受験よりも高い倍率になる(※1)という狭き門でもあり、それ以前に私達の住んでいる地域からは場所が遠すぎて通学の問題のために断念する子が多い(※2)こともあって、できればここの学校に支援枠があればいいのになぁ…と思う学校。 (※1:今年は、私達の地域から受験できる支援枠のある学校は多くの方が断念したことにより定員3名のところに3名しか受験されませんでした。) (※2:大阪では通学にガイドヘルパーが使えないこともあり、障がいのある子どもだけでの通学には危険が伴うため諦める等。ガイドヘルパーの通勤通学時の使用については障害者自立支援法の改正により、各都道府県の市町村の判断に委ねることになったが大阪ではまだ認められていない。) とにかく、息子の後にも地域には後輩がいますから、彼ら彼女らのためにも、「障がいのある子は、この地域にもいるんだよ」ということを知ってもらうための受験でもあり…。 そして、地域の小・中学校で育ってきたことによる子どもの成長と、周囲との関連性を見てきた私達家族にとって、支援学校の高等部へ行くという選択肢は最初からありませんでした。 しかし、周辺の公立の学校は橋下市長(元知事)の出した脅しに怯えてしまって、今年はどこも昨年より定員を減らしてしまいました。それもあって受験する高校も定員割れしておらず、今年はオーバーしている状態ですから、テストで点を取るのは難しい息子には、ほぼ不可能でしょう。 前期は雰囲気に慣れるためと考えて、後期に備えて、もはや神のご加護(?)に期待するしかありません。(汗) 息子は、この日のために名前を漢字で書けるようになり、、落ち着いて席に座れるようになり、簡単な漢字と計算ができるようになり、独り言もテスト中はいわなくなり、本人なりに様々な努力を重ねてきました。 その努力は自閉症で知的障がいのある息子にとっては、かなり高いハードルだったと思います。 しかし、今更ながら受験という制度の中では、その努力を持ってしても、スタートラインにすら立てない感じがします。 それでも、なお、これまで通り正攻法で勉強してきた息子は、そのありのままの実力で正面から普通の公立高校にチャレンジします。 いつもと違うということがわかっているのか?、親の心境を敏感に感じ取っているのか?明日は朝早いので早めに布団に入っている息子ですが、今日は興奮していてなかなか眠むれないようです。 「受験を楽しむことが大切」 それは一見、定員割れを願わなければ可能性が低い障がいのある子どもを持つ親や兄妹、家族にとって酷な言葉です。 しかし、受験も人生の一部(一場面)と考えれば、これまで苦楽の連続を乗り越えてきたということを思い出し、この受験もこの先の財産となるはずだと、そう信じるしかありません。 息子にとって明日の受験は、よりよい未来の息子の人生に繋がる良い経験になればいいなぁと… 親バカな私は、ただただ願うばかりです。 |
