63万円のお箸と、映画「カティンの森」
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今日は、六本木で映画でも見ようと出かけてみたが特に見たいと思うような映画がなかったので、あても無くブラブラして、東京ミッドタウンでウインドウショッピングをしていたらとんでもないお箸を発見した。その値段を見て思わず二度見してしまった。スワロフスキーの何万もするお箸等が並んでるなかで\63,000のお箸があり「高いなー」と思いながら立ち去ろうとしたら「あれ、カンマの位置が・・・」と二度見したらなんと¥630,000のお箸でした。だれがこんなの買うの??いわゆるブランドみたいにステータスを誇示しようにも家で使うものだし、知り合いを家に呼んだとしても、確かに見た目に高そうだがさすがに\630,000もするとはだれも思わないだろう。 たぶん、そんなことを気にしないくらいの大金持ちが買うのだろうけど・・・ ちなみに左の二組は1組\525,000で\1,050,000でした。 その後、ブラブラと銀座まで歩いていき、たまたま「銀座シネパトス」の前をとおり過ぎようとしたら、愛染恭子のポスターが目に入り「まだ、現役なのか」と思いながら、ふと横を見たら「カティンの森」のポスターが目に入った。「カティンの森」が映画化されたなんて知らなかった。間違いなく鬱になる映画だろうから迷ったが、せっかく銀座まで来て偶然見つけたのだから見ようと決め「銀座シネパトス」へ。 下の写真にあるように「銀座シネパトス」は、銀座のど真ん中にあるのに、昭和の場末の映画館の雰囲気を醸し出している映画館でよく何十年もつぶれもせずにもっているなぁーといつも思っている。 たぶんガラガラだろう思ったら100席も満たないところだったが、6割程埋まっていた。だいたい単独か夫婦の人達が多かったが、2組ほど恋人同士らしい人達がいた。近くの有楽町マリオンにいかず、わざわざここに来るということは内容を知って見に来ているのだろうけど、とても恋人同士で見るような映画ではないと思うが。 内容は「カティンの森」で検索すれば詳しい内容はすぐわかると思うが、第二次世界大戦時にロシア・ドイツに占領されたポーランドで発生した、虐殺事件。約25,000人のポーランドの戦争捕虜等が、スターリンの命令によりロシアのNKVD(現KGB)により銃殺され埋められた事件。ロシアは長い間、ナチスドイツの仕業としてきたが、90年代のロシア等の体制崩壊によりポーランド内で調査が進められ真相が明るみになった、というより西側ではロシアの仕業ということは公然の秘密だったのだけど。 物語は、ポーランド将校らがロシア軍に連行されていくところから始まり、戦争が終わり帰還を待ちわびる家族がその死を知るまでだが、なんの前触れもなくところどころで急に時間が飛んでしまうところがあり、概容を知らないと戸惑うかもしれない。後、人間関係がいまひとつわかりづらいとこもあったが、ラスト数分のシーンは圧巻だった。圧巻と言っていいのか分からないが、捕虜を収容所から「カティンの森」へ連行し、一人また一人と埋める穴の前に連れてゆき後頭部を拳銃で撃ちぬくシーンがラストの数分、延々と続き、そのままエンドロールになる。思ったとおり鬱になる映画でした。 最後のシーンがあることが分かっていたら恋人同士で来るとは思えないが、お二人で戦争とは人間とはなにかということを語り合いたいという人以外は恋人同士の人達にはおすすめ出来ないです。
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