もりつちの徒然なるままに

<禁無断転写> ウォーゲームの話、戦史の話(かなり濃い目)、旅の話などを書いてみました。

読書日記

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書籍紹介「世界の傑作機No.148 F8Fベアキャット」

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世界の傑作機No.148 F8Fベアキャット 文林堂

世界の傑作機シリーズの最新刊(2012年2月現代)は「世界最強のレシプロ艦戦」こと、F8Fベアキャット。戦闘機としては極めて優れた性能を有しながら、間一髪対日戦に間に合わず、その後はジェット化の波に呑まれて活躍の機会を得なかった不運な機体。今ではレシプロ機の世界最速を記録してその高性能ぶりの片鱗を伺わせる程度だ。
本書ではF8Fについて、開発経緯から技術的特徴、艤装、各型解説等、本機の主要な点をバランス良く抑えている。読者が恐らく興味を引くであろうF8Fと「烈風」の対決についても数ページ割いている点はありがたい。値段が高めなのが玉に傷かな。

お奨め度★★★

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書籍紹介「歴史群像アーカイブ21」

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歴史群像アーカイブ21--第1次世界大戦(下) 学研

同シリーズ20「第1次世界大戦(上)」の続編である。
今回は戦車の誕生からソンムの戦い、カポレット戦、カンブレー戦、皇帝の戦い、アミアン戦等が取り上げられている。他に航空戦、日本海軍の地中海派遣、ヴェルサイユ条約等も扱っている。塹壕戦に対する解決策としての戦車や浸透戦術等の取り上げ方が面白い。

お奨め度★★★

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書籍紹介「歴史群像アーカイブ20」

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歴史群像アーカイブ20--第1次世界大戦(上) 学研

このシリーズは過去歴史群像史に掲載された記事をテーマ別に再編集したものである。
今回は第1次世界大戦がテーマで、開戦劈頭のマルヌ会戦から、中盤のヴェルダン攻防戦までの主要な戦いを描いている。主な内容を拾ってみると、マルヌ会戦、タンネンベルグ戦、シャンパーニュ・アルトワ会戦、ガリポリ上陸戦、ユトランド沖海戦、ヴェルダン要塞攻防戦等で、その他軽巡「エムデン」の戦い、毒ガス戦、青島攻略戦、ツェッペリン飛行船による英本土空襲の記事に収められている。枚数的な制約のため個々の記事は概略的なものに留まっているが、第1次世界大戦の大まかな流れを知るには便利な構成になっている。

お奨め度★★★

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書籍紹介「ソフトウェア品質会計」

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ソフトウェア品質会計―NECの高品質ソフトウェア開発を支える品質保証技術

誉田直美 日科技連出版社

NECにおけるソフトウェア品質手法であるソフトウェア品質会計について、その実践方法を記した著作。品質会計を採用するかしないかは別としても、SQA活動をどのように進めていけば良いか。品質指標や品質目標をどのように設定すれば良いかについてヒントを与えてくれる著作である。実戦的に使える著作であった。

お奨め度★★★★

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書籍紹介「サイパン戦車戦」

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しばらく外出していたのですが、久しぶりにブログを更新します。
ネタは無難な読書ネタから・・・。

サイパン戦車戦

下田四朗 光人社NF文庫

サイパン島における戦車第9連隊の戦いを描いた著作。本書はその玉砕戦を描くため、日本における戦車隊の誕生から筆を進め、太平洋戦争の推移、関東軍に所属していた戦車第9連隊がサイパンに派遣させるようになった経緯、そしてその玉砕戦へと筆を進めていく。その後は戦車を脱出した筆者らの脱出行き、サイパン戦終了後1年以上にも及ぶゲリラ戦、終戦と投降、捕虜生活、帰国、そして戦後30年の時を経て九七式戦車の日本に帰国するまでを描いている。
本書の優れている点は、時間的に連続した一連の出来事を単に時系列的に並べるのではなく、ある時は捕虜生活、ある時は突撃場面、ある時は全体描写といった具合で視点を次々と切り替えることによって読者を飽きさせない点である。サイパン島における戦車戦といえば、九七式戦車の部隊が米軍のM4シャーマン及びバズーカ砲によって一方的に叩きのめされたという感があり、実際もその通りなのだが、それをそのまま描いたとしても面白い訳がない。筆者はそれを時間的な面で料理し、読者を飽きさせないことに成功している。
資料性といった点ではとにかく、体験者の生々しい体験が盛り込まれているという点や、何よりも話として面白い点で、万人にお奨めしたい戦記である。

お奨め度★★★

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