ホンマヨシカの週間CALCIOの友

『欧州サッカー批評』にコラム&イラストを掲載中!

全体表示

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全104ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]

スクデットが決定した試合etc・・・

\¤\᡼\¸ 1
時計の針を早回しするように時間がどんどん過ぎ去っていき、もう今日最終節が行われます。
 
それではカンピオナート最終節を待たずして、ユーヴェの28回目のスクデットが決まった第37節の注目の2試合の結果データ&評価です。
 
まずデルビー・ミラネーゼから。
インテル−ミラン(4−2):前半14分ミリート(イ)、44分PKでイブラ(ミ)、後半1分イブラ(ミ)、7分、34分にPKでミリート(イ)、42分マイコン(イ)
ボール支配率:インテル46%、ミラン54%
シュート数:インテル13本(枠内8)、ミラン12本(枠内6)
 
イメージ 1
イメージ 2
*インテルとミランのウルトラスが陣取る席の絵文字
イメージ 3
*試合前に今シーズン限りで退団するコルドバの表彰式があり、インテルそれにミランの選手にも祝福されました。
 
主審が判定したインテル不利のミスジャッジが二つ(ゴールラインを越えていたカンビアッソのシュートとミランに与えたPK)、もしミランの勝利や引き分けで終了していたなら、ユーヴェも交えての非難合戦になっていたと思います。
イメージ 4
イメージ 5
*イブラの疑惑のPK判定によるミランの同点ゴールと後半3−2としたミリートのPKが決まる瞬間。
 
 ストラマッチョーニはこの試合でもスナイデル、アルヴァレスの2人のトップを起用しましたが、これまでのように2人を1トップの後ろ左右に位置さすのではなく、アルヴァレスを中盤左サイドに、スナイデルを真ん中少し左寄りのトップ下に起用した左寄りからの攻撃に重点を置いた配置で、最初?と思いましたが、これがミランを苦しめました。
 
ミランにとって不運だったのは、前半だけでボネーラとアッビアーティの2人が負傷退場を余儀なくされたことで、試合中に修正出来るカードが1枚になったことでした。
 
それにしてもチャンピオンズでバルサに敗退後のミランのプレーから覇気があまり感じられません。
 
長友は先発出場しましたが、実はスタジアムに行く前まで、ペイTVでこの試合の事前情報を見ていたところ、スタジアムからの中継で左サイドバックにサネッティを起用と伝えていたので、試合前のアップで長友を見つけて少し驚きました。
ディフェンス時のゴール前で大柄のイブラをマークした際に危なっかしい場面もありましたが、持ち前のスピードを生かしたオーヴァーラップを果敢に見せ、合格点以上のプレーを見せていました。
  イメージ 6
カリアリ−ユーヴェ(0−2)前半6分ヴチニッチ、後半29分カニーニのオウンゴール
ボール支配率:カリアリ44%、ユーヴェ56%
シュート数:カリアリ4本(枠内0)、ユーヴェ15本(枠内7)
ホームスタジアムが使用出来ないカリアリはこの試合もトリエステで行いました。
ミラン戦観戦の為、試合は全く見ていませんが、ボール支配率やシュート数を見る限り、ユーヴェが圧倒していた試合だったようです。
今シーズンのユーヴェはボール支配率が高いですが、高いチームにありがちなゆっくりとしたリズムではなく、速いリズムで試合を進めます。
ここ数シーズンのユーヴェのようにシーズン後半に崩れることなく、1シーズンを通じて常に安定した強さを保ちました。
 イメージ 7
 
日本赤十字社・東北関東大震災義援金
台風12号による被害に伴う義援金 
 
『欧州サッカー批評』はこちらから
 
CALCIO!CALCIO!CALCIO!ホンマヨシカのセリエA観戦記』はこちらから
7calcio.html
 にほんブログ村 セリエA]

閉じる コメント(8)

閉じる トラックバック(0)

セリエAカンピオナート第36節での首位攻防etc・・・

\¤\᡼\¸ 1
久しぶりのブログです。別に病気になったとか、更新する暇がないほど忙しかったとかではなく、ただ単に横着していただけなのですが・・・まあなるべく横着しないように心がけるつもりです。
 
それでは水曜日に行われたカンピオナート第36節の主要な試合結果と評価です。
 
まず首位を走るユーヴェ戦から。
ユーヴェ−レッチェ(1−1)前半8分マルキージオ(ユ)、後半ベルトラッチ(レ)
ボール支配率:ユーヴェ58%、レッチェ42%
シュート数:ユーヴェ12本(枠内7)、レッチェ2本(枠内1)
 
3試合を残して2位ミランと3ポイント差のユーヴェは、残り試合の対戦相手も比較的楽な相手なのでスクデットはほぼ決まりと勝手に思っていたのですが、後半9分にクアドラードの退場で10人となったレッチェに同点にされてしまいました。
それも名手ブッフォンがバルザッリのバックパスをトラップミスしてベルトラッチにボールを奪われるという致命的なミスからの失点。
インテル戦のTV観戦に集中していたので、ユーヴェ戦始めほかの試合は試合経過をチェックしていただけですが、インテルがパルマに1−3と点差を広げられてから、ユーヴェ戦とミラン戦に交合にチャンネルを替えていました。
ブッフォンはGKの中でも、ボール扱いが巧みな選手です。
それ故に味方も安心してバックパスを出したのですが、ブッフォンの自身の技量に対する自信から気が緩んだのだと思われます。
この予想外の引き分けという結果は、ブッフォンのミスが決定的でしたが、しかしゴールをなかなか決められない攻撃陣の責任でもあります。
 イメージ 1
次にサンシーロでのミラン−アタランタ戦。
ミラン−アタランタ(2−0)前半9分ムンターリ,後半ロスタイム3分ロビーニョ、
ボール支配率:ミラン54%、アタランタ46%
シュート数:ミラン14本(枠内10)、アタランタ5本(枠内1)
 
なんども書いていますが、チャンピオンズのバルサ戦で敗退してからのミランの試合内容は感心出来るものではありません。
攻守共に少し緊張感が途切れたようなゲーム展開で、チームとしての強さではなく、局面での個人の能力で何とかポイントを稼いでいるような感じです。
そんなわけでユーヴェとのポイント差を縮めるのはほぼ不可能と思っていました。
ところがレッチェ戦のユーヴェがブッフォンのミスから引き分けてくれたおかげで、ユーヴェの背中が手の届くところまでに近づきました。
 
これがカンフル剤となって次のインテル戦に効果が現れるのかどうか興味津々ですが、シーズンを通じての試合内容と残り2試合での対戦相手を見る限り、まだユーヴェが優勢であることには違いありません。
 イメージ 2
次にパルマ−インテル戦。
パルマ−インテル(3−1)前半13分スナイデル(イ)、後半8分マルケス(パ)、10分ジョヴィンコ(パ)、ビアビアニ(パ)
ボール支配率:パルマ47%、インテル53%
シュート数:パルマ14本(枠内5)、インテル7本(枠内3)
 
インテルはアウエイでのウディネーゼ戦以降、スナイデルとアルヴァレスのトップ下タイプ2人を起用した4−3−2−1を採用して結果を残しています。
ラニエーリが監督の頃にアルヴァレスが好調だった時に、負傷していたスナイデルが復帰出来ることになった時に、スナイデルの起用の仕方が議論され、僕はこの4−3−2−1でスナイデル−アルヴァレスを並べて起用するのが理想的と思っていました。
しかしラニエーリの時に一度試されたのですが失敗に終わり、その後は又この2人が負傷で欠く事が多くなりお倉入りになっていたシステムでした。
ストラマッチョーニはウディネーゼ戦をこのシステムで戦い、素晴らしい試合内容で勝利し、ホームでのチェゼーナ戦でも、前半に限って言えば無得点ながらも内容の充実したパフォーマンスを見せました。後半に先制点を入れられましたが、そのあと逆転して勝利を収め(ゴールを決めましたが、後半の試合内容はちょっと?でした)、このパルマ戦に挑んだのです。
前半早々にスナイデルのゴールで先制し、内容的にも常に優位に戦っていましたが,後半が始まると、ジョヴィンコに率いられたパルマの猛攻にさらされ、またたく間に逆転されました。その後インテルも反撃しましたが、前のめりになったところをパルマの高速カウンターにやられて3点目を取られ試合が終了。
これでせっかく近づいていた目標のチャンピオンズ出場枠の3位も遠のいてしまいました。
イメージ 3 
さてこの第36節はブッフォンの信じられないミスだけではなく、とんでもないことがありました。
もう映像で観られたかたも多いと思いますが、フィオレンティーナ監督のデリオ・ロッシによる試合中の暴力事件です。
前半交代させられたリャイッチがロッシに当てつけがましく拍手しながら文句を言ったのに対して、ロッシが食ってかかり、ベンチにいるリャイッチに馬乗りの状態で殴りかかるという醜態を晒しました。
ロッシは特別血の気の多い監督ではないのですが、そのロッシが我を忘れるような精神状態になっていたことだけは確かです。
既にセリエB落ちが決定しているノヴァラに0−2で負けている時であり、おそらくこれまでも決して優等生とは言えないリャイッチの態度に怒りを覚えていたのでしょうが、しかしそれにしても前代未聞の出来事でした。
この醜態でロッシは試合後に監督を首となり、懲罰委員会から3ヶ月の出場停止処分も言い渡されました。
日本赤十字社・東北関東大震災義援金
台風12号による被害に伴う義援金 
 
『欧州サッカー批評』はこちらから
 
CALCIO!CALCIO!CALCIO!ホンマヨシカのセリエA観戦記』はこちらから
7calcio.html
 にほんブログ村 セリエA]
 
 
 

閉じる コメント(2)

閉じる トラックバック(0)

セリエAカンピオナート第31節の主要試合の結果&評価etc・・・

\¤\᡼\¸ 1
この日曜日が復活祭だった為、セリエAカンピオナート第31節は全試合土曜日に行われました。
 
サンシーロで行われるミラン−フィオレンティーナ戦に行く予定でしたが、ストラマッチョーニのインテルが気に掛かり、直前に行くのを取りやめ、TVでカリアリ−インテル戦を観戦しました。
 
まずそのカリアリ−インテル戦から
カリアリ−インテル(2−2)前半5分アストーリ(カ)、6分ミリート(イ)、後半16分ピニッラ(カ)、19分カンビアッソ(イ)
ボール支配率:カリアリ38,6%、インテル61,4%
シュート数:カリアリ8本(枠内3)、インテル9本(枠内6)
 
この試合カリアリのホーム試合ですが、安全の為に老朽化したホーム・スタジアム(サンタ・エリア)の収容人数を14000人まで減らされたことにより、セリエAの基準最低収容人数20000人に足らなくなリ、スロベニアとの国境に近い街・トリエステのスタジアムを借りて行うことになりました。
 
このトリエステのスタジアムは昔アントラーズのイタリア遠征の時に、アントラーズと一緒にイタリア代表試合(相手国についてはど忘れしました)を観戦したことのある思い出深いスタジアムです。
なかなか観戦し易い良いスタジアムです。
 
さてトリエステでの試合はイタリア全国にティフォージがいるインテルにとっては有利な条件だったのですが、試合はカリアリに先制されて追うかたちの苦しいゲーム展開となり引き分けで終了。
 
この試合のインテルも前節同様に4−3−3を採用、選手の入れ替えは出場停止のディフェンスセンター・ルシオに代わってラノッキアを、中盤のポーリに代えてグアリンを起用しました。
 
攻撃面ではストラマッチョーニの信頼を勝ち得た感のある左サイド・アタッカーのサラテが悪癖であるボールの持ち過ぎをあまり出さずに良いアクセントを与えて、この試合でもミリート(今年に入ってゴールを量産していますね)に素晴らしいアシストを供給していましたが、右サイドアタッカーに起用されているフォルランがまったく消えたように存在感がなし。
 
元々2トップでのセカンドアタッカー・タイプなので、このポジションが適役(今のインテルでは彼しかいませんが)ではないこともあるでしょうが、それにしてもまったくいいところがなさすぎです。
 
火曜日のラ・ガゼッタによると、ストラマッチョーニも2試合でフォルランに見切りをつけ、水曜日の次戦ではこのポジションに負傷から復帰のアルバレス(彼も適役とは言えませんが)を起用するようです。
 
イメージ 1インテルは2−1とリードされた後、ゴールを決めたピリッラの累積警告による退場処分(ゴールの後、禁止されている柵によじ登って喜びを表現した為)で残り約30分を数的有利で戦ったのですが、数的有利を生かせずに1点返すのが精一杯でした。
 
今シーズンのインテルの問題箇所はディフェンス(特にセンター)ですが、この試合でもカリアリの先制点はラノッキア対応の甘さが原因。
 
長友はこの試合でもスタメンを外れ、ベンチを温めていましたが、インテルのサイドのディフェンスについては、この2試合共、特別ミスがあったわけでもなく、出場停止処分や負傷などのアクシデントがない限り、長友の出番はなさそうですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
次に同じ時刻にキックオフだったミランーフィオレンティーナ戦。
ミラン−フィオレンティーナ(1−2)前半31分PKでイブラ(ミ)、後半2分ヨヴェティッチ(フィ)、44分アマウリ(フィ)
ボール支配率:ミラン57%、フィオ43%
シュート数:ミラン、フィオ共に10本(枠内5)
 
インテル戦に集中していたために、ミラン戦は偶にチャンネルを変えて状況を確認していただけです。
イブラがPKで先制したことを知り、ミランの楽勝だと思っていただけに予想外の結果でした。
 
水曜日のバルサ戦での疲れ(精神的にも)が出たようですね。
ミランにとっての朗報はカッサーノが後半39分にカムバックを果たしたことだけです。
1−1から決勝ゴールを決めたのが、この冬の移籍マーケットでユーヴェから移籍したアマウリ。アマウリは移籍直後のインタビューで、ユーヴェと監督のコンテに対して恨み辛みを語っていただけに、なんとも皮肉な結末となりました。
 
この結果、午後6時半から行われたパレルモーユーヴェ戦がより面白く観戦出来ました。
 イメージ 2
ということでパレルモ−ユーヴェ戦。
パレルモ−ユーヴェ(0−2)後半12分ボヌッチ、24分クアリャレッラ
ボール支配率:パレルモ35%、ユーヴェ65%
シュート数:パレルモ4本(枠内1)、ユーヴェ19本(枠内8)
 
この試合に勝てば負けたミランに替わって首位に立てるユーヴェ、いつも以上に気迫がみなぎった試合運びで、前半から攻勢に出ましたが、攻撃の割にゴールがなかなか訪れないいつものユーヴェで前半をスコアレスで終了。しかし今シーズンのユーヴェは後半に失速した昨シーズンまでのユーヴェとは違い、90分間集中力・運動力が
落ちないどころか、後半に勝負を決める試合が多く見られます。この試合でも後半に入って2ゴールを連取しました。
残り7試合でユーヴェが1ポイント差で念願の首位に立ちました。
 イメージ 3
 
 
最後は夜に行われたラツィオ−ナポリ戦。
ラツィオ−ナポリ(3−1)前半9分カンドレーバ(ラ)、34分パンデフ(ナ)、後半23分マウリ(ラ)、36分PKでレデズマ(ラ)
ボール支配率:ラツィオ41,6%、ナポリ58,4%
シュート数:ラツィオ10本(枠内5)、ナポリ5本(枠内2)
 
イメージ 4チャンピオンズリーグ参加枠最後の一つを争っている両チームの試合は、ラツィオの快勝しました。
 
得点力だけではなく、精神的にも今シーズンのラツィオの主柱となっているクローゼがリタイアで使えないため、3テノールを配するナポリが有利かな?と思っていたのですが、ラツィオが勝って3位の目標に一歩近づきました。
 
1−1から後半に決めたマウリのゴールは本当にスペクタルなボレーシュートでした。
 
今節はこのゴールだけではなく、ローマ戦で決めたレッチェのムリエルのドリブルからの鮮やかなロングシュートや、パルマ戦でのディナターレのシュートなど、素晴らしくスペクタルなシュートが見られました。
 
最後にラツィオはこの試合に喪章を腕に付けて試合に挑みました。
 
これは60年代後半から70年代にストライカーとして活躍し、ラツィオに初めてスクデットをもたらしたジョルジョ・キナーリアが心臓麻痺でなくなったためですが、キナーリアは僕にとっても思い出深いストライカーでした。
 
ちょうどこちらに来た1974年はキナーリアが一番円熟味を増して頑張っていた頃で、当時のイタリアでは珍しい巨漢(186cm)を生かしての豪快なシュートは印象的でした。
 
190cmを超す選手も多くいる現在では186cmは特別大きく感じられませんが、70年代ぐらいまではGKでも180cmを切る選手が結構いた時代です。
当時のラツィオはおそらくセリエAで一番スペクタルなカルチョをしていたと思います。
 
キナーリア以外にもテクニシャンでリベロのウイルソン(キャプテン)、右サイドバックのテクニシャン・マルティーニ、中盤のダイナモ・レチェコーニ(負傷休養中に冗談から宝石強盗と間違われ射殺される)、ブラジル選手のようなテクニックの持ち主のダミーコ等、イタリア代表級の選手が目白押しでしたが、親分肌の性格のキナーリアが派閥を形成してラツィオを仕切っていて、まさにミスター・ラツィオといった存在でした。
 
彼はまだまだ衰えが見えない1976年の4月にアメリカのチーム・ニューヨーク・コスモスに移籍し、コスモスで活躍後にイタリアに戻り、一時はラツィオの会長を務めるなど派手な存在でしたが、根がお人好しで大まかな性格の為か、球団経営や会社経営を巡る犯罪に巻き込まれるなど警察から追われ、アメリカで逃亡生活を送っていました。
享年65才。 合掌。
 
日本赤十字社・東北関東大震災義援金
台風12号による被害に伴う義援金 
 
『欧州サッカー批評』はこちらから
 
CALCIO!CALCIO!CALCIO!ホンマヨシカのセリエA観戦記』はこちらから
7calcio.html
 
 
 
 

閉じる コメント(0)

閉じる トラックバック(0)

セリエA第30節とバルサ−ミランのチャンピオンズ準々決勝

\¤\᡼\¸ 1
セリエAカンピオナート第30節の主要試合の結果&評価とチャンピオンズリーグ準々決勝のバルセロナ−ミラン戦の結果&評価です。
 
それでは土曜日に行われたカターニア−ミラン戦から。
カターニア−ミラン(1−1)前半34分ロビーニョ(ミラン)、後半12分スポッリ(カターニア)
ボール支配率:カターニア44%、ミラン56%
シュート数:カターニア13本(枠内3)、ミラン9本(枠内7)
 
今シーズン一番予想外の頑張りを見せているモンテッラ率いるカターニア、この試合でも攻守の切り替えが速いカルチョでミランを苦しめました。選手一人々を比べると、技術的にも差がありますが、しかし無名でもなかなか侮れない選手がいて、自分の役割をきちっとこなしています。例えば4−3−3の真ん中に位置してアルミロンと共にゲームメイクするローディ。今年3月23日に28才になったローディは昨シーズンはセリエBで低迷していたフロジノーネ(Bから降格)でプレーしていた選手です。
フリーキックが巧みなサウスポーのテクニシャンで、若い選手を育てるのが上手いエンポリでスタートし、アンダー15〜21までのイタリア代表に常に選出されていましたが、中々セリエAの舞台で活躍することが出来ずに(2シーズン前にウディネーゼにレンタルされ19試合に出場していますが)、昨シーズン中の冬のマーケットでカターニアに移籍し、今シーズンは不動のレギュラーとして活躍しています。
このローディやほとんど無名で入団した南アメリカ諸国の選手等を上手くまとめて、テクニカルな攻撃的なカルチョを実践している監督モンテッラの手腕は賞賛に値します。インテルに来て欲しい監督です。
イメージ 1
 
次に日曜日午後3時に行われたインテル−ジェノア戦。
インテル−ジェノア(5−4)前半13分、27分ミリート(イ)、38分サムエル(イ)、前半ロスタイム2分モレッティ(ジェ)、後半15分PKでパラシオ(ジェ)、29分サラテ(イ)、35分、45分PKでジラルディーノ(ジェ)、40分PKでミリート(イ)
ボール支配率:インテル51%、ジェノア49%、
シュート数:インテル18本(枠内9)、ジェノア11本(枠内9)
 
36才の新監督ストラマッチョーニのデビュー戦ということで注目された試合はテニスのポイントのような乱打戦となり、インテルがなんとか逃げ切りました。
イメージ 2 ベテランと若手の扱いが注目されていましたが、ストラマッチョーニは急激な変化をせずにベテラン中心でスタメン編成しました。
プリマヴェーラの監督からの昇進ということで、若手選手を積極的に起用するとの味方が多かったのですが、しかしよく考えれば、いくらモラッティの信頼を受けての起用だといえ、プリマヴェーラの監督経験しかない監督が、いきなりチーム内で発言力のあるベテラン選手を切って(下手すれば反発される危険もある)若手を起用するというのは可能性が低いことが分かります。それにプリマヴェーラを指導していただけに、若い選手の経験不足などの未完成の部分を熟知している分、若手の起用をより慎重に行うだろうと思っていました。
ただシステムはプリマヴェーラで実践していた4−3−3を起用しました。
今シーズン期待はずれのサラテとフォルランを起用したのは、手持ちの陣容の中で、一番サイド・アタッカータイプなのがこの2人ということでの起用。
長友は守備に対する不安からだと思いますが、スタメンを外れ、左右のサイドバックにサネッティとキブを起用しました。
監督の交代で選手が責任感を強く感じていることは確かのようで、これがうまく影響したのか、インテルが前半38分で3−0と点差を広げました。
ただしマリーノが率いるチームの特徴である、攻撃的だが非常に緩いディフェンスラインに助けられたということが大きいですが・・・
その後、楽勝ムードがルシオ(衰えが激しいですね)のミスなどで1ゴール差に詰め寄られて苦しんでの勝利でした。
 
 
次に日曜夜に行われたユーヴェ−ナポリ戦。
ユーヴェ−ナポリ(3−0)後半8分ボヌッチ、30分ヴィダル、38分クアリャレッラ
ボール支配率:ユーヴェ52%、ナポリ48%
シュート数:ユーヴェ17本(枠内9)、ナポリ4本(枠内0)
 
試合は前半からユーヴェペースで進みますが、スコアレスで前半を終了。
しかし後半にユーヴェが3ゴールを連取し、完勝しました。
今シーズンと昨シーズンまでのユーヴェの差は、後半にあります。
昨シーズンまでは、前半勝っていても後半に崩れて敗戦することが多かったですが、今シーズンは相手のペースが落ちる後半で勝負を決める試合が多く見られるように、最後まで息切れがしません。まるで選手時代のコンテのようです。
ユーヴェがナポリに苦しむと予想していたのですが、ナポリは自慢の3テノール(カヴァーニ、ラヴェッツィ、ハムシク)を全く歌わせてもらわないままでした。
これで2ポイント差となり、ユーヴェの逆転スクデットの可能性も出てきました。
イメージ 3
 
 火曜日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝第2戦バルセロナ−ミラン戦。
バルセロナ−ミラン(3−1)前半11分PKでメッシ(バ)、33分ノチェリーノ(ミ)
ボール支配率:バルサ62%、ミラン48%
シュート数:バルサ17本(枠内9)、ミラン2本(枠内1)
 
ミランは善戦しましたが、PKを2本も取られたこともあり、1−3で敗退しました。
前半11分にメクセスの不容易なパスミスをメッシにカットされ、ゴール前に迫ったメッシがアントニーニに倒されてPKを獲得。前半11分で先取点を奪われるというミランにとって苦しい展開になりますが、その後は攻められながらもバルサの攻撃を交わし、時折カウンターでバルサゴールに迫ります。
そして33分にバルサのゴールエリア中央近くでボールを持ったイブラがタイミング良く飛び出した右サイドのノチェリーノにパスを出し、のチェリーのが冷静に決めて同点とします。しかし40分のバルサのコーナーキック時にペナルティエリア内でネスタにユニフォームを引っ張られたブスケスが倒れ,これがバルサの2度目のPKとなります。
試合後にミランサイドそれにイタリアのマスコミは不当なPKと騒ぎました。理由はネスタとブスケスの間にプジョルが割り込んだためにネスタがブス消すに覆い被さるように倒れたからということですが、主審の目の前でネスタが派手にユニフォームを引っ張っていたのですから、PKを取られたとしても仕方がないと思います。
前半ミランが数少ないチャンスをものにして一時は同点(第1戦が0−0で終了したので、この時点ではミランが準決勝進出)にしたのですが、PKとバルサの圧倒的なテクニックがミランの野望を砕きました。
後半はバルサが試合をコントロールしながら、よりミラン陣地内での攻防が多くなり、8分にミランでディフェンスに阻まれたメッシのシュートボールを拾った左サイドのイニエスタが冷静に決めて3−1とし、ミランの準決勝進出の夢は消えました。
バルサは第1戦に比べ、サイドをより有効に使って攻めていました。
メッシですが、ボールを持ったときに相手に与える緊張感は、やはり異次元の選手だけに感じられるものです。
イブラはこれまで大試合に持ち味を発揮出来ずにいましたが、この試合では第1戦に比べると少し下がり気味にポジションをとり、持ち前の懐の深さを生かしたボール扱いで存在感を見せていたと思います。しかしミランで一番良かったのはカンピオナートでのように、中盤での献身的な働きとゴール感覚を見せたノチェリーノです。
 イメージ 4
 
 
日本赤十字社・東北関東大震災義援金
台風12号による被害に伴う義援金 
 
『欧州サッカー批評』はこちらから
 
CALCIO!CALCIO!CALCIO!ホンマヨシカのセリエA観戦記』はこちらから
7calcio.html
 

閉じる コメント(0)

閉じる トラックバック(0)

ミラン−バルサ戦etc・・・

\¤\᡼\¸ 1
 
セリエAカンピオナート第29節と昨日のチャンピオンズ準々決勝・ミラン−バルサ戦の結果&評価です。
 
まずは土曜日に行われたミラン−ローマ戦から。
ミラン−ローマ(2−1)前半44分オズワルド(ロ)、後半8分PK、38分イブラヒモヴィッチ(ミ)
ボール支配率:ミラン47%、ローマ53%
シュート数:ミラン18本(枠内10)、ローマ6本《枠内)
 
前半のミランは水曜日のバルサ戦を意識して負傷者が出るのを恐れたのか、ブレーキをかけたような試合運びでした。前半をローマにリードを許して終了。
それよりも痛いのは前半10分にチアゴ・シルヴァが右足筋肉を炒めて交代を余儀なくされたこと。
検査の結果チアゴ・シルヴァは3週間のリタイア。しかし後半イブラの2ゴールで逆転勝ちを収めました。
イメージ 3
*イブラのPK
 
ミランに移籍してからムンターリが期待以上のパフォーマンスを見せていますが、この試合でも素晴らしいプレーを見せました。
イメージ 1
 
次に日曜日のビッグゲーム・ユーヴェ−インテル戦。
ユーヴェ−インテル(2−0)後半13分カセレス、26分デルピエロ
ボール支配率:ユーヴェ61%、インテル39%
シュート数:ユーヴェ11本(枠内9)、インテル8本(枠内6)
絶不調のインテルですが、さすがにユーヴェ戦ともなると意地を見せました。
前半は五角以上というかインテルがリードして終えてもおかしくない内容でした。
しかし後半コーナーキックからカセレスに頭で決められると、戦意喪失気味に一気にユーヴェペースとなり、デルピエロ荷2点目を決められ2−0で試合は終了。
翌日モラッティ会長はラニエーリの解任、後任監督にジュニアレベルのチャンピオンズリーグを獲得したばかりのインテル・プリマヴェーラの監督ストラマッチョーリを就任さすことを発表。
サネッティよりも2歳若い監督がどんな手腕を発揮出来るのか興味深いです。
 
イメージ 2
 
次に水曜日に行われたCリーグ準々決勝第1戦・ミラン−バルセロナ戦。
ミラン−バルサ(0−0)
ボール支配率:ミラン35%、バルサ65%
シュート数:ミラン5本(枠内3)、バルサ11本(枠内3)
 
ミランにとってチアゴ・シルヴァの欠場は、イブラを欠くよりも大きな打撃と思っていましたが、ミランのディフェンス陣が我慢強く踏ん張りました。
ミランはスロースターターのバルサを攻め、試合開始3分に決定的ゴールチャンスを作り出しますが、ロビーニョの蹴ったシュートは枠を大きく外れます。
前半16分にサンチェスがGKアッビアーティに引っ掻けられてPKかと思われましたが、ゴール横の線審の指示で主審はPKを取りませんでした。
前半25分くらいまで試合を有利に進めていたミランですが、徐々にバルサがペースを掴み、ミラン陣内でバルサがボールを回しながらミランディフェンスを切り崩そうとする展開が続きます。
しかしネスタに率いられたミラン・ディフェンス陣は集中力と粘りで守り、スキを突いてカウンター攻撃を仕掛けますが、両チーム無得点のまま前半を終了。後半もゴールが入らないままスコアレスドローで第1戦は終了しました。ミランは中盤のベテラン2人(アンブロジーニとセードルフ)の踏ん張りも印象的でした。
ホームといえどもミランの敗戦を予想している人が多かっただけに、試合後のアッレーグリ監督をはじめミラン関係者にはホッとしたような達成感が漂っていました。
 
バルサは最後までミランのディフェンスを崩せませんでしたが、何やら狼の群れが獲物を囲んで追い込むような凄さを感じました。
イメージ 4
 
 
日本赤十字社・東北関東大震災義援金
台風12号による被害に伴う義援金 
 
『欧州サッカー批評』はこちらから
 
CALCIO!CALCIO!CALCIO!ホンマヨシカのセリエA観戦記』はこちらから
7calcio.html
 にほんブログ村 セリエA]
 
 

閉じる コメント(4)

閉じる トラックバック(0)

全104ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]


.

CALCIOの友
人気度

ヘルプ

Yahoo Image

  今日 全体
訪問者 32 125041
ブログリンク 0 64
コメント 0 2421
トラックバック 0 76

ケータイで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

URLをケータイに送信
(Yahoo! JAPAN IDでのログインが必要です)

1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

標準グループ

開設日: 2008/6/4(水)


プライバシーポリシー -  利用規約 -  ガイドライン -  順守事項 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2012 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.