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明日は野となれ山となれ。
明日には明日の風が吹く。趣味とコンビニ駄菓子のブログ。コメント大歓迎☆

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スカイダイビング体験

スカイダイビングの体験に行ってきた。
お世話になったのは、「スカイダイビング関西」というスカイダイビングスクール。


11時からの便を体験予約したので、朝4時に家を出て神戸に向かって走った。
スカイダイビング業界ではパラグライダー業界で「テイクオフ」と呼ぶ行為をジャンプと呼ぶらしい。
愛知県豊田市から兵庫県豊岡市までは距離があり過ぎて、時間が読めなかったので朝4時に出発したら、9時ごろにスカイダイビングスクールに到着してしまった。
イメージ 1
スカイダイビングスクールに顔を出して、「11時予約の岬崎ですが・・・」と声を掛けると、10時半頃まで準備が出来ないから待って欲しいと言われる。
私は元来飛行機が大好きだ。
高校卒業時の「将来の夢」はジャンボジェット機のパイロットで、おバカな工業高校卒なのに大学に自己推薦で無理やり進んだのは、航空大学校への入学資格に大卒が必要だったからだ。
残念な事におバカな工業高校卒の灰色クレイバーな頭脳は大学で全く役に立たず、単位を湯水のように捨てて留年し、大学中退して人生仕切り直しして今に至る訳だが。
それでも空が大好きで、パラグライダーを趣味に持っている私が空港の敷地内にあるスカイダイビングスクールの受付で、申し訳なさそうに「10時半まで待って欲しい」と言われて喜ばない筈がない。
嬉々として空港の屋上にある見学・見送りデッキに登り、滑走路でチョロチョロ動く小型旅客機をフェンスから身を乗り出して見学した。
イメージ 2


楽しい時間は一瞬で過ぎ去り、気が付くとスマホがどこからかの着信を受けて振動している。
着信画面には「スカイダイビング体験の連絡先」と私が電話帳に登録した名前が表示されており、電話に出ると準備が出来たからスクールに来て欲しいという連絡だった。
これからテイクオフを始めそうな小型旅客機に後ろ髪を引かれつつ、スカイダイビングスクールに足を運ぶ。


サクッと講習を受けて、ハーネスを着用し、飛行機に乗り込む。
スカイダイビング専用のドアが無いセスナ機に後ろ向きに乗り込み、テイクオフ。
ドアが無い飛行機というのは実に新鮮だ。
エンジン音と風切り音で機内は会話も成立しないし、雲に入るとヒンヤリ冷たくなるし雲を抜けると日差しが鋭くなる。
パラグライダーが地面と雲の間の空間を飛行しているのに対し、飛行機は平気で雲を突き抜けて上空に上がっていく。
そこらに存在する全ての雲より高い位置まで登り詰め、私の背中で待機しているインストラクターが「行くぞ!」と肩を叩いて合図をしてきた。
講習で教わった通り、本来ならドアがあるべき開口部から足を出して座り、両手で肩ベルトを握ってリラックス。
高度4000メートルで眼下に雲を見ながらリラックス、というのはいささか無理な注文ではなかろうか、と思っていたらそのまま突き落とされた。
いや、突き落とされた訳では無い。インストラクターも一緒に落ちている。
重力と上下感覚が消えて、下に見えていたはずの雲が頭上に見えて、足の下で猛烈な勢いでセスナ機が遠ざかって行くのが見えた。
インストラクターが何やら背後でゴソゴソして体勢を整えてくれて、雲を腹の下に見つつ空気にフワリと乗っているという不思議な世界に足を踏み入れた。
空気に乗った感触を感じると、もう無重力な感じはしない。
強烈に空気が抜けて行く風切り音が危機感を煽るが、気分は最高である。


続きは動画で。
(Youtubeにアップロードする許可を得ています)


パラグライダーで空を楽しんでいる私にとって、全く別の世界がスカイダイビング業界にあった。
爪に火を灯すような努力で高度を上げているパラグライダーから見て、4000メートルという贅沢極りない高度を50秒で1000メートルまで消費するという行動が、羨ましい。
そもそも私自身のテクニックで1000メートルまで高度を上げた経験がまだ無い。
1000メートルの高度、というとパラグライダーでは「何でもできる自由な高さ」であるのに対し、スカイダイビングでは「安全ギリギリのパラシュートを開く高度」らしい。
何と贅沢な高度の使い方なんだと舌を巻きつつ、パラシュートを開いて滑空飛行に移った。
滑空に入ると、ようやく、テイクオフ前にセスナ機のエンジンを始動して以来の会話が成立する。
パラグライダーと翼形が違い、乗り心地も空中での挙動も私の知っているパラグライダーとは随分違うものの、背後で糸を引いている黒幕・・・ではなくてインストラクターが何を考えているか、だいたい予想が付く。
が、スピードが速い。
パラグライダーのスピードを常識として持っている私にとって、常識外れの事故レベルのスピードで地面に近付いてゆく。

「は、は、ははは、速いっすねぇええ!!!!」

私のパラグライダーの経験上、明らかにヤバいスピードで地面が迫ってくる。心の声が口から零れた。
飛行機から飛び降りる時には大してビビらなかった私だが、地面が猛スピードで近付いて来ると途端にビビり始めた。
だが背後で糸を引いている黒幕のインストラクターは「イエーーーーーィ」などと言いながら平然と地面に向かって突っ込んでゆく。
講習で教わった着陸姿勢、膝を伸ばして爪先を上に向けて、踵で地面を滑るように・・・を意識してその姿勢を取るが、この速度は明らかにヤバい。
ヤバい、ヤバイとビビるが私がコントロールできる訳ではない。


地面に踵が触れて、これは痛い目が会いに来てくれると覚悟を決めて地面に突っ込んだものの、予想外にあっさり着陸できた。
聞いてみると、パラグライダーより浮力が小さい分、人間が地面に触れて荷重が抜けると瞬時に速度と浮力を失う・・・のだそうだ。
そう言われれば確かに、滑空速度も沈下率も強烈に大きかったものの、地面にパッセンジャーの私が足を触れた瞬間にサクッとその場に立つ事が出来た。
パラグライダーとは違い、空の入口も出口も余所にあるようである。
うっかりパラグライダーの常識を持ちこんでも、無用の長物だったようだ。


空は広い。
そう思っていた時期が私にもありました。

「普段は趣味でパラグライダーで遊んでいるんです」
「そうなの? どこのスクール?」
スカイトライです」
「あ、俺、昔営業で行ったことあるよ。OさんやIさん、元気してる?」
「Oさんは相変わらずです。Iさんは自分のスクールを持って独立しましたよ」
「へー、Iさん独立かー。凄いな〜」

ランディングして、スカイダイビングスクールの建屋へ戻るハイエースの中で、私の面倒を見てくれたインストラクターと交わした会話。
空はこんなに広いのに、スカイスポーツ業界は、たまたま私がお世話になったインストラクターが私の所属するパラグライダースクールの校長と知り合いだった、ってくらい狭い業界である。
日本の空は、まだまだ可能性を秘めている。


パラグライダーのエキスパート証まで取れたら、次はスカイダイビングのライセンスに緒戦したいと思った私であった。

この記事に

  • こんばんは。

    ・・・・・・!!!!!!
    せ、背筋がぁ・・・Σ(=△=iii)
    トリハダ立ちましたヨ!
    ウチは、絶対ムリですわ・・・。
    でも、楽しそう!
    インストラクターさんが、撮影してくれたんですネ!
    ナイス!

    テルさんRS

    2014/7/28(月) 午後 11:12

    返信する
  • 顔アイコン

    高所恐怖症さんは、動画でもダメらしいですね。
    高上がり大好きな私は、地面が近付いて来た時の方がビビりましたが。
    高所恐怖症の克服と、背後霊退治のために一発どうですか?

    [ 山咲圭佑 ]

    2014/7/30(水) 午前 0:45

    返信する

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