3人の近藤君
|
久しぶりに訪れた市原臨海競技場、関東大学サッカーリーグ第9節が行われた。
第一試合順大対日体大は1−1の引き分け。1部昇格を果たした日体大は勝ち点14(3勝5分1敗)で
12チーム中4位と大健闘だ。順大は勝ち点10(3勝1分5敗)で9位。
さて、注目の第2試合は慶大対早大。
先日1年生ながらハットトリックを決めた慶大の近藤貫太(32、愛媛Y、1年)、
早大には右SHの近藤貴司(8、三菱養和Y、2年)、先日初ゴールを決めた左SHの近藤洋史
(30、名古屋U18、2年)と3人の近藤が揃う。その他では、慶大には左SBに岩田修平(18、名古屋U18、3年)、
早大右SBには奥山政幸(34、名古屋U18、1年)と注目の選手が揃う。
試合は開始早々早大のFW富山貴光が右サイドを駆け上がりCKのチャンスを得るとCBの田中進之介が
頭で合わせ早々と先制ゴール。伝統の早慶戦、波乱の幕開けとなったが、その後はお互いにチャンスを
作れない。
しかし、25分MF松下純土のクロスを受けたMF磨見朋樹が、ゴール中央でフリーになった近藤貫太に
パスを回し、ほぼ1対1のチャンスをしっかり決めて1−1の同点にする。
その後は早大は富山と榎本大希にボールを集め、勝ち越し点を狙う一方、慶大は近藤貫太のドリブルと
スピードを使いながら早大ゴールに迫る。
しかし、これが早慶戦なのだろうか、まずは守備を固めて、リスクを冒すことを避けるため、決定機が
なかなか作れない。いつもゴールに絡んでくる早大のボランチ島田譲、慶大のトップ下の藤田息吹も
チャンスを作りきれないまま、後半も淡々と進む。
後半43分、早大近藤洋史がいい形でボールを奪うと、左サイドを上がったSB三竿雄斗にパスを回し、
正確なクロスからゴール前に飛び込んできた途中交代の石川拓の頭にどんぴしゃ。
ついに早大が勝ち越し試合終了。早大が劇的な勝利を挙げ、勝ち点19(6勝1分2敗)の2位を守った。
慶大はいい内容の試合で勝ち点を積み上げることができず、勝ち点11(3勝2分4敗)の7位。
注目選手の中では近藤貫太の1ゴールはさすがであったが、早大のマークに思うようにプレー
できていなかった。近藤貴司もスピードとドリブルの切れ味は近藤貫太に負けないが、今日はPA内への
進入がほとんどできず。これまでの活躍度からすると、やや物足りない印象である。
近藤洋史は試合毎に積極性が出てきて、気がつくとゴール前にいることもしばしば。攻撃面ばかりでなく、
守備でも貢献度が高い。右SBに定着した奥山政幸は守備重視のプレーながらも積極的な動きは評価できる。
しかし、山地翔、畑尾大翔の不動のCB2人を欠いているためのスタメン。菅井順平、三竿雄斗の両SB、
ボランチの野村良平、島田譲らの先輩を追い越すつもりで頑張ってもらいましょう。
試合開始早々の早大のCKのチャンス3度目、田中進之介(23、湘南Y、2年)の頭にドンピシャ。
慶大岩田修平は早大近藤貴司のプレッシングをかわす。しかし開始早々に足を痛め前半だけで交代する
はめになった。
岩田修平が攻撃の起点になったプレー。
近藤貫太の同点ゴール。
右サイド奥山政幸のサイドチェンジの先は
見事近藤洋史の足元へピタリ。
近藤洋史のプレー振りもだいぶ板について来たね。
近藤貴司のスピードに乗ったドリブルは誰にも止められない。
奥山政幸もSBで経験を積んでもらいましょう。いい手本がそばにいるからね。
このプレーはよかったね。
決勝ゴールは、ここから。
こうなって
ボールが写っていないけど、こうなって。
こうなりました。
早慶戦に勝つと喜びもひとしおということで。
|
