北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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一週間前の6日(月曜日)、台湾に向けて出発した日、成田空港でこんな本を買った。
この本を一昨日から昨日にかけて、読んだ。


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これは、『原田マハ』という変わったペンネームの女性作家が書いた小説を文庫本にしたもの。

『月刊ジェイ・ノベル』(実業之日本社刊)という雑誌に2011年4月号から2013年4月号まで連載されたものを、昨年(2016年)12月に文庫本化(実業之日本社文庫)されて、発行されたものである。

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ストーリーは、この写真(本のカバーから)でもわかるように、20××年に42歳の逆さで相馬凛子という初の女性総理(第111代総理と書かれている、ちなみに現在、安倍。鳥類学者の夫・日和(ひより)は、心優しい男(優柔不断にも見える)でまた(鳩山兄弟を思わせるような)金持ちで『良い家系?』の坊ちゃんでもある。
この夫の『日記』という形で書かれたのが、この小説。

『月刊ジェイ・ノベル』というのは、若者向けの雑誌なのだろう。非常に軽いタッチの文章で書かれていて、読みやすい。
(また、『痛快な小説』でもある。)

この文庫本に(今、話題の)安倍昭恵夫人の書いた『解説』が4ページほどついている。
(私は、解説がついているのを知らないで、購入した。もっともこの本を買ったときに、現在の『アッキード事件』などと揶揄される事態について書くブログの記事の参考になるだろうな、という思いがあったのも事実だ。)


この『解説』はさほど、面白い文章ではないが、次のような書き出しで始まっている。

<この小説を初めて読んだのは、第二次安倍内閣が発足し、約五年ぶりに私が「総理の妻」となって一年が過ぎた頃」でした。知人から「読んでみたら」と勧められたのです。>

そして、凛子が総理に就任するや、<そこにかけこんできたのが、凛子が党首を務める直進党の広報担当者富士宮あやかでした。彼女は、日和専属の広報担当。日和は、彼女から日々の言動についても指示されます。>

<これは、私とは大きく違うところで興味深く読みました。私には広報担当者がおらず、総理の外交行事の時以外は、基本的に自分が会いたい人に会い、行きたいところに行っています。>


このように、昭恵夫人は書かれているが、最近、明らかにされた『総理大臣夫人付』の名刺を持つ、女性秘書(常勤が2人、非常勤が3人)がいるということについては、触れていない。
今の時点で考えると(もっとも、この文庫本は、昨年12月に発売されたばかりのもの)どうも、『物事をぼかして?』書いていると思わざるを得ない。


また、昨日の12日、投開票があった山口県下関市長選で、現職の市長(自民、林参議院の系列)=中尾友昭氏=に対抗して、安倍首相の元秘書=前田晋太郎氏=が立候補して、保守同士の激戦の末、元秘書の前田氏が勝利している。

(前田晋太郎 48,896票
  中尾友昭  45,546票
 松村正剛  10,958票  投票率47.09% 確定票)

この選挙に際しても、『首相の妻・昭恵市が再三にわたり応援に入った。』と『朝日新聞』などにも書かれている。
これは、ご本人(昭恵氏)が、10日の『みそぎ?』が済んだせいか、安心して(?)またフェイスブックなどで、ご自分の選挙応援の写真などをアップしているので間違いがない。


このような選挙の応援活動は、当然、誰かが日程を調整しなければ、スケジュールを組むことはできない。ということは、『総理の外交行事の時以外』にも、自分勝手に行動する以外の『ゾーン』が(かなり?)存在していることは間違いがない。そして、それらは日程を調整する『秘書』が関与していることが(少なくとも)大半であるはずだ。


このように、『総理の夫』の解説は、はからずも安倍昭恵氏の言動の『グレーゾーン』とか『嘘に近いことを平気で言ったり、書いたりする傾向』をクローズアップする結果になってしまっている。


それ以外に、大きな違いがある。

それは、小説の中の『相馬凛子』総理は、日本の財政破たんをもたらさないように『消費税増税』をきちんと行うこと(ただし、さまざまな税制改革も同時に行う。また、複数税率を導入して、消費者の負担が低所得者にとって過重なものにならないように配慮している)と同時に、『脱原発』、そして『社会全体で子育てができ、女性の社会進出もバックアップする』という政策を、全力で追求している。

この辺が、一時期は、『脱原発』に興味をもったらしいが、もう『気が変わってしまった?』のか、さっぱりそういう話を聞かない安倍昭恵氏とは、全く違っている。
(もっとも、この小説は、『3・11』の直後に書き始められたということに着目しておく必要はあろうが…。)


ちなみに、この『解説』のなかで、安倍昭恵氏は、『原発』については何も触れていない。
それは、夫の安倍首相が、先の3月11日の式典でのあいさつで、『原発事故』について、全く触れなかったのと、ぴったり一致している。

どうも、安倍昭恵氏は、『家庭内野党』などという存在では全くなく、(表現としては、あまり上品ではないが)、もし籠池氏らのことを『トカゲのしっぽ切り』などと表現するのであれば、夫晋三氏と共に、『2匹のトカゲ』的な存在位置にあるのではと思わざるを得ない。
(もっとも、籠池氏が理事長を辞任したといっても、単に娘に理事長を譲ったに過ぎないということも忘れてはならない。)


また、日本には、韓国のパククネ大統領が弾劾されたことを見て、(安倍首相の支持者なども含めて)『痛快』と感じる人も多いようだ。

しかし、パククネ氏は、『弾劾判決』を受けながら(そして、自分の支持者3人が死亡していながら)まともなコメントも出さず、記者会見をせずにいるようだが、同時に、この安倍昭恵氏も、何も『記者会見』をしないで、あたかも『無罪放免』になったかのように、フェイスブックでの活動?を再開していることにも注意を払わなければならない。

仮に、パククネ氏が、人々の(暖かな、あるいは熱い)心がわからぬ、『爬虫類』であるとすれば、昭恵夫人も、現状のような行動をとっているままでは、『爬虫類=トカゲ』と批判されても仕方があるまい。

最後に、3月11日の式典における安倍首相の言葉を引用しておこう。

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<本日ここに、文仁親王同妃両殿下の御臨席を仰ぎ、「東日本大震災 六周年追悼式」を挙行するに当たり、政府を代表して謹んで追悼の言葉を申し上げます。

 かけがえのない多くの命が失われ、東北地方を中心に未曾有の被害をもたらした東日本大震災の発生から6年の歳月が流れました。

 最愛の御家族や御親族、御友人を失われた方々のお気持ちを思うと、今なお哀惜の念に堪えません。ここに改めて、衷心より哀悼の意を捧げます。また、被災された全ての方々に心からお見舞いを申し上げます。

 被災地に足を運ぶ度、震災から6年を経て、復興は着実に進展していることを実感します。インフラの復旧がほぼ終了し、住まいの再建や産業・生業の再生も一歩ずつ進展するとともに、福島においても順次避難指示の解除が行われるなど、復興は新たな段階に入りつつあることを感じます。しかしながら、今なお12万人の方が避難され、不自由な生活を送られています。

 被災者の方々お一人お一人が置かれた状況に寄り添いながら、今後とも心と身体のケアや新たな地域社会の形成など、復興の進展に応じた切れ目のない支援に力を注ぎ、更に復興を加速してまいります。

 同時に、震災による大きな犠牲の下に得られた貴重な教訓を、常に顧みながら、英知を結集して、防災対策を不断に見直してまいります。政府一丸となって、災害に強い、強靭な国づくりを進めていくことを、改めてここに固くお誓いいたします。

 震災の発生以来、地元の方々の御努力を始め関係する全ての方々の大変な御尽力に支えられながら復興が進んでまいりました。日本各地のみならず、本日ここに御列席の世界各国・各地域の皆様からも、多くの温かく心強い御支援を頂きました。改めて、心より感謝と敬意を表したいと思います。

 東日本大震災の教訓と我が国が有する防災の知見や技術を世界の皆様に役立てていただくことは我々の責務であり、今後、防災分野における国際貢献を一層強力に進めてまいります。

 我が国は、幾度となく国難と言えるような災害に見舞われてきましたが、その度に勇気と希望をもって乗り越えてまいりました。今を生きる私たちも、先人たちに倣い、手を携えて前を向いて歩んでまいります。

 御霊の永遠に安らかならんことを改めてお祈り申し上げるとともに、御遺族の皆様の御平安を心から祈念し、私の式辞といたします。

平成29年3月11日
内閣総理大臣 安 倍 晋 三>
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原発事故。


これを一度も使わない、、、と言うやつですかね。

記載されても読む気もしませんよ。 削除

2017/3/13(月) 午後 8:04 [ ] 返信する

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> ぜさん
これは、安倍首相がいかに『恥知らず』なことをやっているかという証拠のために載せたものです。

2017/3/13(月) 午後 9:32 [ 北京老学生 ] 返信する

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