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今はあんまり聞かれなくなった都市伝説に、「サーカス団は子供をさらう」というものがあります。
この都市伝説の大筋は、
「各地を巡業するサーカス団は、新しい人材を集める為に、幼い子供を誘拐したり、人買いから買い付けている。サーカス団では子供に芸を仕込ませるために、無理やり大量の酢を飲ませて身体を柔らかくする」
というような筋書きです。
多分、細かい設定は違っていても、似たような噂は日本全国各地にあったのだと思います。
なんでサーカスが子供を誘拐するという話が出来上がったのかはよくわかりません。
私個人としては、サーカスを今までの人生で一回も観た事がありません。
サーカスの巡業だって、数年に一度来るか来ないかですから、娯楽としては身近な存在ではありませんでした。
サーカスって、都市伝説が形成されるほど怪しい存在だったのでしょうか?
見たこともない外国の動物を連れまわして、人間離れした曲芸を披露する怪しい集団というような見方をされていたのでしょうかね。
それにしても「酢で身体を柔軟にする」ってのがもっともらしいですね。
現在では酢を大量に摂取したとしても、身体の柔軟性を向上させる効果は無いとされています。
だけど、一昔前は酢で身体が柔軟になるという説は、広く信じられていました。
私の小学校の担任の先生は、真面目な顔で「酢は健康にいいし身体が柔らかくなる」と、生徒に指導していました。
サーカスの曲芸には様々な種類があります。
身体の柔軟さだけが、ことさら要求される出し物ってなんなんだろう?
日本のサーカスの起源が何時の時代なのかはわかりませんが、日本人全体の記憶中枢に、「サーカスの芸人たちは身体が異常なほど柔らかい。あの柔軟さは普通に会得したものじゃなく、幼いうちから強制的に仕込まれたに違いない」といった、偏ったイメージが、初期のサーカスを体験した日本人によって形成された可能性があります。
芸能で生活している人たちへの偏見に加えて、「サーカス」という響きが発する異国の香りがかもし出すある種の如何わしさ、外国の猛獣など見たこともない珍しいものを見せる見世物小屋的な胡散臭さが、『サーカスは子供を誘拐している』という都市伝説を数十年にわたって生き延びさせたのでしょうか?
サーカスそのものが娯楽としてはマイナーなものになってしまった今のご時勢では、生存困難な都市伝説になってしまいましたね。
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ちょっと気になったのでコメントしますが、これって都市伝説でもなんでもないです(酢の効用はともかく)。もちろん今では行われてないでしょうが。正しくは昔話です。 半世紀ほど前の日本なら当たり前に言われていた事ですね。 サーカスに限らず人身売買が当たり前に行われていた時代の名残だと思います。
2006/7/4(火) 午後 10:00 [ 通りすがり ]
子供の売り買いが行われたのはサービスだけではなく、見世物小屋に売られたり、ある者は丁稚奉公に出されたり、女なら女郎屋に売り飛ばされたり。「売った」「買った」という表現に抵抗があるなら、「口減らしのために身元を引き受けた」と理解していただいても構いませんが、その実態はあくまでも人身売買です。 買われた子供は物同然の扱いですから無理な稽古もさせ放題というわけです。
2006/7/4(火) 午後 10:02 [ 通りすがり ]
むしろ女郎屋や丁稚奉公といったものが一般的でなくなった時代にも残ったのがサーカスだったので、人身売買のイメージがいつまでもまつわりついたのでしょう。
2006/7/4(火) 午後 10:02 [ 通りすがり ]
「酢を飲ませて柔軟にする」までが都市伝説だったんですね。
以前読んだ漫画『くみちゃんのおつかい』で、主人公のくみちゃんが危うく“キャンディよりも甘いお酢”で、ぐにゃぐにゃの体になりそうになってましたw
多分、ネムキ辺りに連載されていたみたいでしたが、お酢云々は作者の創作かと思っていたのでビックリです。
2009/5/22(金) 午前 6:56 [ 沢口 ]