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「全裸物語改め実家物語」〜ろりえ第10回公演〜



   作・演出:奥山 雄太

  ◎12月29日 14:00(2時間)シアター風姿花伝

  ろりえの本公演もやっと10回目、もう10周年も目前ですね〜

  今回はまさかのアイドルさんが客演。

  ノーメークスの洪さんは大人計画の井口さんがプロデュースの

  演技の出来るアイドルさん、今年のムージックラボ「神宿スワン」で

  精霊の声を担当していたのが洪さんという事で、


ネタバレしますので、未見の方は注意!(見に行けない方はどうぞ)



 STORY

  何処かの田舎、屋根の上で歌う姉妹。

  家の外では隣人に刺されるのを覚悟しながら、喜び姉妹と歌う父。

  姉は母を説得し、妹が夢である歌手になる為、上京を応援すると約束する。

                          ・

  一方、実力はあるのに、音楽活動に情熱がない男「富士」。

  音楽を辞めようと思っていた所へ、助っ人演奏しているバンド「ヌーディスツ」の

  健ト郎に音楽を辞めるなよ〜と言われて続けるのだが、間もなく健ト郎は亡くなる。


 <主な登場人物>

  ろりこ・・・洪 潤梨さん、歌手を目指し上京もアイドル→挫折してライブハウス勤務。

  姉・・・徳橋みのりさん、ろりこを応援して送り出す。実は自分も上京・挫折経験あり。

  母・・・木村香代子さん、音楽教師で娘大好き、今は演劇部顧問だがボケ気味・・・。

  父・・・岡野康弘さんん、バイオリニストだったが、台風で家崩壊と共に死んだらしい。

  姉の元×5夫・・・山口航太さん、韻を踏まないラップで姉と6回目の結婚を願う。

                            ・

  富士さん・・・安藤理樹さん、ろりこの同棲相手の元バンドマン。CMソング等作曲中

  健ト郎・・・小倉ケントさん、バンド「ヌーディスツ」のボーカル。殴り癖があり若くして死亡。

  ベース・・・高木健さん、殴られ上手なヌーディスツのメンバー、富士とのバンドを目論む。

  みどり・・・岩崎緑さん、ろりここバイト先の店長。かつてヌーディスツを応援してた。

  電通・・・松下伸二さん、富士の雇い主、D社のサイクロン式炊飯器のCM企画中。

  ゆうこ・・・奥山雄太さん、富士に抱かれたいと願う、声の高いJK、ろりこのバイト仲間。

                            ・ 

  上京してアイドル活動をしていたが、売れないのに妹ユニットが出来ると聞いて脱退

  夢を諦めきれないまま、ライブハウスでバイト中。

  同棲中の彼(富士)とは、勤務時間の関係からすれ違いが続き寂しい日々。

  富士は、ゆうこ・ベースにストーキングされながら

  サイクロン式炊飯器のCMソングを作るのだが、Mr電通マンにはイイ曲過ぎで連続ボツ

  ツマラナイ曲を作ろうとしていた矢先、クライアントのジェイムス・Dからの要望で

  思い切りイイ曲を作る事になると、Mr電通より大事にしていた未完成の曲を強要される

  その事を「ろりこ」に反対され、距離を置こうと部屋を出て行くのでした。

                            ・

  そして、ろりこの元には姉と6度目の再婚を狙う元・義理の兄がやってくる。

  台風で実家が屋根を残して飛んでしまったらしい、大変だからと音信不通のろりこを

  探して連れ帰って、姉のポイントを稼ぎたいらしい・・・・

  最初は断っていたが、富士との事もあり、フラリと帰って来る「ろりこ」

  姉は「音沙汰もなく、何で帰って来た」と言う感じでキツクあたってくる。

  父は一人で幽霊としての自覚がないまま、みんなの会話に入っては無視された事に嘆く。

  相撲部にしか見えない演劇部の男性部員2人が屋根をも持ち上げに来た後

  顧問である母が現れ、大喜びでコンビニのから揚げを買いに行くのだった。

  しかし、母は突然娘のセーラー服を着て現れ、祖母と同じようにボケてしまい

  叔母に引き取られる事になるのでした。

                           ・

  健ト郎との昔を思い出し、ゆうこと再会して自分の気持ちに気が付いた富士。

  電通に提出した曲を取り下げてもらい、ろりこの実家に向かう。

  そこで霊感体質の富士は、父親に教えてもらい、姉妹が居る浜辺へ向かう。

  すれ違いで姉と出会う富士。

  姉も若い頃に家出して、都内のオーディションを受けて落ちまくっていた事。

  ストリートで歌う、健ト郎に歌ってもらった応援歌の事を思い出し、富士に話すのだった。

  裸になる、自分を曝け出すって歌だったのかな?と今更考える姉。

  そして、ろりこにはそんな場所が必要なんだと言って、富士は実家の所へ戻る。

  屋根の上で寝ている「ろりこ」に謝罪の言葉をつぶやいて、富士は去っていくのでした。

  姉が戻って来ると、目が覚めた「ろりこ」。

  姉もCD出したかったーと叫び、ろりこもまだ諦めきれないから帰れないと本音を語る。

  とりあえず、姉はやっと韻を踏めた元・旦那と6度目の再婚を決めて実家を離れる。

  都内に戻ったろ「ろりこ」紅白の真裏・ライブハウスでたった1曲「ろりこ」に歌う富士くん。

  実は田園調布のタワーマンションの実家へ一緒に行こう!

  ごはんが炊けたよ〜♪

  羽の生えた健ト郎、なぜか半裸の電通ドラム、演劇部の相撲演武が幻のように映り

  楽しそうに演奏とともに舞台が幕を閉じるのでした。


  今回は洪さん主演、ろりえからは徳橋さんと奥山さんだけの出演でしたが

  常連の高木さん、小倉さん、全裸と言えば松原さん、

  そして木村さん(ババア)松下さん(ジジイ)

  ろりえらしいキャストと、ちょっと風変わりな演出で笑いも起こる中、いい話でした。

  冒頭からババアが少女期のろりこを演じるのはもう当然ですよね!

  ジジイが電通役って、電通の2文字が今はインパクトある響きでしたが

  合ってるかどうかも解らない英語を使い、J・ダイソン相手にいつものテンション

  かと思うと、最後は渋〜く富士の思いを受け止めてくれるのがカッコイイ!

  最後にドラム叩いている姿(半裸)は、メタルバンドに居そうで、似合ってました。


  小倉さんと言えばポリス役が多いけど、ブライアンセッツァーのような役で

  高木さんのとコンビは出番少な目だけど、テンポ良かったしなかなかの人物。

  岡野さんの富士との会話させる為に使うのも豪華でしょ

  今回は脇で主役を支えならが、ろりえらしさを体現していた徳橋さんは流石。

  みどり役の岩崎さんと、主役の洪潤梨さん、

  ろりえ初参加とは思えない位、違和感の無い演技でした。

  洪さんは初主演だったそうですが、周りに助けられた面もあったかもしれないけど 

  5人目のろりえっぽい元気さと、少し意固地な感じがあって良かったです。

  岡野さん繋がりで、フィクションズの公演とか凄く似合いそうな気がします。

  終演後のノーメークスのライブを見て、本当にアイドルなんだと多彩さに感心

  記念にCD買おうと思ったんだけど、井口さんが売り子で来てたから

  ビビッて買わずに帰ってしまいました、今後は他のメンバーを拝見する機会が

  あるかもしれませんね〜。(上埜さんはフライヤー良く見かけます。)

                           ・

  ろりえはコーヒーまみれになって、色々モノ投げられたりしながらも「木」あたりから

  なかなか感動的な流れを作ってきて、今回は本当にアイドル公演としても

  普通に脚本提供してもいい感じの良作。

  昭和を味方にする宅間さんの作品なんかより、30〜40代に受けると思うよ。

  で、奥山さんが冒頭のダンスで「どこかで見た顔」と一瞬解らない女装にやられた

  声の高い馬鹿っ可愛いい「ゆうこ」役は酷く美味しい役で、結構場面を浚いました。

  最初の頃は頑なに自分は出なかった奥山さん、

  今後の女優活動に期待しております。

  あらすじ名作劇場も楽しみに拝見しつづけますよ〜

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