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        秘密保護法裁判に不当判決
     東京地裁は司法判断を避け「門前払い」


 秘密保護法が合憲か違憲かの判断を回避―フリーのジャーナリストら42人が提起した秘密保護法違憲・無効確認と国への損害賠償を求めた訴訟で、18日に東京地裁が下した判決は、いずれも原告側の主張を退けた不当なものだ。103号大法廷に集まった約100人の傍聴者と出廷した30人の原告は、みな一様に腹立たしさを覚えた。

 訴訟の最大焦点は、秘密保護法が国民の知る権利を侵害するなど違憲か否かがだった。谷口豊裁判長は「具体的な紛争が生じていないので、訴えは不適法」と却下した。裁判に向かないから審理はしないとしたのだ。つまり裁判所は憲法判断に踏み込まず〝逃げた〟のである。また、同法成立により取材の自由が制限され、委縮効果を生んでいるので慰謝料として一人10万円の損害賠償請求について、谷口裁判長は「取材活動が困難になったと認められない」と棄却した。

 ところで開廷前にちょっとした〝揉め事〟があった。原告団が事前に地裁に申請した判決日の開廷直前の写真撮影が不許可になった理由を、原告の一人が谷口裁判長に尋ね、ムッとなった裁判長は「閉廷後に理由を説明する」と素っ気なく答えた。尋ねた原告は、司法記者クラブによる2分間ビデオ撮影を許可しているのに、なぜフリーランスの撮影はダメなのかを知りたかったのである。そして記者クラブの撮影が始まる直前に撮影不許可に抗議するため原告6人が退席した(6人は撮影終了後に入廷)。

 閉廷後、原告団はどんな理由が聞けるのかと期待して待っていたら、戻ってきた谷口裁判長は「信頼関係をそこねた(理由の説明を求めたからか)ので、理由は説明しない」と言い放った。裁判長の子供じみた態度に原告団は呆気にとられた。〝絶望的な裁判所〟を見た気がした。

 判決後、参院議員会館会議室で開いた報告集会で、原告代理人の山下幸夫弁護士はこう言った。

「地裁は秘密保護法が違憲か否かの判断を回避、逃げた。提訴したのはそこを判断してもらうためだった。スルーしたので、控訴する。高裁では違憲判断を迫る」

 同じく原告代理人の堀敏明弁護士は「合憲判決があり得たが、最悪の結果は避けられた」と感想を述べた。

 社民党の福島みずほ、生活の党共同代表の山本太郎の両参院議員から「原告団、頑張れ」とエールを送られた。

橋詰雅博(原告)


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