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彼は背が低く小柄で、甚だ無様な体躯をしていた。
片方の肩が一方より上がっており、顔は小さく、表情は冷酷そのもので、その為、人々は一見して彼の顔に
悪意、詐欺、策略を嗅ぎつけたであろう。考え事をしている時、彼は下唇を下品に噛み、また誰かが言っていた
ように、その冷酷な肉体に宿る恐ろしい本性ゆえにいつも苛立ち、動き回り、少しも落ち着きがなかった。
その上、身に着けた短剣を手にして、じっとそれに見入る時、鞘の中程まで引き抜いたり、元に収めたりして、
全部抜き放ったりすることは決してなかった。
生来、機を察するに敏であり、一分の付け入る隙もなく、また、容易に真情を顔に出さず、空惚けるのが実に
うまく、一方、自尊心が強くて傲慢であったが、この性格は死ぬまで彼に付いて回った。
その死を目前にした彼は不忠の仲間に見捨てられ裏切られるよりは、剣の一撃によって斃されるのを望みは
したが、臆病にも始終戦闘を回避し、そのたびに風前の灯ともいえる己が命脈を保ったのであった。
が、その命も、敵意と病気と当然の報いとから、間もなく破滅を迎えたのである。
(以上は『私の英国史―空しき王冠』のエドワード・ホール『年代記』抜粋を引用)
(´・∀・`)ヘェー
それでこの文中の「彼」っていうのは誰なんだって?もちろんリチャード3世だよ!
お前実際リチャードを見たのかっていうくらい詳細に書いてあるけどこれ相当嘘入ってるよ!
せ○しのび○こと書いてないだけマシと見るか、それとも…
“Jocky of Norfolk, be not so bold,
For Dickon thy master is bought and sold.”
Jockey. Norfolkの名はJohn.
Dickon. 勿論 Richard をバカにした呼び方。
bought and sold=Betrayed for a bride.
(以上『Richard III』(注釈・大山俊一)より引用)
勿論 Richard をバカにした呼び方
勿論 Richard をバカにした呼び方
(´・∀・`)ヘェー
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こんばんは。興味深い記事をありがとうございます。TBさせていただきました。
『私の英国史』は図書館にあるのを見つけて、そのうち借りようと思ってそのままでした。年明けにでも借りて読んでみようと思います。というか、むしろ古本探して買うべき?とプチ悩み中です。
>Dickon. 勿論 Richard をバカにした呼び方。
エエエエエ。一瞬信じかけましたが、もしそうなら、リチャードLOVEの作家達が揃ってDickon呼ばわりする筈がありません。紛らわしい注釈をつけないでください!
2010/12/27(月) 午後 10:36 [ 秋津羽 ]
コメントとトラバありがとうございます!
『私の英国史』は『空しき王冠』のくだりを読むと相当へこめますよ(リチャード2世、
リチャード3世的な意味で)(´・ω・)
あとイングランドがメシマズになったのはヘンリー5世のせいだなと確信しますた。
>紛らわしい注釈
全くもってその通りでございます。『勿論』とすがすがしく言いきっておられますが
ちょっと待てと。それともシェイクスピアの作中の文脈的な意味で『バカにした
呼び方』と言ってるんだろうか…にしても失礼な話だと思います。
2010/12/28(火) 午前 8:26