3日に亡くなって・・・
いろいろとやることが次から次へと・・・
正月ということも重なり、火葬場の方もいっぱいとのこと・・・
とはいえ、ママとしては、できるだけ長く家に居てほしいと思っています。
明日、通夜・・・
明後日、告別式・・・ となりました。
おかげさまで、これまでも多くの方に夫に会いにきていただけました。
さすがに、正月元旦からの2日間、病院と自宅を昼に夜にといったり来たりしていた息子たちですので、4日の夜は、疲れが出て、皆、ぐっすり眠ったようです。
ママも3日、4日、5日と・・・夜になるともう、動けない状態で・・・そのままベットへバタンキューです。
・・・・・・・・・・・・
1日の日、夫からいつ来るの?という催促の電話をもらって・・・前日、留守番にきてくれた母といっしょに病院へ行くと痛み止めのおかげで、ようやく痛みも治まって穏やかな表情でした。
そんな様子を見て、今日は、家に帰るよと言って1時間ほどで新宿駅から帰っていった母でした。
その後、ママはずーーっと夫の病室に・・・
いろいろなことをしゃべっているのですが、そのうち、沈黙も・・・
すると・・・何か話をしてくれ・・・と半分くらいしか聞き取れない言葉でおしゃべりの催促をされたママ・・・
夕べは・・・とっても夜が長かったと夫が言い出しました。
ほとんど眠れない中、太陽が出るのが待ち遠しかった・・・と。
前々日、持ってきた数独のプリントがテーブルの上に置いてあったので、それを手に取り、書きだしたママ・・・
PCでプリントアウトしたものですが、中級編と初級編・・・
さすがに中級編は難しかったようで、夫は数個数字を入れただけで放置してありました。
そんな様子を見ていた夫が・・・初級編をやる!と言い出し、2人で黙々と数独を始めました。
しばらくすると・・・夫が完成!!
その後、中級編をママが完成!!
できた!と喜んでいると・・・夫が見せてみろと・・・
ほら・・・できているでしょ・・・と見せると・・・うんと頷いていた夫でした。
なんだか、落ち着いたように見えた夫・・・
とりあえず、今日は、退出時間に家に帰るね!というと・・・わかったと言って、手を振って病室を後にしたママでした。
何かあれば、すぐに電話をもらう約束を看護師さんにして・・・
そして・・・翌朝方、3時すぎだったか・・・電話のコールが2度ほど鳴りました。
12時には寝ていたママですので、すぐに目が覚め、電話口にいくものの・・・切れてしまいました。
息子たちも起きてきて・・・着信記録を見ると・・・大学病院・・・
何かあれば、またかかってくるだろうと思い、ママは、顔を洗って、化粧をし支度をしていました。
が・・・しかし・・・電話がかかってこない・・・
何だったのだろうか・・・と困惑するばかり・・・
三男がかけ直してみなよと言ってくれて、リダイヤルすると・・・総合受付にかかり、血内に回してもらいたい旨伝え、血内に・・・
先ほど電話があったようですが、どうしたのでしょうかと訊くと・・・
呼吸が落ちたので、今、レントゲンとCT撮影に行ったところですので、ちょっと待っていただいていいですか・・・と。
今、行くこともできますけど、どうなんでしょうかと訊くと・・・そうですね、そうしていただいても構いませんよ!とのこと。
すぐさま、3人の息子たちを連れて家を出ました。
もちろん、途中、妹にも連絡をいれて・・・
病院に着くと・・・
鼻のチューブだけでなく、マスクをして荒い息をしている夫が居ました。
その後、先生に別室で説明を全員で受けることに・・・
先ほどから呼吸が落ちてしまったので、画像を撮ったのですが・・・と言って、レントゲン写真を2枚見せていただきました。
一枚は、入院した時のもの・・・もう一枚は、先ほど撮ったもの・・・
入院時は、きれいな肺でしたが・・・今は、3分の2が真っ白な状態でして、水で覆われているとのこと。
呼吸器の状態もマックス容量で対応しているとのこと。
血圧も低下しているので、順次、昇圧剤を増やして対応する。
熱は40℃を超えているとのことで、抗生物質を入れていく・・・
ただ、脈は130ほどあるので、今すぐどうなるということでもないですよ・・・と。
ただ、峠としてはこの2〜3日・・・と。
部屋に帰ると、息をするたびに苦しい表情を見せる夫・・・
夫は、何かしきりに話をしようとするのですが、聞き取れない・・・
ママがとんちんかんなことを言うと・・・まったく・・・といった感じの表情もみせていました。
昨夜の夜明けが待ち遠しいという言葉が忘れられなくて・・・ひたすら早く夜が明けることを思い、夫のそばに家族して居ました。
ようやく夜が明けて・・・それでもまだまだ熱も下がらず、呼吸も荒い状態・・・
妹が叔父と従兄弟に連絡すると・・・お昼すぎに来てくれました。
お父さん、わかる?!・・・みなさん、来てくれたよ・・・との言葉には、苦しいながらも反応してくれていました。
1時間ほどで、引き上げてもらい・・・その後、妹夫婦にも一度、戻ってもらい、その後、長男、三男が残り、ママと次男も一旦家に戻って、夜交代することにしました。
家に帰るとお昼過ぎに再び、我が家に来てくれていた母が居てくれました。
食事をとり、1時間ほど横になった後、再び、次男とママで病院へ・・・
病院について・・・様子を見ると・・・すでに手に力も入らない状態に・・・
その後、長男、三男を家に戻し、次男とママとで付き添っていたのですが、だんだんと血圧が低下・・・
昇圧剤投与もマックスにして、70台を割るようになってきたので、先生に確認をお願いすると、近親の方には今のうちに会っていただいてもよいかもしれません。とのこと。
3日になろうとしていた時間でしたが、長男と三男に来るように連絡し、再び、妹夫婦にも・・・
その後、脈が安定していることもあったのですが、呼吸の様子をただただ見守る家族にしてみれば、辛い辛い時間になりました。心臓がドキンドキンと動くと共に呼吸を一生懸命にしようとする夫・・・呼吸をするたびに顔をゆがめて・・・ ・・・
見ていられない・・・
夜の東京の街を時より見ては・・・楽になっていいよ・・・と思うママでした。
奇跡は起きないものなのか・・・
夜空が白み始めても尚、苦しい呼吸を繰り返す夫・・・
もしかしたら・・・また明日の朝も迎えるかもしれないと思い、脈の状態を看護師に確認すると・・・100
ただ、血圧が50になっているので、ストンと落ちる可能性もありますが・・・と。
で・・・今晩のことも考えて、一度、ママが家に戻って昼に息子たちと交代できるようにしようと相談し、7時すぎにママ一人で家に戻りました。妹夫婦も戻り・・・
8時少し前には家に着き、母が切っておいてくれたおせちの残り物でごはんを食べて・・・顔を洗って化粧をし直して・・・としているうちに・・・三男から電話・・・
脈が低下し始めたからすぐに戻ってくるようにとのこと。
そのまま、車で病院へとって返しました。
病院のロビーに入ると・・・エレベーター前で長男が待っていてくれて・・・
さっき、息をひきとったと教えてくれました。
ママや妹たちが着く直前に・・・3人の息子たちに見守られて逝っちゃいました。
息を引き取る際に、先生から・・・今なら声が聞こえるから声をかけてあげて・・・と言われたそうでして、3人でお父さん、お父さんと声をかけたそうです。そして、次男が夫の手を握り、見送ったそうです。
そして、最後に夫の目から涙がこぼれ、次男が言うには、手を握り返してくれたように感じたと・・・
最後の最後まで父としての役目を果たして・・・息子たちに教えていってくれた・・・そんな夫でした。