あくまでも税収2
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(続き) 3.文化・芸術への振興が盛んになる バブル期には、絵画や壷などの骨董・美術品が高騰しました。 それは芸術に対する興味や理解が深まったために値上がりしたのでは決してなく、バブル期ですから、単に値上がりによる売却利益目的、大金を出して買ったものの保有による自慢・ステイタスとしての自己満足等による、高騰でした。 芸術作品そのものが好きかどうかよりも、むしろ、値上がりしそうか等の投機目的が重視されたのです。 バブルが崩壊し、現在に至るまで絵画等の美術品は下落し続けています。 バブル期の価格から本来のもつべき価格へと変ってきているものだと思われますが、悪化する経済状況も大きな原因です。 美術品は不況に弱いのです。 また、今後、好景気になる可能性は否定できませんが(ならないように見えますが)、やはり、美術品への財布の紐を堅くしている大きな原因は相続税です。 少子高齢化が進み、美術品の主力購買層は老後の不安または現の老後生活の不安感から、生活に必要のない美術品の購入を大幅に控えるだけでなく、興味も失いつつあるのです。 また、相続税対策のため必要以上にケチになり美術品の品定めなどする余裕はないのです。 しかし、スイス等では美術に対する関心は高く、引退した老人は相続税の心配をすることなく、美術品への興味を強く持ち購入しています。 また、将来、相続する子供も税金を払わなくてよいので、惜しみなく美術品へ投資することができるのです。 相続税を廃止すれば、芸術家の後援者が生まれていき、芸術家の創作活動が活発になり、熱意が向上し、質の高い価値のある芸術作品が増加します。 それとともに芸術への関心が国民全体に波及し、美術品市場は活性化します。 相続税のせいで伝統工芸の伝承ができないという極めて遺憾な事態も無くなり、貴重な日本の伝統的技術の伝承が障害なく行えます。 同様に、伝統的芸能等の文化的芸術に対する興味も向上します。 イタリアは相続税がないために、伝統技術が破壊されることなく伝承され、文化的芸術的に非常に優れた国のような気がします。 4.家族の絆が深まる これは相手の年代を問わず、一番言いたいところでもあります。 日本人の金融資産の大部分は高齢者が保有しています。 しかし、その金融資産の大部分は単に保有されているだけで、相続時に相続税として消えていきます。 老後生活のための資金に加えて必要以上に消費をしなくなり貯蓄のみに励んでいる家庭が50〜60歳前後から増えだし、コツコツとためた貯金が、相続時に結局は税金に消えていきます。 子供は、お金を相続できないということがあるだけでなく、土地の時価が高い時や場所に住んでいた場合は、貯めたお金だけでは相続税を払えずに親やお爺さんなど祖先が一生懸命働いてローンも組んだりして買った家を手放さねばならなくなる場合が多いのです。 相続税は『家庭を破壊する性質がある』のです。 祖先への感謝の気持ちを蔑ろにし、また、愛国心を著しくなくさせる税制なのです。 相続税のために、稼いだ金を老後に楽しんで使うことが困難になり、子孫にも残せず税金としてとられた金は、国家に有効活用されるとは限りません。 効果があるのかわからない公的資金投入や、訳のわからない天下り専用施設などの建設で親が死んで悲しんでいる家庭から強制徴収した税金が無駄に使われるのです。 国は人の死につけこんで税を課すため、倫理的にも問題がある税制なのです。 さらに、ここで義務拒否権利主張症候群が出てきます。 国は、国民の生命と財産を守る義務があります。 憲法で財産権が保護されているのに、未だに時代遅れの相続税が残存し、国は相続税を課して私有財産を犯しています。 個人が所得税を引いた後に残った財産に、国は介入する権利はないはずです。 そもそも、相続を不労所得と勝手に定義していることが問題あります。 相続は所得ではないのです。 親から子へ、当然受け継いでいくべき権利なのです。 当然の権利として継承すべきものに介入することは基本的人権を侵害しているものではないかと考えます。 私有財産を認めない社会主義国家が、どれだけ基本的人権を侵害してきたかどれだけ貧しかったか、国家の介入なしに相続できる国がどれだけ豊かか?を比較すると私有財産に関わる権利と家庭の幸福は深く関わるものであることが証明されています。 また、相続税のために必要以上に蓄えたりやむなく財産の売却をする必要がなくなり、消費が刺激され、経済が活性化し、その利益はまた国民に還元されるだけでなく、伝統文化や芸術への関心が高まり、愛国心が向上し、日本人として誇りを持って生きることができるものと思われます。 (私の考え方っておかしいでしょうか?) 世間で、お寺さんや宗教団体が納税したら自分等が楽になると思っている人を見たり、庶民へは減税をしてビルや土地持ちの金持ちからもっと搾り取ったらいいと言う人達を見てて、この二つの記事をUPするに至りました。 鳩山が「相続税を上げる」と発言したのも、消費税やサラリーマン増税にすると反対者の「比率」と「人数による絶対数」が高く政権維持に支持率低下による民主党政権崩壊を避けるが為のものです。 資産家と言われる人の人数の方が数%もないのに対し、一般的な生活をしている人の人数が90%以上なので、90%の人達が反対するのに比べて「比率」として少ないから支持率維持の為にそう言い放つのです。 でも、そもそも、そこに、相続税による国民の心の豊かさと生活の豊かさがリアルに失われているのです。 週2日休みがある一般的な人と違い、私共は、年に10日も休まず、ある年なんか363日働いておりました。 (そのうちの1日は、知り合いの結婚式で、あとの1日は税理士さんとの決算報告です) |

