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先日、うなぎを食べに行った人も多かったのではないだろうか?私は今年はまだ食べに行っていないが、我が家の場合うなぎを食べに行く=鰻のセイロ蒸しである。うなぎ丼は一匹\398-を熱いご飯と錦糸玉子を乗っけて食べるだけで十分だが、セイロ蒸しだけは家で作るわけにはいかないからである。
さて、ローマ人である。かれらも鰻は大好きである。しかし、彼らにとって鰻とヤツメウナギとあなご、ウツボはほとんど同じ物だった様で料理方等に区別が無い。また、かれらのこの魚たちへの愛はまさに「食べちゃいたいほど」でペットとして飼っていた元老院階級の富豪もいる。
うつぼを愛した有名人はキケロのライバル(1.だったり、法廷弁論の同僚(2.だったりした"アジア風弁論術"使い手ホルテンシウスや、キケロの師であるクラッススが有名である。
特にクラッススの買っていたウツボは鰭に宝石までつけてもらっていたらしい。
さて、では鰻とウツボはどのように料理するのであろうか?まずはソースである。
鰻の場合はまず香料として、
胡椒、ラヴィジ、セロリの種、ディル、シリア産のスマックの実、イェリコ産のナツメヤシを準備する。続いてこれらを細かく砕き、蜜酒、酢、ガルム、オリーブ油、マスタード、濃縮葡萄液を混ぜ、とろ火で煮る。
鰻は煮たようであるが、アナゴ、ウツボはには炙り焼きもある。そのときには以下のソースをかける。ただし、炙り焼きをする前か後かは分からない。
胡椒、ラヴィジ、ダマスクス産の乾燥プラムを細かく砕き、ワイン、蜜酒、濃縮葡萄液、オリーブ油を混ぜてとろ火で煮よ。
...ん、これは蒲焼の匂いがしてこないか???
(1.『ウェッレース弾劾』
(2.『ムレナー弁護』
参考文献
『シーザーの晩餐』塚田孝雄、時事通信社、1991
『ローマ文学集』より"風刺詩"ホラティウス、筑摩書房、S41
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