紡ぎたい「結いの心」
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こんばんは、スタッフの三浦です。
最近ブログ更新が滞っていますが、温かい目でご覧下さい(笑)
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さて、1/21(日)に第35回Mfnetとなる『紡ぎたい「結いの心」』を開催しました。
今回は濱田 倫紀氏(綾スローフード協会会長)、郷田 美紀子氏(薬膳茶房 オーガニックごうだ代表)、長尾 拓氏(Mfnetスタッフ:宮崎県職員)の3名のパネラーにお話を伺いました。
「結いの心」とは地域で助け合いながら自らを治めていく自治の心です。
前綾町長である故郷田 實氏の半生を振り返りながら、またパネラーの方達のそれぞれの思いをお話しいただきました。
お1人目は濱田倫紀氏です。
濱田氏は郷田前町長を「それは子どものためになるか?」という価値基準をいつも持ちながら、次の100年のことを考え、町民をトレンドに乗せていく未来志向の町経営をされていたそうです。
それを踏まえ、我々若い行政マンに対して「役人は導く人になってほしい」とおっしゃいました。住民の目先のニーズばかりを気にするのではなく、住民のことを思えばこそあえてニーズに対応せず、住民がより自発的に自治の心を持って行動できるように導くことが必要と説かれました。
また、濱田氏は綾町を、束縛する地域社会であり、煩わしい家族関係が残っている町ということで「不自由で豊かな町」と表現しました。綾町は公民館を利用した地域づくりなどに取り組んでいますが、地区ごとの人と人とのつながりが強い様子が分かります。
続いてお2人目は郷田美紀子氏です。
郷田前町長を父に持つ郷田美紀子氏は、郷田前町長を厳しい父と表現されました。
しかし、その背中を見て感じたのはとても強い綾町への郷土愛でした。
そして、父のバトンを引き継ぐように、郷田美紀子氏も「子どものために美しい綾の山を残したい。」との思いから、鉄塔建設の反対運動や綾の森を世界遺産に登録するための活動を立ち上げました。今では綾の森は全国の多くの方が知ることとなっています。
郷田美紀子氏はこのご自身が活動された経験から「人に指を向けるのではなく、自分がどうかを考えられる人間が集まる町が本物の町になる」とおっしゃっていました。ぶれない理念と方向性を持ち活動された姿は、我々も見習うべきところが多くあると感じました。
そして最後はMfnetのスタッフである長尾拓氏がパネラーを務めました。
地元(美郷町南郷区渡川)小学校の廃校をきっかけに、地元の仲間たちと渡川ONE(どがわん)を結成。
様々なイベントを通して、子どもと親の交流や子どもたち同士が一緒に遊ぶ機会を創出しています。
長尾氏がこの活動で目標としているのは、「渡川の子どもたちが郷土愛をもてるような大人になる」こと。自身も地元を愛する親の背中を見て育った経験から、このような思いを持つようになりました。
そのために「行動しないと何も生まれない」という信念のもと、今後も活動を展開していくと力強く語ってくれました。
今回はいつものワークショップと異なり、各パネラーの講演の後に、参加者が数名ずつグループになり講演の感想などを述べあう形式をとりました。
様々なバックグラウンドをお持ちの方が多い中、多様な視点から話し合いを持つことができ、新たな気付きを得ることができました。
各々が思う郷土愛や、一住民としての自治の心など、見つめなおす時間になったのではと思います。
なお、今回の企画は宮崎県立図書館とのコラボとういことで、講師依頼、会場の提供、広報などで担当者の方には大変お世話になりました。ありがとうございました。 |