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知られざる真実

神戸連続児童殺傷事件

1997年、神戸市で酒鬼薔薇聖斗ことA少年(14歳)が起こした連続児童殺害事件で、A少年は、関東医療少年院に送致された。

A少年は関東の少年院に入院して1年ほど経った頃、工作の授業で、新聞広告のチラシを切り抜いてコラージュを制作した際、乳児の写真を目や耳、手足など部位別に一つ一つハサミで細かく切り刻んで、それを画用紙にわざとバラバラに貼った作品を作って、「精神と肉体の融合」の題を付けて発表した。

その後、社会復帰を向けた準備の為、2001年11月から1年間の間、仙台市にある東北中等少年院に移送された。この東北中等少年院にいた際、Aにとってショックな出来事が2つあった。

1つ目は、久しぶりに母親と面会したが、この時に母親はAに向かって「あなたの口からはっきりと聞きたいことがある。淳君(被害者の子供)を殺したの? 淳君を殺したのは、本当にお前なのか? あの事件は冤罪ということはあり得ないのか?」と言った。Aは母親のこの態度にショックを受けたと少年院関係者に語った。

2つ目の出来事は、少年院の仲間にAが酒鬼薔薇聖斗だとばれてしまった時だった。当初は偽名を使っていたが、回りの院生に知られてしまい、それからは集団のいじめが続いた。特にAを極端に傷つけた言葉が「このブタ野郎が!!」だった。ある日、Aはいじめがエスカレートした最中に、突然奇声を上げ、半裸状態でカッターナイフを振り回して他の院生を威嚇し始めた。その際に急いで教官らがAを取り囲んで落ち着かせて説得しようと試みたが、Aは再び意味不明の奇声を発しながら、カッターナイフで自分の性器を切りつけた。Aはその後に個室に軟禁されられたが、しばらくの間、奇声を発するのが続いた。

さらに、2004年12月、少年はカウンセリングの最中に、母親役である精神科の女医を押し倒して暴行をしようとする事件を起こした。

しかし、それでも「Aは6年5ヶ月に及ぶ精神医療と矯正教育の結果、性的サディズムが改善された」として、2004年3月10日に少年院を仮退院した。その後、東京多摩地区にある団地の一室で法務省関係者と同居し、少年院で取得した溶接の資格を使って、近所の工場で毎日働いている。また、彼の身元が判明しないように、身元引受人と養子縁組して名前を変え、出生地や学歴なども偽の履歴を使用している。

そして、2004年末以降は、保護観察期間が終了し、現在は完全に自由な身となっている。被害者遺族への慰謝料は、出版した本の印税などから、毎月Aから4,000円、Aの両親から8,000円支払われている。

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